ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

集合的無意識

2016-07-26 | 日記

 

昨日の朝、たまたま覚醒剤などの依存症について書きました。

それから、訪問レッスンに出かけ、終わったあと事務所へ。

「訪問レッスンに行ったら、上半身ハダカの男性が出てきた・・・その話覚えてます?」とメンバーの女性。

 

そういえば、そんな話、していたよね。

「その人、薬物中毒だったんですって」。それが昨日、わかったのだそうです。

へ~、そうだったんだ、と言いながら、シンクロニシティという言葉を思い浮かべました。

 

シンクロニシティは、ユングが提唱した概念で、要約すると「意味がある偶然の一致」ということ。

自分が考えていたことと類似の出来事が他の場所などでも起きていた、などがその一例。

日本語だと、共時性とか同時性とかに訳されています。

 

個人の意識同士は集合的無意識でつながっているというのがユングの考え方。

だから、時や場所を異にしていても同じような出来事が起こりうる。

シンクロニシティという考え方にも、そうしたことが背景にあるのかもしれません。

 

偶然の一致と思えることは、日常でもしばしば体験しています。

そのいちいちは記憶していませんが、「虫の知らせ」的なこともたまにあります。

そうした体験が昔に比べて多くなっているようにも思いますが、なぜなのか。

 

メディアの発達などで流行が拡散しやすくなっていることも関係しているのでしょうか。

たとえばポケモンGOの例。

メディアが盛んに取り上げる→ゲーム人口が多くなる→事故や事件が同時多発する。

 

集合的無意識というのは、要するに社会や共同体の意識そのものではないのか。

個人の意識は社会の影響を受け、同時に、個人の意識によって社会の意識は変わる。

その媒介がメディアだとすれば、集合的無意識もメディアの支配下にある・・・。

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君子、依存症に近寄らず

2016-07-25 | 日記

 

依存症になるのもイヤだから、ポケモンGOは触らないでおきます。

それでなくても、十分にIT依存症気味です。

酒、タバコ、麻雀、ゴルフ、その他諸々・・・これまでもいろいろなものに依存してきました。

 

手を出していないのは覚せい剤や違法ドラッグのたぐい。

これらは学生や一般の人たちの間にもかなり広まっていると聞きます。

常習性にならなければ、一回くらい・・・と思わなくもないのですが、君子危うきに近寄らず。

 

大麻は古代ペルシャ(今のイラン)の時代から使われていたとか。

石を熱くして大麻の実を炙ると大量の湯気が出るので、蒸し風呂にする。

そこへ入って上機嫌になる、という習慣がヘロドトスの「歴史」に出てきます。

 

大麻の樹脂などをすり潰して固めたものがハシッシュ。

ハシッシュによる幻覚と陶酔感の力を借りて異教徒の暗殺したといいます。

アサッシン(暗殺者、刺客)は、このハシッシュが語源といわれています。

 

時代の大きな変わり目になると、人は覚醒したいという欲望に突き動かされるのでしょうか。

戦後、ヒロポンという名の覚せい剤が出まわりました。

子ども心に聞いていましたが、依存症が社会問題化して、51年に非合法ドラッグに。

もう少し早く生まれたら、もしかしてわたしもヒロポン中毒になったかも。

 

今の時代も、覚せい剤がもとでの事故や事件が起きています。

好奇心から、あるいは不安感から手を出すのでしょうが、やはり怖いのは常習性、依存性。

幻覚が生み出す多幸感を、もっともっとと際限なく追い求めるようになるのでしょう。

 

おそらく、ゲームに熱中していればドーパミンやセロトニンも多く分泌されていると思います。

それが適量?のうちはいいのでしょうが、過ぎたるは及ばざるが如し。

過剰さが脳みそを破壊し、狂人、廃人となったら多幸感どころではありません。

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ポケモンGO、やる、やらない?

2016-07-24 | 日記

 

朝から晴れて、梅雨あけ間近のようです。

街にポケモンが溢れかえるかもしれません。

使いすぎ、使い方にご注意を!

