「野里町歩紀 ~思いつくままに~」

野里町歩紀 ~摂河泉をゆく~ に次ぐ第二歩です

確定申告をしました

2025-03-03 16:40:11 | 日記
 確定申告をしてきました。と言うかしました。今年もスマホを使ってe-Taxでしました。スマホとマイナカード、職場でもらった「給与所得の源泉徴収票」と日本年金機構から送ってきた「公的年金等の源泉徴収票」。妻のマイナカードナンバーがあれば2回目ということもあり、ほぼ「次へ」「次へ」であっという間に終わりました。こういう時はマイナカードって便利ですね。

 しかし年金満額プレーヤーになったからでしょうか納税額が倍ほどになっていました。ただ納税は国民の義務なので特に言うことはありません。後は公平な徴収と分配、適正な使用をお願いします。政治屋さんと自営業さんも納めるものは納めてくださいね。納税はサラリーマンと公務員、年金受給者だけの義務ではありませんから。

 そして「老後はきょうようが大事」と言われます。「きょうよう?」。「教養」ではありません。「今日する用事」です。趣味や通院以外に何かすることがなければ、あっという間に社会から置いていかれます。納税なんてできればしたくありませんが、それでも確定申告をしたことで社会との繋がりを感じられるのは私だけでしょうか?
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新聞斜め読み~夕刊~

2025-03-02 11:50:00 | 日記
 昨日の夕刊と今日の朝刊です。あれあれ?斜めから読んでも同じだな。最近の夕刊って朝刊の予告編みたいですよね。それとも朝刊が夕刊の続編なのかな。朝刊はさらに関連記事があるのですが夕刊はほぼ1面だけ。ブツブツ言いながら読んでます。
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労働

2025-02-27 06:49:05 | 日記
 一番下の孫は車が大好きです。特に「働く車」。お気に入りはゴミ収集車。次女は働いているので、今春保育園に入るまでうちで預かっています。そのため週2回のゴミ収集日は大変です。ゴミ収集車のオルゴールが聞こえれば玄関先で待ち受け。作業員の方もパッシングしてくれたり手を振ってくれたり大サービスで孫も大喜び。


 建設用重機も大好きです。YouTubeで配信されている「はたらく くるま」と言う動画。「♪ のりもの あつまれ いろんなくるま どんどん でてこい はたらく くるま… ♪」の歌に合わせてはしゃいでいます。


 孫はいろいろな車を見て喜んでいますが、私はちょっと違った視点で見ています。たくさんの車が出てきますが、当然それらの車を運転している人や乗っている人たちが映っています。それを見て「人が働く姿は美しいな」「労働って尊い営みだな」と思うのです。退職してからは特に。
 私も前職を定年退職しましたがまだ働いています。70位までは何らかの仕事をしなければならないなと思っています。その後も体が動く限り国民健康保険料くらいは稼ごうと考えています。

 「働」と言う漢字は「国字」と言って、中国から伝わったのではなく日本で生まれた漢字だそうです。「人が動く=働く」。日本人らしい素晴らしい字だと思いませんか。中国が四千年かかっても作られなかった「働」と言う字。日本人なら特殊詐欺や闇バイトばかりしてないで働きましょうよ。
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誕生会

2025-02-23 17:04:23 | 日記
 今日は私たち夫婦と二人の娘、三人の孫とともに数日遅れで妻の誕生会。年齢は非公開です。それぞれの旦那さんは仕事と一杯のみ。いつものメンバーです。


 愛車の「蘭丸」は7人乗りなのでチャイルドシートを3つ取り付けても全員乗れます。


 毎年二人の娘がこのイタリアンレストランで私たち夫婦の誕生会をしてくれるのです。


 一番上の孫はもう2年生の女の子なので自分の好きなものを食べています。弟君は幼稚園の年中さんになり、だいぶ落ち着いてきました。一番下の孫はちょうど何でも自分でしたい年頃。「〇〇ちゃん自分で。〇〇ちゃん自分で」と言って手を焼かせます。半個室なので小さな子どもがいても大丈夫です。


 フリードリンク(アルコールを除く)です。私はハンドルキーパーなのでお酒は飲みませんが、妻と上の娘はワインやサワーを飲んでいました。


 女子っていうのはパスタやピザが好きですね。




 お誕生日おめでとうございます。6月は私の誕生会です。次は私が飲む番。元気でいなければ。






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よっ、大統領

2025-02-21 23:41:58 | 日記
 昔「国際政治学」という授業で「大統領制は大統領という独裁者をも民衆の力で抑え込むことができるほど高度に民主主義が成長したアメリカでしか存在し得ない制度。その他の国の大統領は所詮独裁者の延長」という話を聞いたことがあります。お隣の韓国では大統領が変われば政権中枢はおろか官邸の門番まで変わると言われます。それほどまでに権力、権限、権益が一極集中するのが大統領制です。その向こうの広い国の大統領なんて〇〇党一党独裁体制の独裁者にしか過ぎません。なぜ〇〇党のように「書記長」「総書記」って名乗らないのでしょうか。独裁者のくせに。

