私的には、世界の終りに で1部終了かと思ったんですよ。
なんか自分なりのちょっとしたショートストーリーが完結した気がしたものですから。
とっころがーー、コンサートはまだまだ続いていたのだーーー。
ここでまさかまさかのI believe~海の底から~
私は、それほど思い入れのない歌なんですけど、長男・イチローの大好きな歌なんです
なんか自分が苦しい時、行き詰った時に、この歌を聞いて自分に喝を入れてるらしいのよ
この歌の迫力も凄かったですね~~
私は、昨年より今年の方が好きでした。何だか「ドヤ、私は海の底に花を咲かせて見たわよ ほら、みてごらん」みたいに、いつもの沈痛な歌ではなく、勝ち誇ったようなドヤ歌に感じてね。
でもsUnさんは、昨年の方が感動したって。今年は眉間の皺と四股が足りないって言うのよ
これってどう解釈したらいいと思います
この歌の時は、たぶんタイミングを取るためなんでしょうが、Pスケさんがラ ラ ラ ラーって歌いながら叩いていました。
口先でコチョコチョって感じじゃなくって、私にはとっても力強く、KOKIAさんに負けないくらいラ ラ ラ ラーって歌ってる様に見えて、なんかイイ
歌っている人と、演奏している人たちの一体感というのかな~、音のトルネードがどんどん上昇していくような感じで素敵だったのよねぇ~~
あ~、この生の歌をイチローに聞かせてあげたかったなぁ~。出かける前に誘ってみたのよ。でもね、イカナーイって即答されたのよ。
最近、アイツ付き合い悪いんだよね~。フンだ
危うく音のうねりに溺れそうになって、これで1部終了かと思ったら、最後の最後に歌う人
うたえることがいのちーって聞こえた時に、思わずボロッと涙が出てしまいました
去年は何度も体調不良で声が出なくなってしまったKOKIAさん
ボロボロの声で、振り絞るような声で歌った横浜でのライブのことが忘れられません。
でも、私はあの時思ったの。KOKIAさんにとって、あの美声は最大の長所であって、最大の欠点でもあるって。
美しい声に隠れた魂の叫び、伝えたい思いが声の美しさばかりに注目されて、届きにくくなっているのでは!?
もちろん、あの美しい声があってこそ、より想いが届くっていう人もいるでしょうけど、私はこのままハスキーな声のKOKIAさんになっても、この日との歌が好きだろうな~なんて思ったのよね。
元々、ハスキーな声の人が好きってこともあるけど、いつかあの高音に陰りが見えても私は好きですよ
もうお腹いっぱいだから御馳走様って言った後に、いやいやもう1杯 もう食べれなーいっていった後に、デザートは別腹でしょってホールケーキを出されたような、ちょっとクラクラするような中、やっと1部が終了しました。
やっと、なんて言い方は、とっても失礼ですよね ゴメンナサイ。
休憩時間は15分。なんだかあっという間でした。
2部の始まりは、浦さん、光隆さん、松尾さん、Pスケさんのいつもの音レンジャーさんだけがステージへ。
4人でというと、何かしら~~???と思っている所へ、まさまかまさかの録音音源
KOKIAさんのコーラスがあったので、仕方がないのでしょうが、ステージの生演奏の音とあまりに違っていたので、違和感はぬぐえなかったです。
とはいっても曲はil mare dei suoni
まさに息を飲む美しさ。ポカーンとアホ面で観てたかもしれません。
イタリア語歌詞の歌で、オペラのような発声で歌われる歌です。一度生で聞いてみたいと思っていたので、念願が叶いました
一音一音が電流のようにビリビリきましたよ
さっき、おばあちゃん を歌っていた人と同一人物と思えなーい
クラシックの曲をポップに変えて歌っている人はよくいますが、自分の気持ちをクラシックぽく歌う人ってあまりいませんよね。
最初にこの曲を聞いたとき、てっきりこういうクラシックの曲だと思っていたので、自作曲だと知った時はもう
