たまには映画「ブラック・ダリア」

義姉上と映画を観に行って来ました。
映画の趣味は全然合わないんですが、義姉上のおごりなので大人しく「ブラック・ダリア」を観て来ました。
なんて控えめな小姑なんでしょっ。

で感想ですが・・・。

どうもテレビスポットなどを見て勘違いしていたようです。
映画は、女優志望でブラック・ダリアと呼ばれた黒ずくめの女性が殺されるという、実際に起こった猟奇殺人事件を基にしているそうです。
私はその殺人事件の犯人を追いつめていく映画だと思っていたのです。
しかし、映画はこの殺人事件を追う刑事を追っていきます。奇妙な三角関係、あらわになる相棒の犯罪。　
めまぐるしく変わる場面、息をつかせぬほどの展開。
正直、私にはよく分からない場面や、ここは必要な流れなの？なにかの伏線だったの？みたいな箇所が多々ありました。
いろいろなことがスピーディに起こるので、そのことの意味をいちいち考えている余裕がない。
結果、なんだか疾走感はあるけれど、まとまりのない印象。
何を描きたかったのか不明。グロいところや犯人達の醜悪さばかり目に付きました。
私的には面白くなかった。

とてもこの映画を観たがっていたお義姉さんは隣でぐっすり眠っていました。