 ところがそのアメリカ。本当に高度に成長した民主主義国家なのでしょうか?そんな危機感を感じるのは私だけでしょうか?強権者がいなければ国をまとめることができないのでしょう。それに比べればコロコロ指導者が変わっても何も変わらない日本は平和な国なんでしょうね。「ボケ」が付きますが。これは「島国」という地理的なものと「皇室制度」のおかげでしょうか。私はそんな日本を誇りに思います。
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琵琶湖一周歩紀10~ゴールをめざし「南湖」を歩く~

2025-02-17 00:13:02 | 日記
訪問日:令和7年2月15日(土)
出 発:JR「堅田駅」
到 着:JR「大津駅」

 さあ琵琶湖一周歩紀も最終回となりました。今回は「湖西」のJR堅田駅から再度「琵琶湖大橋」を渡り「湖東」へ。「南湖」の残り東半分を歩いてゴールの「大津」を目指します。「近江八景」もまだ5つ残っていますので、それを意識して歩きました。トイレ・自動販売機はたくさんあるので給水・トイレにはまったく困りませんが、市街地を出るとコンビニ・飲食店はありません。昼食場所についてはネット情報で。


 JR「堅田駅」は4回目の訪問です。大阪駅から約1時間(1170円)。大津地方の今朝の最低気温は0.5℃。私が自宅を出た時間の豊能町は-2.6℃でした。


 今日の野里町歩紀です。歩数計をリセットして午前7時30分、ニコニコ元気に出発です。


 第2回目同様「今堅田交差点」を右折、郵便局・堅田内湖前を通り過ぎ、前回コースの一つ手前である堅田内湖角の交差点を左に曲がります。まだ陽が昇りきってないのでちょっと逆光です。


 結構広い道路を2~3分歩けば左に「野神神社」。鳥居の横には「勾當内侍御廟道」と刻まれた石標が立ちます。(午前7時48分)


 「殿」と付くほどでもない小さな拝殿と神殿があります。私はこういう雰囲気の神社が大好きです。今日一日の安全を祈願しましょう。


 神殿後ろには「勾當内侍墓」。案内文によれば「勾當内侍(こうとうないじ)」とは新田義貞の妻で、激しい恋の末に結ばれたものの義貞が足利尊氏に討たれたことを知り、今堅田の「琴が浜」で身を投じたそうです。合掌


 お参りを終え神社の前の交差点を渡りすぐ先の路地を左折。第2回で道の駅に行くため通った「この先通れません」の路地に入ります。琵琶湖大橋のアンダーパス手前に階段があるので上りましょう。琵琶湖大橋の南側歩道に出ます。湖西から渡ればまず緩やかな上り坂になります。


 最高部を過ぎたところに展望台ではありませんが、歩道が広くなっている部分がありました。これから歩く「南湖」を望みます。南湖もなかなか広いですよ。


 この後は平坦な道が続きます。料金所に着きました。普通車の通行料金は120円(ETC利用)のようですが、歩行者・自転車は端の出入口をスルー。


 「琵琶湖大橋東詰交差点」の角には「セブン・イレブン琵琶湖大橋東口店」。この後しばらくコンビニはないので必要なものがあればここで揃えましょう。前回は交差点を挟んで斜め向かいのローソンから琵琶湖大橋を渡ったので、実質的にはここが今日のスタートです。ここは滋賀県守山市。(午前8時15分)


 やがて湖畔には「湖岸緑地木浜2公園」。これまでもいくつもの「湖岸緑地」を歩いてきましたが、これは琵琶湖畔に整備された「県営」都市公園です。


 公園のすぐ横は「さざなみ街道」と「ビワイチサイクリングロード」です。今日は基本的にさざなみ街道に沿って歩くのでマップを見なくても道を間違うことはないでしょう。


 振り返ればさっき渡った琵琶湖大橋と雪を抱いた比良連山。


 緑地の左(東)側は「木浜内湖」という内湖を埋めたてた広大な人工島で「SGホールディングスグループ」の立派な体育館や野球場、競技場などが並びます。その隣には「佐川博物館」という施設があるので「佐川急便」グループの社有地なんでしょうね。


 住宅街を過ぎれば埋立地の南側は「琵琶湖レークサイドゴルフコース」。私はゴルフをしませんが、日本のゴルフ場はほとんどが山を切り拓いて作られているので、平坦なコースは珍しいそうですよ。


 公園をどんどん進みます。


 ゴルフコースを過ぎれば木浜内湖の一部が残っていました。(午前8時47分)


この辺りから湖岸緑地は「木浜1公園」になります。


 芝生公園や東屋がありキャンプやBBQができるそうです。


 しばらく琵琶湖と田園の間を進みます。朝霞の向こうには「近江富士(三上山)」が。


 小さな船溜まりを過ぎれば「赤野井3・2・1公園」になります。


 ここも東屋や芝生公園があります。今は冬なので閑散としていますね。


 右に小さな半島が見えてきました。「烏丸半島」です。


 「県立琵琶湖博物館」や芝生広場などがある大きな公園があります。


 半島入口の向かいには「道の駅草津グリーンプラザからすま」。草津市に入ったようですね。(午前9時30分)