交響曲の構想もあるというKOKIAさんに、とっても期待しちゃいます。
次に歌ったFaraway は、アニメーション映画「ドットハック セカイの向こうに」主題歌 のC/Wです。
ちょっと重めの歌詞なんですが、浮遊感というか、とっても幻想的な歌です。霧の中をさまよい歩いている感じ
澱のように心の底に沈めた思い、遠く遥か彼方へ行ってしまった人を想う。それぞれがそれぞれの想いに拭けるようなそうな歌で、私は好きです。
この曲だったかな^?松尾さんが、スティールギターのようなものを演奏していたのは!?ハワイアンみたいな音がするやつです、ビロロロロ~ンって 楽器を膝の上にのせて弾くみたいな、う~ん、よくわかんないや^^;
続いての調和
私がKOKIAさんにのめり込むキッカケになった歌です。
元々壮大なスケールの歌ですが、聞く度にイメージが変わります。
ある時は、自然界(神)に祈る巫女であり、神のお告げを伝えているようでもあり。
この日の調和は、KOKIAさん自身がのようで、とにかく凄いって感じでした。
この曲から、チェロとバイオリンの方も加入。
私的には、間奏でのバイオリンはもっと自由に大きく強くって感じこうキュルキュル弾いて欲しいって思っていました。
チェロの真緒さんは、初参加とは思えない程、何だかとっても音レンジャーとして馴染んでいるように見えて、聞こえていました。
sUnさんは、真緒さんのリズムの取り方に釘付ちょっと内また気味にチェロを抱えていて、リズムを取る時は横に揺れながら、ヒールのかかとが片方づつ上がったり、下りたりするんですって。へんなとこ見てるでしょ
でも美里さんは、まだどこか遠慮がちに見えるし、聞こえてしまいますエエイ、そこはもっと鳴らせ~的な場面が多々。。
演奏の音、絃の音については、聞こえ方が千差万別ですよね 私も或るグループの時は、歌ってる声がかき消されてるようで演奏の音を小さくしてほしいと思ってますもの。
愛はこだまする では、いつも通りKOKIAさんのピアノで。
KOKIAさんの「愛をこだまさせてください」という声で、KOKIAさんのi love youに続いて、みんなでi love youと合唱します。
歌の途中からチェロが入ったのですが、この歌の時、真緒さんもユラユラ揺れながらi love youって歌っている姿が見えました。
KOKIAさんが、顔をこちらに向けてキューをくれる感じなんですが、i love youの回数が増えたり、音がちょっと変わったりすると、私たちの歌うのは終わりかしらって不安になったりするのよね。
私は、Pスケさんのスティックの合図で歌っていましたが、もしもこの光景を、こえせつさんが袖から見ていたらきっと乱入しまっせ
「練習しようよ~、練習」ってね。
まだCD未収録の歌ですが、とっても心に響く歌です。
まだまだみんなの合唱の声は小さくて儚い心細い感じだけど、数年後は大合唱してるかも!?ですね。
歌詞カードがないので、私の好きな個所を~~
慰めの歌などいらないって言うけど ←震災以来、慰めの歌が沢山生まれましたよね。でも、新しく生まれた歌が果たして慰めになったかというと、はなはだ疑問に思っていました。
生きよう、ただそう言ってみる。生きよう唱えるように。例え、そう思えない様な現実が立ちはだかっていようと、i love you唱えるように
この地球がまるいお陰で 愛と平和と音楽と
足音 世界を包む Ribbon in our heart give & take
いつもはピアノがメインの曲調も、まさかのPスケさんからのカウントから始まった歌もあり、愛と平和と音楽と は、やっぱり小太鼓がないちつまらないよな~って思ったり
大好きな足音も、生で聞けたし。世界を包む~~~も豪華演奏で聞けたし。私は大満足じゃーーー。
まさに全力疾走で突っ走ったみたいなKOKIAさん。
