8月29日(土)といえば
ゴスペラーズは北海道で“富良野音楽祭”
そして
スターダストレビューは日比谷野音で“楽園音楽祭”
そして私は愛知・豊橋“sebone LIVE 2009”にKOKIAさんが出演されるので行って来ました
ライブのMCでKOKIA先生が教えてくれましたが、
“sebone LIVE 2009”というのは、第6回 都市型アートイベントsebone(8/28.29.30)のひとつのイベントだったわけです。
豊橋市の中心街を東西800メートルにわたって延びる水上ビルを『背骨』に見立て、その商店街一帯を丸ごとアート会場にし、アート作品展・販売やワークショップ、スタンプラリーなどを連帯感あるイベントを繰り広げる“アートによる町づくり”
ということで、通常のコンサートとはチョイ違うのですね。
どおりで、チケット代は前売りで2500円という破格のお値段です
最初に出演された若々しい爽やかなグループ『GLIDE』
ちょっとお兄さん格でパワフルな『LOOSELY』
両グループも地元・豊橋の出身だそうです
最初、この二つのグループは前座だと思っていました。
確かに演奏時間は30分弱と短かったけど、しっかり自分たちの持ち味を出していたと思います
但し、初聴きだった私には、その燃える情熱に押されて却って引いてしまうところがあって
初めて会った人から「好きだ 付き合ってくれ~」と迫られてる感じ(そんな経験はないから、本当の所わからないんだけどネ)
町のイベントということで、運営は慣れないボランティアさん風の方々がやっていました。
整理券の告知とか整列の仕方とか、是非ご一考を
私も自らスタッフさんに「整理券は配らないのですか?」って聞かなかったのも悪いのですが、会場に到着した時に全然気づかなくってね。
そのまま早めのランチに行っちゃったのよ
そろそろ先着順の整列だと思ったら、みんなダラダラしててね
なんでかな~って見てたら、みんな整理券を持ってるの
整理番号は全然良くなかったけど、前から3列目で見れて全然「問題ナイヨ~」
楽器チェンジの時に、マネージャーさんがフランス版のDVDをステージのテーブルに置きました
紹介してくれるのね、うれし~
セットリスト
かわらないこと~since1976~
大きな背中
Remember the kiss
What a wonderful world
花
君をさがして
世界の終わりに
あたたかい場所
infinity
ありがとう…
1番目のかわらないこと~の唄い出しのKOKIAさんの声がなんか変
ピアノの浦さんが、弾きながら何か指示を出しています
ホテルの宴会場でのステージなので、音響に期待はしてなかったけど、正直かなり驚きました
でも、少しづつ直されて、段々いつものKOKIAさんの声になったのでホッ こういうのもライブならではのアクシデントですね。
早めのメンバー紹介。
ピアノ:浦清英さん。 ピアノ付きのイベントは珍しいのでとっても期待して参加してました
浦さんの優しいメロディアスなピアノは、今のKOKIAさんが欲しい音色なんですね
浦さんが、いつも声にならない声で歌を歌いながらピアノを弾かれるのが好きです
ギター:秋山浩徳さん。あきやまひろのりさんです。
sUnさんが「あの人、どこかで見た事がある」 「ど・ど・どこで?新幹線の中とか?」
「いやいや、誰かのコンサートであの人、ギター弾いていたよ」
確かに私たち、色々な人のコンサートに参加しております。
調べてみたら、なんと マッキーの今年のツアーメンバーさんでした。
いつもKOKIAさんの斜め横が定位置のあのお方は、
8/22 スタレビや馬場さんが参加されていためいほう音楽祭にJYONGRIさんと参加。
そして、8/29はゴスペラーズが出演している富良野音楽祭にJYONGRIさんと参加のため、今日は欠席です。
慣れないメンバーさんとではぎこちなさは否めないけど、適度な緊張感が観客にもあって、これもまた乙なものです
いつもの松尾さんには安心感が、そして秋山さんには新鮮さがありました。
私はリメキスを∞ツアーでお披露目した浦さんVerが好きです
この日も、聞きたいナァ~って思ったから、イントロでキャーって言い出しそうになって、あわてて口を押さえました。
配信シングルよりWhat a wonderful world、初披露です
まさかこの歌を歌うとは思っていなかったので、ビックリ
でも、配信Verより、生で披露してくれた方が好きかも ちょっと情景が浮かんできました。
この歌を歌ったので、私が一番聞きたかったlast love songがハズレちゃいました 残念です。また、どこかできっと聞ける、ね
花 この日もとっても素晴らしかったです
オーチャードで聞いた時は、鳥肌が立って背筋がぞっとなる素晴らしさ。(なんか表現がおかしいね)
そして、今回は体の芯から熱くなる感じ
同じ歌で、この短い間でこんなに体感温度が違うなんて~
KOKIAさんのフラミンゴ唱法も真近で見れて、とっても嬉しかったです
君をさがして~世界の終わりに は、二つで一つの世界が作られていて、思わずポロリ、ポロリ
私は歌を聞いていて、よく勝手にショートムービーもどきの妄想をします。
というか、妄想ができる歌が好きです。
KOKIAさんにも譜面台があって、1曲歌う度に捲られていく紙。
ア~、段々残り少なくなってきているのがわかるよ~。淋しいよ~。
最後の曲はありがとう…
でも、infinityまでで、ひとつのセットリストのような感じで、ありがとう…はアンコール曲のように聞こえました。
ありがとう…はやっぱりイイ曲で、この曲自体にとってもパワーがありますね。
KOKIAさんが歌う度に違った印象に聞こえるので、まさに生きている曲なんだって思えます。
トークでは、富士山に登ったことを話してくれました。
ブログにも書いたんだけど~http://www.kokia.com/blog/
もち、朝ブログをチェックしてから、イベントに参加していたので内容は知っていますよ。
私も富士山に登ってみたくなりました。私は頂上は絶対無理だから、7合目か8合目まででいいから登ってみたいです。
しかし、あの過酷な体験をしてすぐに、このコンサートって、KOKIAさんの根性・負けず嫌いに恐れ入りました。
でもね、ステージから降りる時の、「ドタン」ってかんじね、膝がかなり痛いんだろな、全身筋肉痛も辛いんだろなって心配になりました
KOKIAさん、山に登る時は、最初ッから膝ベルトを巻いておくのがイイって、アルピニストの野口健さんがおっしゃっていましたよ
富士山パワーが零れ落ちるような感じのコンサート。
今度お会いする時は、その富士山パワーがしっかり充電されて、さらなるスーパーKOKIAに進化されていると思うので、とっても楽しみです。
KOKIAさん、浦さん、秋山さん、そしてワガママ姫のお守り役マネージャーさん、今回のイベント関係者のみなさん、素敵な素敵な一日をありがとうございました。
天井の高いホールだと、KOKIAさんの歌声が音符になって降ってくるようだけど(花びらのように、風船のように、雨のように、風のように)、天井の低い宴会場では、KOKIAさんの声が胸に真っ直ぐ突き刺さる、射抜かれる感じ。矢ではなく太陽光線のようにね
KOKIAスペシューム光線を浴びて、何だかとっても元気をもらったような気がしますよ