 「近江牛カレー」。レトルトですが有名ですね。カフェもありますよ。


 さざなみ街道に戻りましょう。


 ここからは「津田江公園2・1」と続きます。


 デイキャンプやたき火を楽しんでいる人がたくさんいました。ちょっと前のアウトドアは「火を起こす→肉を焼く→食べる」でしたが、最近は色々なアイテムを揃えること自体を趣味にされている方が多いので直火などもなく皆さんマナーを守っておられます。


 左には「津田江内湖」。広い内湖で水上スキー大会なども行われるそうです。


 水路を越えれば「志那2公園」になります。


 その手前で中学生の集団とすれ違いました。みんな元気に「こんにちは」と挨拶をしてくれます。日本の子どもたちは躾けられていますね。学校教育のおかげでしょうか。ただ個人になると「日本人」って奴は…。何か構造的な原因でもあるのでしょうね。私は薄々「○○」のせいだと思っています。


 さざなみ街道は「志那漁港」を跨ぎます。


 漁港を越えれば「志那1公園」になります。


 水田の向こうに「平湖」という内湖が。奥には「柳平湖」という内湖が続くようです。


 しばらくさざなみ街道を歩きます。


 あまり風景は変わらないのでどんどん歩きましょう。


 歩道はビワイチサイクリングロードと兼用になっています。後ろから自転車が音もなく疾走してくるので歩行者は進路を変える際、必ず後ろを確認しましょう。サイクリストの皆さんも歩行者を追い抜くときは徐行願います。(記事と写真は関係ありません)


 水路を二つ越えれば「北山田公園」。


 公園は「北山田漁港」を挟んで1と2に分かれます。


 この立派な建物は何でしょう。


 通り過ぎて門のプレートを見ると「岡田茂吉研究所美術館」というそうです。ググってみると宗教団体のようですね。


 やがて「帰帆(きはん)北橋」という大きな橋が現われました。(午前11時15分)


 橋を渡れば「矢橋帰帆島」。ここは人工島なので「島」には数えません。近江八景「矢橋帰帆」は矢橋港に帰港する帆掛け舟を描いたものですが、人工島の造成により今はありません。そのため当時を偲び人工島の名称を「矢橋帰帆島」としたそうです。


 今日初めての近江八景です。「矢橋帰帆」は、こんな風景だったのでしょうか。


 人工島の湖岸側は南北に細長い「帰帆緑地3.2.1」になっています。


 ここは草津市から大津市を眺める撮影ポイントだそうです。


 足元のハートマークに立って撮影しました。大津の市街地と比叡山です。


 「帰帆南橋」で矢橋帰帆島を後にします。


 そして橋を渡れば左に「イオンモール草津」。あちこちにある大きなショッピングモールです。入ってみましょう。


 どこもそうですがレストラン街やフードコートがあります。良い時間ですね。今日も腹時計は正確です。昼食にしましょう。


 今日の昼食は「豚屋とん一」。フードコートなので完全セルフサービスです。気兼ねしなくて良いですね。孤独な歩紀ニストは人との接点を求めません。


 「とんテキ定食(並)」(税込1199円)でエネルギー補給!


 食事を終えて午後0時15分出発。近江大橋をアンダーパスでくぐります。近江大橋は南湖周辺の市街地化に伴い湖西と湖東を結ぶバイパス道路として昭和49年に開通しました。


 すぐ「大津市」に入ります。


 湖畔に出ればさざなみ街道は「夕照の道」とも呼ばれます。


 そしてこの辺りはもう大津市の市街地です。左には色んな店が並びます。


 マクドナルドを過ぎて橋を渡れば湖岸に出てみましょう。そしてここが「琵琶湖」と「瀬田川」つまり湖と川の境界になります。


 瀬田川に沿って進みます。


 水道橋でしょうかアーチ橋をくぐれば「JR東海道本線」。川沿いには大学や高校漕艇部の艇庫が並び川岸にはボートが並んでいました。漕艇って結構エリートのスポーツですよね。


 続いて「国道1号線」が走る「瀬田川大橋」をくぐります。


 もう完全に川ですね。瀬田川は京都府に入れば「宇治川」と呼ばれ、京都、大阪府境で木津川、桂川と合流すれば「淀川」と名を変え大阪湾に注ぎます。各府県で呼び名は変わりますが琵琶湖の水が海に流れる唯一の川です。


 川沿いは「唐橋公園」です。


 川ですが漁港がありました。「瀬田漁港」です。


 そのまま進んで行けば「ビワイチ出発の地」碑が立ちます。一応、ビワイチはここを起点としているのですね。そしてすぐ後ろに見えるのが「瀬田の唐橋」。


 今は鉄筋コンクリート製ですが日本書紀にも登場する古い橋です。信号を渡ってから橋を渡りましょう。(午後0時57分)


 川の右岸に長細い島があり橋は「大橋」と「小橋」に分かれます。大橋を渡った左側は小高い丘になっており瀬田の唐橋の様子が良くわかります。広重の近江八景「唐橋夕照」は大橋と小橋を見下ろしたものですがドローンでもない限り見られません。この写真が一番近いでしょうか。


