我が家にもやっと小さな春がやってきました
次男・ジローの就職がやっと決ったのです
昨年の秋から就職活動が始まってはや半年。
う~ん、やっぱり長かった~
私立の大学なので2月からほとんど春休み状態。
とはいえ、この半年ほとんど大学へは行ってないんじゃないかしら
単位はほとんど取得済みとはいってたけど、こんなんでいいんでしょうかね。
半年学校へ行っていないのに、授業料は普通に取るなんてボッ○○○や
会社を受けても受けても落ちまくるジロー
始めはジローを慰めたり励ましたりしてましたが、あまりに面接で落ちるものだから私まで凹んでしまいました
私の育て方が悪かったのかな~?
ノンビリ大学生活を送っているジローに、もっとハッパをかけるべきだったんじゃないかな~?
なんてね。
でも、やっとジローを認めてくれる会社が見つかってよかったです
ところが、このジロー、生意気にも会社に返事をしなきゃならないって時に迷いだしました
「本当にここでよかったのかな~。可も無く不可も無くなんだよ。でも、こうピンとくるものがないんだよな」
な~にを言っちょるか オマエには後がないやんろ
と怒鳴りたい気持ちを抑えつつ
それって、マリッジブルーに似てるんちゃうの
「収入もそこそこで、顔もまあ普通で、真面目で優しくて、文句のつけようがないのに、この人に決めちゃって本当によかったのかな~。ひょっとしたら、これからもっとイイ人が現れるかもしれないし。。。」
どうやら、世の中に『内定ブルー』って言葉が本当にあるらしいです
散々迷った挙句、「明日本社の前に立って決めるわ」だって
こんな良いお話はもうないから決めチャイナって、強くすすめたいけど、こればっかりは本人次第だからね~
お陰様で、本社に行ってみて気持ちが固まったようで(それまでは、大阪で選考だったため)、ほっとほっと一安心です。
勤務地がどこになるかも決ってないのに、もう早来年の春の話で盛り上がってるおバカな母と息子です。
まだ内定を戴けない方、苦しいでしょうけど頑張ってください。
やっと今、北海道に桜前線が到達しました。
まだ、桜が咲いていない地方が日本にあるんですよ。
その代わり、そこでは桜と梅と桃が一緒に咲いて百花繚乱です。
どうか内定を貰えないのは自分に落ち度があるからだって自己否定しないで下さいね
私は普段は相当キツイ母なんですよ
虎は千尋の谷へ子どもを落として這い上がってくるのを看るっていうじゃない。まさにそんなかんじです。
それなのに、それなのに。。。
東京と京都と離れているせいか、状況がよくわからないので心配で心配で
星占いで一喜一憂し、夢占いで一喜一憂
○日に試験のあった**社の合格者が全員☆☆座なんてことあるはずないのにね
そんな折れそうな心だった私を救ってくれたのは、メロンパンさんが教えてくれた馬場俊英さんの「明日の旅人」の一節
苦しみの中でいま君の樹が育っているよ
花も葉も芽も出ていないけど、いま必死にこの土の中でしっかりと根を張っているんだ。
大きな根を張ると、簡単には木は倒れないよね。
目にはハッキリわからないけど、いま ジローはジローの樹を育てている
先を行く人に追いていかれているような気がするけど、自分のペースで育てているんだね。
私はよく息子達に
「アンタ達は、苦労をしていない。挫折をしていない。もっともっと苦労しなきゃダメだ」って言ってました。
本人達にしてみたら、大学入試に失敗したりとか~~色々あったよ~って言いたかったでしょうけど。
「苦労をしなさい」
というと、ちょっと抵抗があるかもしれないけど、
相田みつをさんの本の中に
「若いうちにたくさん受身の練習をしなさい」
というのがありました。
そうか 人生経験の受身をしっかりやっておくと、怪我もしないしすぐ起き上がれるし、練習の相手も務めてあげられるのね。
はて、けっこう色々な苦労をしてきたつもりの私ですが、無我夢中でどうやってくぐり抜けてきたのか
受身を体得ってところには全然至ってないみたい
ということは、ひょっとして私も只今修行中ってことかしら
息子達よ、立派な大人って年齢でなれるもんじゃないみたい。
これからは母ちゃんを反面教師として、立派に生きていくんだよ
ジローさんの就職内定おめでとうございます!
よかったですネ~!
きっとこれからジローさんには素晴らしい未来が待っていると思います
そうですね、その子、その子の樹を自分のペースで今は育てているのですよネ。
土の中にしっかりと根を張らせ。。
どんな困難も負けずに強く強く生きて行って欲しいですネ。
ハッ!その為には、お手本になれるように
親もしっかり生きていかないといけませんよね!
snowさん、このことに気付かせて頂いてありがとうございます
気持ちだけはそうなれるように頑張りたいと思います
いつも心配してくださり、励ましていただいて感謝しています。
何度もくじけそうになり、投げ出したくなりましたが、その度に応援して下さる沫雪さんの言葉やお顔が目に浮かびました。
不安な日々も、沫雪さんも通り抜けた道と思い頑張ることができました。
就活をしていたのは、息子ですが、きっと息子にもそんな力強い友達がいてくれたんだろうなって思っています。
沫雪さんは、しっかり人生の先輩としてお手本を示せるでしょうが、私の場合は失敗の見本のようなもので、「こんなんでも生きていけるんや」みたいな。。。