楽しくって可愛らしいダンスも、大きなジャンプも見れたし。最後の挨拶も、○年前のKOKIAさんの様でかわいかったです
ジャンプといえば、松尾さんのジャンプも見れました。ピョンピョンて可愛かったです
浦さんやPスケさんのお顔がドンドン紅潮していくのも見えました。全身全霊で歌っているKOKIAさんを、全身全霊でサポートしている阿吽像のようでした。
特にPスケさんの仕事っぷりを間近でみれたのは楽しかったです。何だか手足が8本あるみたいで、いっぱい仕事してました。小鳥のホイッスルもあったので、口もですね。
数年前のコンサートで、「いつも私に元気をくれるみんな、どうもありがとう。いつも私に勇気をくれるみんな、ありがとう。今日は私から元気と勇気をいっぱいあげるから、いっぱい吸い取っていってね。ホイホイホイ」って言ってから歌いだしたことがありました。
この日のコンサートは、まさにホイホイホイでした。楽しいコンサートでした。笑顔になれたコンサートでした。元気をいっぱい貰いましたよー
アンコールは、思った通りありませんでした。私としては、歌は歌わなくてももう一度ステージに出てきて欲しいんだけどな~
KOKIAさんが先に退場して、音レンジャーが退場というスタイルにどうしても違和感がぬぐえません。
こんな長い私のレポを読むという人は、よっぽどのヒマ人か、よっぽどの変人。ひょっとしたら私の毒舌を期待してましたか?
ならば、その期待にちょっとだけ応えましょうか ちょっとだけよ~
KOKIAさんのステージは、いい意味でも悪い意味でもキッチリ作り過ぎてる感じ。スキがないのよね。緩急の緩の部分がやや もっと思い切って力を抜いたというか、言葉は適切じゃないかもしれないけどフザケタところ、お遊びタイムがあってもいいかも。
ラフでリラックスした時間があると、感動の場面がより心に強く残るような気がするのですが。。。
KOKIAさんの魅力の一つにコーラスワークがあるけど、それがステージだと楽しめない。コーラスは別録のKOKIAさんの声になってしまう
そこがね、 私は声質が揃っていないコーラスも好きですけど。混ざり合わないからでる味わいというか、奥行き広がりもあるのでは。。。と。
私は浦さんのピアノが大好きです。ミュージシャン同士のスイッチが入ったみたいな熱い演奏も大好きです。
でも、どこか美しいけど1本調子のような。。。ほぼ全部がピアノメインの曲だからなのかな!?
サックスとか笛物、マンドリンとか、何かちょっと違う、ハッとした音があったらいいのに~ナンチャッテ。
1品1品はどれもこれも素晴らしくって、お口直しのデザートまであって、、、料理にピッタリの飲み物も用意されているんだけど、、、
あの~、タバスコくださ~いみたいな感じ
キャー、うっそー、マジーみたいなサプライズ的な出し物があったら、ちょっと楽しいのにな~なんちゃって
かぶりものっていうのも、簡単で楽しいと思ういますよ。ナンチャッテ
つまりは、私の我儘なんですよね。わかってますとも
こうして振り返ってみると、さっきまでアソコはこうとかって、ダメ出ししていたのが恥ずかしくなります。
あーだこーだと言うのは簡単ですもの。
KOKIAさんのクシャクシャの笑顔と、ありがとうございましたっの小さいつ の感じ、ずっとずっと忘れません。
楽しい時間を、どうもありがとうございました。
気の早い私は、もう来年の15周年コンサートのことを考えています。
こうだったらいいのにな~、こんなことしてくれたらいいのになぁ~。結構、こうやってアレコレ考えている時間も楽しいものなんですよ
長い私のおしゃべりにお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
次のコンサートは月末のあの人で、でもその前に4月にあったあのコンサートの事、書かなきゃ