 そしてその丘には「俵藤太秀郷」像。大昔、瀬田の唐橋で大ムカデを退治したという伝説があるそうですよ。


 中州のような島から「小橋」を渡り、その先の「唐橋西詰交差点」を左折します。


 車道から川沿いの「瀬田川ぐるりさんぽ道」に出て瀬田川右岸を歩きます。


 最初にくぐるのは「東海道新幹線」。


 その隣は「名神高速道路」。「東海道線」「国道1号線」とともに日本の大動脈がここで瀬田川を渡ります。それほど重要な場所なのです。ここが東日本と西日本の境目かも知れません。


 その先で国道422号線と合流しますが角に蛍谷公園。「紫式部の泉」があります。


 その前の信号で国道を渡りましょう。京阪電車「石山寺駅」の前を通り過ぎます。


 参道を進んで行きます。


 「石山寺」に到着しました。ここは「西国13番札所」ですが「源氏物語ゆかりの寺」としても有名です。この門は「東大門」。鎌倉時代の建立で国の重要文化財です。(午後1時26分)


 志納所で入山料600円を納め右の石段を上ります。名刹ですが安いですね。


 石段を上った正面には「硅灰石(けいかいせき)」。噴出した花崗岩が石灰岩に変成したものだそうです。国の天然記念物で寺名の由来でもあります。


 左に進めば永長元(1096)年再建の「本堂」。国宝です。御本尊の如意輪観音(重要文化財)は33年に一度と天皇陛下御即位の翌年のみに御開扉される秘仏です。前回の御開扉は平成28(2016)年だったそうです。


 本堂の隣には「紫式部源氏の間」。寛弘元(1004)年、紫式部は石山寺に7日間参籠し「源氏物語」を着想したそうです。1000年以上も昔のことなんですね。現在まで語り継がれNHKの大河ドラマにもなる。日本は「文化大国」と言っても良いでしょうね。


 順路の表示に従って進めば突き当たりには「鐘楼」。源頼朝の寄進と伝わる国の重要文化財です。


 その手前の石段を上れば先ほど硅灰石の上に顔をのぞかせていた「多宝塔」。


 これも源頼朝寄進と伝わり国宝です。


 多宝塔の奥には「月見亭」。保元年間、後白河上皇の行幸に際して建てられたもので近江八景「石山秋月」として描かれています。隣接するのは「芭蕉庵」です。


 その前からは瀬田川の向こうに琵琶湖と比良山系が望めます。


 広重の近江八景「石山秋月」は、夕月を背景に瀬田の唐橋と月見亭が描かれているのでここから眺めたものではありませんが、ちょっと月見亭裏の坂道を下り月見亭越しに空を見上げてみました。ドローンやヘリコプターがなかった時代、鳥になった目線で絵を描く歌川広重は凄い人ですね。


 月見亭前に戻り順路に従って進みます。展覧施設の豊浄殿の下を進んで行けば「光堂」。これは平成20年、石山発祥の企業「東レ」から寄進された建物で鎌倉時代に存在したと言われる光堂を復興したものだそうです。やはり文化大国ですね。境内は順路の案内板とパンフレットの境内図を見ながら進めば一巡できます。


 光堂前の階段を下れば「紫式部像」。


 さらに進み「甘露の滝」。


 その前には「無憂園」という庭園がありましたが、獣除けでしょうか無粋な金網で囲まれていました。


 そのまま真っ直ぐ進めば志納所に出ます。約40分の見学でした。ゆっくり歩いても1時間ほどで回れるでしょうか。石山寺を後にします。東大門前にはお土産物屋さんや茶店が並ぶ小さな通りがありました。(午後2時9分)


石山寺前の横断歩道で瀬田川沿いに渡り左へ。大津市街をめざします。


 先ほどの「紫式部の泉」前で瀬田川ぐるりさんぽ道には入らず真っ直ぐ国道を進みましょう。名神高速道路、新幹線をくぐり、さらに唐橋西詰交差も過ぎて国道を進みます。国道1号線、東海道線もくぐります。


 そして小さな川を橋で渡れば右に「瀬田川」と「琵琶湖」の管轄境界の看板があり公園の入り口があるので「湖」に戻りましょう。(午後2時39分)


 ここからは「大津湖岸なぎさ公園」。大津市内に入れば湖岸緑地ではなく「大津湖岸〇〇公園」と呼ばれるようです。大津市は政令指定都市ではありませんが、やはり県庁所在地なので県とは一線を画しているのでしょうね。「役所の縄張り」ではなく税の公平分配の観点からも行政機関としては当然のことだと思います。


 琵琶湖に戻りました。近江八景「粟津晴嵐」は瀬田から膳所まで続く500本を超える松並木が晴れた風の強い日に嵐のように枝葉がざわめく様を表しているそうです。今では伐採されてしまい当時の面影はほとんど残っていないそうですが、復活を祈念して松が植栽され石碑が建てられていました。


 近江大橋の左に見える森を目指して湖畔の公園を歩きます。


 橋で小さな川を渡れば公衆トイレがあるので、そこで一旦車道に出ましょう。国道422号線は県道に変わっています。


 その県道を進んで行けば「本丸町」という交差点に出ます。そして右を見れば何やら門が。ここは「膳所城跡公園」。(午後3時)


