のりたま日記

平凡な日常でも
 愉しいこと探せばいっぱいあるはず

きっとこの小説は

2012-03-04 | 思うこと
 キターーーーーー!!!
 きっとこの小説は日本の宝になる!

この帯文句に心捕まれて買ったのです

 いえね
 文句を言うつもりはありません
  ありませんが、ちょっと言いすぎではないかい?

 
  五島列島の中学校の合唱部のお話。
 
   全国コンクールを目指して
   初めはバラバラだった部員が
   最後には団結して一つの旋律をちゃんと歌うようになる
   その過程での
   生徒や家族、先生の想いを織り込んだ小説

   すんごくありきたりなんだけど
   どこか懐かしい
    そんな子いたなぁ~
    あぁいう子もいたなぁ~
   自分の学生時代にスイッチバックしながら
   楽しめました

 高校では毎年、クラス対抗の合唱コンクールがありました
 最初は
 特に男子がふざけて乗ってこず
 女子と諍いがおこり
 そのうちに朝練をしたりしながら
 クラス全体が盛り上がって当日を迎えるのです

 どういう訳か
 一年生より二年生、二年生より三年生が
 聞き応えがあって上手いのです
 クラスに一人や二人、音楽に詳しい子がいたものです
 
  昨日も発表会を終えた孫のコウキが
   胸が苦しくて痛かったんよ~
   でもがまんしてやったよ!と言っていましたが

 のりたまもやっぱり
 あの当時、緊張して胸がバクバクしていましたね
 
 そういう事を共有しながら
 団結して行く過程がたまらなく青春だったんだと
 今、思えます
 
 読み終えてとっても清々しい気持ちになりました
 
 何度も出てきたんですが
 サクマの缶ドロップが懐かしく
  もう一度口に入れてみたくなりました。
   カラカラと缶をならして。。。     
コメント (4)
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