恩田陸著。
まあ~登場人物が多いこと。
その誰もが主人公であり、脇役であり。
それぞれの偶然やら思惑やらで東京駅に吸い寄せられくる。
締め切り間近の入金トラブルの保険会社のOL。
ハリウッドの映画監督。
オーディション終わりの子役の女の子達。
他々・・・
テロリストの持っていた爆弾の紙袋が、句会友達に会うために上京してきた老人の紙袋と入れ替わってしまったために、それらの人々がそれぞれに巻き込まれ・・・
ずいぶんと賑やかな仕立てになっています。
パニックコメディと書いてあることからもわかるように、たしかに、それぞれがパニックに陥っていて、きゃんきゃんわーわーと・・・。
スピーディだし、展開も面白いんだけど、
なんか物足りない。
登場人物の多さゆえに、それぞれの描写が浅薄なせいか。
みんながただ騒いでいる印象。
なかでは子役の子達がしっかりと描かれていて面白かったかな。
それにしても、私は恩田陸さんの作品、まだ4作目(?多分、そんなもん)だけど、それぞれの内容の違いようには驚きます。
すごく引き出しをたくさん持っている方だなあ。
才能があるって素晴らしい!
まあ~登場人物が多いこと。
その誰もが主人公であり、脇役であり。
それぞれの偶然やら思惑やらで東京駅に吸い寄せられくる。
締め切り間近の入金トラブルの保険会社のOL。
ハリウッドの映画監督。
オーディション終わりの子役の女の子達。
他々・・・
テロリストの持っていた爆弾の紙袋が、句会友達に会うために上京してきた老人の紙袋と入れ替わってしまったために、それらの人々がそれぞれに巻き込まれ・・・
ずいぶんと賑やかな仕立てになっています。
パニックコメディと書いてあることからもわかるように、たしかに、それぞれがパニックに陥っていて、きゃんきゃんわーわーと・・・。
スピーディだし、展開も面白いんだけど、
なんか物足りない。
登場人物の多さゆえに、それぞれの描写が浅薄なせいか。
みんながただ騒いでいる印象。
なかでは子役の子達がしっかりと描かれていて面白かったかな。
それにしても、私は恩田陸さんの作品、まだ4作目(?多分、そんなもん)だけど、それぞれの内容の違いようには驚きます。
すごく引き出しをたくさん持っている方だなあ。
才能があるって素晴らしい!
私も恩田陸読みます~
ここ1、2年少々未読がたまっていますが・・。
内容や幅の違い、わかる感じがします。
私も◎作品と○作品に密かにわかれているかもです。
私はミステリー色の濃い複雑なしくみになっていると
謎が残りすぎて、うーん。と思ってしまうんです。
「ドミノ」は本当にドミノ倒しのごとく、
バッタバタ進んでいきますよね。
「黒と茶の幻想」「六番目の小夜子」「夜のピクニック」
あたりが私のもう一度読みたい一冊デス。
私は雑に読み進んでしまうので、すずさんの
丁寧な所感でまた紹介してもらえると嬉しいなぁ
なんて思います
自分では、とってもいい読者だから、伏線など途中からは気にしてられないほど没頭できるのだ!なんて思ってます。(笑)
私はミステリー大好きなので、そっちの方が◎になっちゃうかも。
かなり読書の傾向が偏っていますが