 門の手前にある溝は「堀跡」です。


 門をくぐって公園に入ります。膳所城は関ケ原の合戦後、徳川家康が藤堂高虎に築城させた白亜の天守を備える「湖城」でした。正面には「膳所城跡」碑が立ちます。明治維新により廃城となり城門等は膳所神社などに移築されたそうです。


 今ではサクラの公園として整備されています。途中にもあったのですが「四高桜」。昭和16年4月、石川県金沢市にあった旧制第四高等学校の漕艇部員が春季合宿中、高島町「萩の浜」で突然の「比良颪(おろし)」に見舞われ11名の尊い命が奪われたそうです。今では顕彰会が琵琶湖の各地に桜を植え霊を弔っています。琵琶湖には「漕艇」にまつわる話が多いですね。


 ちょっと逆光で見えにくいですが城跡公園の奥、湖畔に「天守閣跡」の石碑が立っていました。


 その横に旧城郭図がありました。天守閣は城の真ん中ではなく湖に面してあったのですね。琵琶湖は天然の要害なので「陸地」から一番遠い場所に天守閣があったようです。


 湖畔には石垣が残ります。




 公園北側から続く橋を渡ります。目の前には近江大橋。


 「膳所港」をぐるりと周り、その先で近江大橋をくぐりましょう。


 石が敷かれていますが「和田の浜」という浜に出ます。


 「大津湖岸なぎさ公園由実浜」を過ぎます。


 途中で左に見える高層ビルをめざし松林を抜けましょう。


 このビルは「びわ湖大津プリンスホテル」でした。(午後3時32分)


 この辺りは「におの浜」というようです。


 ここはなぎさ通りに沿った細長い湖岸公園です。小さな川に突き当たるたびに一旦なぎさ通りに出て、また公園に戻るを繰り返します。


 そうこうするうち左に常夜燈が。「石場津の常夜燈」です。弘化2(1845)年、300mほど離れたところにあった船着場に立てられたそうです。(午後3時51分)


 高さが8mほどある大きなものなので灯台の役目をしていたのでしょうか。間もなくゴールです。


 今日も比良の山々は雪に覆われています。「比良暮雪」これですべての近江八景を楽しみました。広重の浮世絵はどこからの風景か知りませんが「暮雪」ということなので、一番寒い時期のこの時間を選びました。寒いと言っても地球温暖化。積雪は中腹部までです。ちょっと夕暮れには早い時間ですが帰りの電車がありますので…。


 その先に目をやれば見覚えのある建物が。


 昨年3月16日に琵琶湖一周歩紀の第一歩を踏み出した「滋賀県立琵琶湖文化館」前に到着しました。ビワイチの完歩です。「バンザ~イ。バンザ~イ。バンザ~イ」(午後3時56分)


 さあゴールに向けて進みましょう。すぐ目の前には「滋賀県警察本部」があるんですね。


 レトロな「滋賀県庁庁舎」前を過ぎます。


 琵琶湖一周歩紀初日に完歩祈願をした「天孫神社」。お参りしましょう。


 「無事、琵琶湖一周歩紀を終え、帰って参りました。ありがとうございました」


 そして最終ゴール地点JR「大津駅」に到着です。時間は午後4時23分。ここから大阪駅まで約40分(990円)。ちょっと買い物をして午後5時2分発の電車に乗ります。


 本日の歩紀「50690歩」(34.46km)。今日も歩いたな。左足裏には水ぶくれができているようです。ドライブ歩紀や竹生島クルーズもありましたが総歩紀「376397歩」(255.90km)の旅でした。「さざなみの 志賀の都よ いざさらば」


 最後のひとり打ち上げは能勢の地酒「秋鹿千秋」(税込650円)と「鉄火巻ししうどんセット」(税込1800円)。日本酒で「かんぱ~い」。かめたにさんお世話になりました。


 そして本日のゴールであるJR大津駅の1階には「大津駅観光案内所」。通称「オーツリー」かありました。


 何とここには滋賀の地酒コーナー。


 ということで琵琶湖一周歩紀最後の地酒です。大津市の蔵元「平井酒造」さんのワンカップ純米吟醸酒「浅茅生(アサヂヲ)」(税込490円)。ここの蔵元は第2回目の歩紀でもお世話になりましたね。ラベルの絵は「藤娘」というそうです。
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映画「小学校~それは小さな社会~」

2025-02-11 19:48:55 | 日記
 今日(2月11日)、映画を観るため久しぶりに「梅田」に出ました。梅田と言っても「旧大淀区」にある「梅田スカイビル」。私は阪急電車「大阪梅田駅」の一つ手前「中津駅」で下車しました。


 このビルは「空中展望台」が有名です。外国人観光客がたくさんいました。


 映画館はその3・4階にある「テアトル梅田」。4階の「シネマ3」に入ります。満席でしたがチケットはネットで購入しています。便利な時代になりましたね。


 映画のタイトルは「小学校~それは小さな社会~」。昨年(2024年)12月に公開されました。監督はイギリス人の父と日本人の母を親に持つ山崎エマさん。大阪の公立小学校を卒業後、インターナショナルスクールを経て渡米。日米を拠点に数々のドキュメンタリー映画・番組を制作されているそうです。