 

といいながら、ポケモンがどんなゲームなのかは知りません。

知っているのはピカチューという名前くらい。

発売が1996年、すでに20年の歴史があるところを見ると、今の20歳はポケモン世代。

 

昔から、こうしたゲームの類にはほとんど手を出しません。

ただし、麻雀ゲームは例外。

自前のパソコンを買った30数年前、仕事で使うより麻雀ソフトで遊んでいる方が多いほどでした。

 

でも、飽きっぽい性格ですから長続きはしません。

ゲームに遊ばれて時間をつぶすより、遊ばせるゲームを作って人の時間をつぶそうか。

競馬ゲームを作って職場に持込・・・みんな仕事そっちのけになったので、あえなく禁止措置に。

 

以来、ゲームの類とは縁遠くなり、パソコンの使用目的は仕事オンリー。

数年前、タブレットを購入した時に、久しぶりにゲームにハマりました。

正確な名前を忘れたので調べたら、「おさわり探偵なめこ栽培キット」。

 

夢中でおさわりしまくって、・・・ベーシックななめこ図鑑が完成。

もう一つ新種だかの図鑑もあって、これがけっこう時間がかかりました。

ひと月くらい夢中で触っていたせいか、出来上がってみると、もう触るのもイヤ。

 

なめこの味噌汁もイヤ、それからはもっぱらシジミの味噌汁になりました。

さて、ポケモンGO、どうしましょうか。

流行にそっぽを向くか、いっときハマってみようか・・・考えているところです。

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マッチョな女性都知事?

2016-07-23 | 日記

 

終わった参院選のキーワードは「3分の2」でした。

「この3分の2というのは何のことでしょうか」と、ある新聞が100人に訊いてみました。

83人が「わからない」と答えたそうです。

 

「3分の2」の結果を評価する人に、自民党の改憲草案を読んだか、と訊いた新聞もありました。

読んだことのない人が、82%でした。

というような情報に接すると、8割もの人が政治に無関心なのかと思ってしまいます。

 

さて、ほぼ1週間後に近づいた都知事選。

週刊文春のえげつないネガティブ・キャンペーンは功を奏するのでしょうか。

却って同情票が集まるか、あるいは、女性票が女性候補に集まって初の女性都知事誕生か・・・。

 

まだまだ女性の地位が低い日本です。

オッサン政治を変えるためにも、女性候補に1票を投じよう。

と、先の参院選で考えたわたしですが、都知事選では入れたい女性がいません。

 

目の化粧が濃すぎる女性候補はどうでしょう?

「正義の為に戦う女、たった一人の戦いです、大組織を相手に女一人の戦いです」

化粧過剰に加えて、どうみても演技過剰・・・自民党やめていないんでしょ?

 

この人、政治的には、どうみてもオッサン政治の仲間。

安保法制賛成、改憲賛成・・・日本会議国会議員懇談会の副会長でもあります。

親学推進議員連盟にも属していて、ジェンダーフリーとか男女共同参画にも反対の立場。

 

「少子化の最大の原因は、頼もしい男性が極端に減っていることが原因」だと仰っています。

マッチョを気取りたい首相のもとで、防衛大臣をやったことだけのことはありますね。

国政はもはや極右政治、都政までも極右知事になったら、それこそファシズムの国です。

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巨泉氏の遺言

2016-07-22 | 日記

 

月並みな表現ですが、昭和がまた遠くなりました。

永六輔氏に続く大橋巨泉氏の訃報に接しての感慨です。

どちらもテレビ文化の草創期に活躍した人でした。

 

我が家にテレビがあったのは、60年代から70年代にかけての10年間ほど。

わたしが20代前半から30過ぎにかけての頃でした。

いちばんよく見た番組が「夢であいましょう」と「11PM」(イレブンピーエム)。

 

いま思えば、テレビ界も試行錯誤の時代だったのかもしれません。

そのせいでしょうか、視聴率にとらわれない、いろいろな番組作りが行われていた気がします。

また、録画撮りよりナマ放送がまだ多い時代だったと記憶しています。

 

11PMでは、巨泉氏のアクの強い司会ぶりが印象的でした。

取り上げる話題も、麻雀、ゴルフ、競馬、釣り、お色気などと幅広い。

その一方で、時には沖縄返還など、硬派な社会問題も取り上げていました。

 

司会者として活躍していた50代なかばに、リタイア宣言。

2001年参院選の比例代表として民主党から立候補。

党内1位の得票を得て当選するも、安全保障問題で執行部と対立。

インド洋への自衛隊派遣にも反対し、わずか半年間で議員辞職。

 

という経歴をざっと見ると、議員を続けていて欲しかった一人です。

病床からも、週刊誌に「今週の遺言」を連載していました。

以下は、ネット記事からの引用です。

 

今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。

だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が連日報道されている。

書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、許して下さい。

しかしこのままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。

安倍晋三の野望は恐ろしいものです。

選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。

7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです。

 

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