コスモス
昨日森に入りましたが、行き交う人達と自然と挨拶が交わされます。
お目当ての花と出会い少しカメラを向けていましたら青年が歩いて
来ました。「こんにちは」と少し通り過ぎて立ち止まり話しかけて
きました。少し陽に焼けてちょっと男前のする息子位の年齢でした。
「何してるのですか」「花の写真を撮っているの」から始まり
「はじめてこの森に入ったんです」「気持ちが良いでしょう」
それから話が思わぬ方向に。思い詰めて歩いていたのでしょう。
悩みがあるようでボソボソと話し始めたのです。え~なんでそんな
話を私にするのと思いましたが聞く事に。とても重い荷物を背負って
悩んでいたのです。でも聞いてあげるだけで何も出来ません。
私が言えることは「自分に向き合って逃げないこと」
「結論は自分で出すこと」位しか言えませんでした。
「その時はとても辛いでしょうが後で笑える時が来ますよ」
と言って分かれました。青年は奥の方に進んで行きましたが
「帰ります」ともと来た道を帰って行きました。
「さようなら お元気でね」
話すことで少し気持ちが楽になってくれたら良いのですが。
お話を聞いている間花にいい光が回っていたのですが横目で
見ながらでした。でもいいかなこんな時があっても。
良いことをなさいましたね。
その青年もきっと、心が軽くなって帰られたのでしょう。
お花を写している優しい方と思って、声をかけたのでしょう
お話読んで思いました。これも一つのとっても大切な出会いなのでしょうね。
色々な形の其れがありますが・・・青年にとっては大切なこの瞬間にnottiさんと出会って
お話しが出来たその事で心救われもしかして
安らかな気持ちになれたのでしょうか?きっとそう思います。お花の好きな人は良い人ばかり・・・いつもそう思っています。
もう二度と出会うことのない人ですが思い出すと何か切ないですね。まだお若いのですから早く元気になって貰いたいです。
人との出会いは不思議なものですね。つくづく思います。