 
 「私たちは、いつどうやって日本人になったのか?」 
 「THE MAKING OF A JAPANESE(日本人の作り方)」


 舞台は東京の「ある公立小学校」。1年間にわたって1年生と6年生を中心に「掃除」「給食」「運動会」「学芸会」「日直」「下駄箱」など日本人としては当たり前の光景に焦点を当てて作られたドキュメンタリー映画です。「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人”になっている」。私はこのキャッチコピーを聞くだけで、また並んで廊下を歩いている姿を見るだけで涙が出そうになりました。あの子たちの日々の行動と重なるので。

 映画は日本の公立小学校による教育制度を「肯定的」に捉えていますが、全国画一授業や集団行動により「個性が育たない」「同調圧力による教育」など「両刃の剣」をたとえに欠点やリスク、マイナーな側面についても触れられています。そのためこの映画に対して「賛否」あるそうですが、賛否のないドキュメンタリー映画など意味がないので、それはそれでいいことだと思います。私たち日本人としてはあまりにも当たり前の光景なのですが、海外では日本の学校教育は「特異」らしく、海外で高い評価を得ているそうです。

 現役の教員。小学生の子どもを持つ親。教育を研究している人。教育や学校とは何の関係もない人。何でも批判したい人。人それぞれ意見は違うと思います。そして私はといえば、学校とは何の関係もない前職を定年退職し、縁あって今は毎日「小学校」という空間で過ごしています。しかし教員でもなく日々の活動は別にして最終的には責任を取る立場にはない第三者。内側から結構「中立的」かつ「深く」見つめることができました。みんな歩んできた世界なのですが。

 子どもたちは大変ですが、それ以上に先生方や保護者も大変です。しかしこの映画の主人公は子どもたちでも先生方でも保護者でもありません。主人公は「小学校」です。日本全国すべての公立小学校で同じようなドラマが繰り広げられているのです。

 ドキュメンタリー映画故、限られた劇場での上映ですが興味があれば一度観てください。
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がん検診(+要精密検査)結果です

2025-02-10 18:36:30 | 日記
 昨年末、加入している共済組合の厚生事業の一環である「がん検診」を受診しました。その結果、腹部エコー検査で「肝腫瘤・肝嚢胞」の疑いで要精密検査の判定を受けました。以前、別の記事でもお話ししましたが定期健康診断でも「LDLコレステロール値」で、かかりつけ医で精密検査を受けていましたので、その際先生に申し出て腹部のCT検査も受けていたのです。その検査結果を聞きに今日(2月10日)病院に行ってきました。

 まあ済んだことだからこんな大きなことを言えるのかも知れませんが、私自身それほど深刻には考えていませんでした。というのは私の以前の職場の定期健康診断では検査項目として腹部エコー検査があり、毎年あるいは隔年で肝臓にできる水ぶくれのような「肝嚢胞」や肝腫瘤の良性腫瘍である「肝血管腫」の判定を受けていたのです。これらの症状は放置していても「悪さ」はしないということで毎回「経過観察」でした。そして定年退職後に再就職した新しい職場の定期健康診断では腹部エコー検査がなかったので5年ほど腹部エコー検査を受けていなかったのです。今回「がん検診」で久しぶりに腹部エコー検査を受けたわけですが、私としては「ああ、またか」という感じです。ただ判定が要精密検査だったので、とりあえずCT検査を受けたのです。

 CT検査の結果は「肝血管腫は見当たらず小さな肝嚢胞がある」ということでしたが、特に治療の必要はなく毎年検査を受けておけば良いということです。今回のがん検診で「肺(胸部X線)」「前立腺(PSA)」「大腸(検便)」そして今回のCT検査で「肝臓」。また別に受けていた胃内視鏡検査で「胃」。それぞれ何とかクリアーしました。「膵臓」は見つかりにくそうですね。

 結果は良かったのですが、前回の定期健康診断のLDLコレステロールや中性脂肪など年を取ると抵抗力や免疫力が下がっているのでしょうか、無理はできないなと感じました。これからも「食事と運動」に配慮しながら定期的に検査を受けようと思います。そして「酒」を控えます。
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80年代の韓国歩紀~釜山の街角

2025-02-07 07:08:03 | 日記
 釜山では3日間滞在しました。町には頭に荷物をのせた女の人が普通に歩いていました。北朝鮮と対峙しているソウルに比べてのどかな感じがします。気のせいでしょうか町ゆく人たちの表情も穏やかな気がしました。


 日本に近く山口県の下関港と結ぶ「関釜フェリー」が運航されているからでしょうか、日本人向けの店も結構ありました。ただ日本人とは一人も出会いませんでした。


 龍頭山公園から釜山港の第一埠頭に停泊する関釜フェリーが見えました。停泊中なので多数の日本人がいてもおかしくないのですが。一体どこに行っているのでしょう。


 こんな店もありましたよ。
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子守り

2025-02-03 07:20:06 | 日記
 土曜日の午前。上の娘が幼稚園児の長男を幼児教室に連れて行く間、長女を見ていて欲しいとヘルプ。と言うことで孫の子守りです。と言っても小学校2年生の女の子なので何でも自分でできるし、危ない遊びもしないので楽なもんです。一人でYouTubeを見て遊んでいました。

 途中で「自転車に乗りたい」と言うので近くの公園に行きました。自分でヘルメットを被り、自転車を押しながら公園へ。四ツ辻を渡る時は、ちゃんと止まって右左を確認。


 公園のグランドでは子どもたちが野球の練習をしています。監督が「女子に荷物持たすな〜。それでも日本男児か〜」と叫んだ後、自分で「昭和か〜」と突っ込んでいました。日本の子どもたちって本当に鍛えられ躾けられていますよ。


 でも大人になればどうして一部は「バカ」になってしまうのでしょうか?何か構造的な原因でもあるのでしょうね。私は薄々「〇〇」のせいだと思っています。

 そして翌日曜日。今度は下の娘が日曜出勤するので子ども見てとのヘルプ。旦那さんは昨晩飲み会でゆっくりしたいとのことです。孫を迎えに行き、その足で長女宅へ。長女の旦那さんは火、水曜日が休みの業界なので気兼ねはいりません。いとこ同士3人で仲良く遊んでいます。私は買い物に行く長女に代わって3人の孫の子守り。コーヒーを飲んだり、テレビを見たり、妻の年金受給手続きをしたり、ブログの編集をしたり。平和ですな。


 今日の昼食はミートスパゲティ(サラダ付き)でした。
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でんでらりゅう

2025-01-31 06:59:11 | 日記
 先日、グループラインでやり取りをしていたところ長崎県の友人から、九州地方を中心に活動している「ばってん少女隊」というアイドルグループがおり「でんでらりゅーば」という歌が流行っているということを教えてもらいました。以前、琵琶湖一周歩紀で昼食のために立ち寄った「ちゃんぽん屋さん」で流れていたような気がします。

 「でんでらりゅう」は元々長崎県の花街やわらべ歌として歌われていたらしいですね。長崎ではCMソングとしても使用されているそうです。昔からの方言なので私にはどういう意味なのかよくわかりません。もちろんネットで調べればそれなりの意味が書かれていますが、そのような方言をしゃべったことも聞いたこともない者が外国語を翻訳したような歌詞を見せられたところで本当の意味はわかりませんよね。大阪弁の「あんた、いけずやね」を「君って意地の悪い人だね」と訳されたところでちょっとニュアンスは違いますね。

 ただ私が高校生のころでしたのでもう50年近い昔の話になるのですが、関西を中心に「屋台のおっちゃん」という人がアレンジした「でんでらりゅう」という歌がヒットし、ラジオの深夜番組を中心によく流れていたのを思い出しました。とても軽快なリズムで歌詞は「貧しいけれどそれを笑い飛ばし前向きに捉える」というような内容だったと思います。

 今は何でも「ネットで検索」。久しぶりに屋台のおっちゃんが歌う「でんでらりゅう」を聴いてみました。歌詞の内容となっている時代背景は今でも十分通用します。テンポも早く、落ち込んだ時にはとても元気になりそうな歌でした。私が一番好きなのは最後の3番目の歌詞でしょうか。ませた妹が妊娠し「♪ 生まれた子どもが笑っとる」という歌詞の後に「ふふん」と笑うところがあるのですが、その「ふふん」が当時の世相を「一笑」しているところです。一度聴いてみてください。
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定期健康診断(+要精密検査)結果です

2025-01-27 20:32:48 | 日記
 昨年10月末、職場の定期健康診断を受けました。血液検査の結果は「酒呑み」の三重奏である「中性脂肪」「尿酸」「LDLコレステロール」が高値でした。毎年のことです。それ以外は異常ありません。すべて基準値範囲内です。ただこれまではすべて「B(経過観察)」判定だったのが、LDLコレステロールのみ「168mg/dl(基準値139mg/dl以下)」ということで「C(要精密検査)」判定を受けてしまいました。まあ私としては「いつものこと」という感じなのですが仕方ありません。年明け近所のかかりつけ医で検査を受けました。

 新型コロナ禍の頃、日本は人口比では医師数が多い世界でも有数の「医療大国」なのですが、ほとんどが個人経営の開業医のためパンデミングのような状況には脆弱であると言われていました。しかし個人の開業医のレベルはとても高いですね。私が検査を受けた病院も個人病院なのですが複数のドクターや検査師、看護師さんがおり、レントゲンはもちろんCT、内視鏡など最新の設備が整っています。命にかかわる大病や入院・手術が必要な場合は別として、ドクターの検診や検査・投薬で済む病気の場合、近所でこれだけの医療が保険適用で受けられるなんて、やはり豊かな国ですね。


 ところで今日(1月27日)、先日受けた血液再検査の結果を聞きに行きました。中性脂肪は若干基準値を越えていましたが、何と尿酸、LDLコレステロールはいずれも基準値内でした。先生の診断は「食事・運動療法で経過観察。治療・投薬の必要なし」ということです。まあ原因はわかっています。「酒」でしょ。もう年です。ちょっと酒を控えようと思います。
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方言

2025-01-25 08:25:43 | 日記
 日本人がしゃべっている日本語。しかし各地方それぞれ「方言」という違う言葉をしゃべっています。本当の日本語ってどんな言葉なんでしょう。実は日本語には「標準語」ってないらしいですね。「話し言葉」には基準が定められていないので日本人がしゃべっている言葉すべてが正しい日本語だそうです。ただ新聞や教科書などの「書き言葉」では国語審議会が定めた基準(標準)があるそうで、その日本人すべてが理解できる言葉を「共通語」というらしいです。一応NHKのアナウンサーがしゃべっている言葉が共通語らしいのですが日常会話では使われていませんね。

 私が東京で過ごした3年間。結構いろんな地方の方言に接する機会がありました。東京の人は東京弁を標準語と思っているようですが、地方では通じない言葉もあるので東京弁も日本の一方言でしかありません。「やってられねーよ」「す(る)んじゃねーよ」あれって結構きつい「ど田舎の訛り」ですよね。だってNHKのアナウンサーが使いませんから。

 話は変わりますが松本清張の「砂の器」。事件の発端は「東北弁のカメダ」。東北弁と思われていた言葉が実は中国地方の奥出雲(島根県)で使われてということから事件は急展開。

 大阪から奈良、京都、和歌山、播州と離れて行けば結構大阪弁と違う言葉をしゃべっています。同じ陸続きなのに郷里の岡山弁は大阪弁とまったく違います。ところが海を渡った四国「徳島県」。あそこって大阪弁と同じ言葉をしゃべっていますね。先日も「ポツンと一軒家」で徳島県の人が出ていましたが、ほぼ大阪弁と同じ言葉をしゃべっていました。方言って面白いですね。
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ずいずいずっころばし

2025-01-21 21:48:47 | 日記
 先日妻が台所で洗い物をしながら「ハチのムサシは死んだのさ」という歌を口ずさんでいました。昭和の流行歌です。でもあの歌の歌詞ってよくわかりませんね(詳しくはネットで)。しかしそんな歌はたくさんありますよね。例えば「ちびまる子ちゃん」の主題歌「おどるポンポリン」。どういう意味なのでしょう。外国人に説明できないですよね。その元祖みたなものが「ずいずいずっころばし」や「かごめ かごめ」でしょうか。

 すべて完璧な日本語なのですが日本人の私にも意味がよくわかりません。今の時代、ネットで調べれば何でもそれらしい説明があります。例えば「今私がパソコンを打っていると横をゴキブリが這っていた。それを新聞紙を丸めて叩いたところ本棚の本が崩れ中に挟んでいた写真が出てきた。見ると大昔の写真。それを見て昔食べた御餅の味を思い出した」これを「パソコン パソコン ゴキブリ ごそごそ 新聞丸めて パーン 写真がひらひら 何これ あっ 美味しいお餅 モグモグ それどんどこどん」みたいなものらしいです。けどそんなことって本人以外にはわからないですよね。でも多くの人が共鳴するんですね。歌詞って面白いですね。
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胃カメラ検査を受けました

2025-01-18 18:24:09 | 日記
 今日(1月18日)、近くのショッピングモール内のクリニックフロアーにある内科クリニックで胃カメラ検査を受けてきました。予約時間は午前10時です。これまでにもお話ししているように私は59歳の時に職場の定期健康診断で早期胃がんが見つかり、手術(完治)後毎年1回胃カメラを飲んでいるのです。

 今日も予約時間の15分前に窓口で受付。午前10時、診察室に入り看護師さんからもらった胃の中の泡を消す水薬を紙コップで飲みます。その後、先生から簡単な問診を受け、10時5分には検査室のベッドに横たわっていました。普段着のままです。

 両腕をまくり前回難儀した注射針は1回でOK。血圧はちょっと低目の上98、下63。モニターに表示されている「100」という数字と57~61の間を行ったり来たりしているのはパルスオキシメーターの酸素飽和度と脈拍数でしょうか。

 10時8分ころゼリー状の麻酔薬を一口飲まされ5分間キープします。5分後麻酔薬を吐き出し、しばらく横になっていると先生が入ってきました。そして10時20分、先生が「だんだんとぼやけてきますよ」と言われ鎮静剤が注入されました。頭の中で20数えた以降の記憶はありません。

 検査室横の部屋で気がつけば時計は10時55分。意識を失っている30分ほどの間に検査が終わったようです。10分ほど横になったまま待っていると看護師さんが迎えに来てくれたので診察室へ。結果は「異常なし」でした。精算(4830円)を終えクリニックを出たのは11時10分。1時間30分ほどの検査でした。以前大きな病院で検査を受けていた時は「問診・予約」「検査」「検査結果」のため3日間およそ半日かけて通院しましたが、個人病院は便利ですね。

 検査が終わり鎮静剤のため自動車の運転はできませんし、頭もボーッとしています。今日はショッピングモールでの買い物のついでに上の娘と孫が迎えに来てくれました。11時30分に水を飲んで喉がつかえなければ飲食OKです。私はいつも自分へのご褒美を兼ねて「Haagen-Dazs」のアイスクリームを食べます。もちろん娘と孫にも。

 自宅に送り届けてもらい12時45分ころベッドに入りました。まだボーッとしています。目が覚めれば夕方の5時過ぎ。ブログを書いています。
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