園芸家・柳生真吾さんが立ち上げた、被災地にスイセンの花を咲かせよう「スイセンプロジェクト」 http://suisen-project.com/
このお話を、いつも拙ブログにコメントを寄せてくれているスーコさんから教えていただきました。
さっそく、プロジェクトサイトに飛んで、柳生さんの思いを読むうちに、胸が熱くなってウルウル
早速、私も協力したいって思っても、うちにはお庭もなければスイセンの球根もなーい
ならばせめて、この活動のことを沢山の人に知ってもらおうと、8/2に思いを込めて記事をしました。
改めて「スイセンプロジェクト」のことを簡単に書きます。
春、被災地を訪ねた柳生さんは、がれきの中で咲くスイセンの花を見つけたそうです。
そして、そのスイセンの花に強い生命力・生きる希望を感じたそうです。
そして来年の春、なんとかこの花をいっぱい咲かせてあげたい。
そのために、秋に球根を植える。その球根はどうしよう?そうだ、みんなのお家のスイセンを少しづつ分けてもらおう
募金で球根を買うのもいいけど、花好きたちが庭で育てたものが被災地で咲くということが意味があるんじゃないかな。
そうして誕生したのが、「自分の庭の分身を被災地に送る」という「スイセンプロジェクト」
がれきの中で咲いていたスイセンの花のことは、私もテレビのニュースで観て、とても感動してました。
そして、福島で被災したメロンパンさんのお家でも、津波で砂浜みたいになった庭からスイセンの花が咲いたんだよって知らせがありました。
津波に襲われて、海の砂を突き破って、花を咲かせたスイセン
このスイセンの姿に、とっても多くの人が、負けてられない!頑張らなくっちゃって思ったそうです。(そうだ、がんばれ~)
来年の春、スイセンの花のエネルギーで、被災地の人たちを元気にしてあげたいなぁ~。命の逞しさを思い出して、もう一度「復活」への炎を心に燃やしてほしいなぁ~。
この花を見ると辛い思いがよぎるかもしれないけど、きっとスイセンは頑張ってきたことを褒めてくれると私は思うんだ。
スイセンの花言葉は「自惚れ」 ギリシャ神話からなんですが、ヨーロッパではスイセンは「希望の象徴」だそうです。
絶望の中で花を咲かせたスイセンは、まさに希望の象徴、希望の花だと思います。
プロジェクトを立ち上げてから、沢山の人の意見を聞き、沢山の人の協力をいただきながら、少しづつ成長してきた「スイセンプロジェクト」
*瀬戸内海の小さな島から、松島の小さな島へお嫁入りが決まったスイセンの球根。
*スイセンの球根がない人のための、募金付手ぬぐい(スイセン柄)
*全国から集められる球根の取りまとめ、そして配布のための準備 (←日比谷花壇・仙台事務所さんが協力)
*被災地での球根配布のイベント
*多賀城市にシンボルガーデン
柳生さんの強く熱い思いが大きな力になって動き出したプロジェクトですが、途中から色々な人の夢が加わって小さな苗木みたいなプロジェクトが大きな樹になりそうです。
もちろん大きな樹に成長したのは、このプロジェクトに賛同して協力を申し出た方々のチカラがとても大きいです。
私がこのプロジェクトの存在を知った7月の末は、6万個程だった球根が、いまは7万7千個にもなりました。
この中の5千個は、サンペイさんの球根なんですね。
改めてサンペイさんに御礼申し上げます。そして、すぐに事務局への連絡方法を見つけることができなかったことをお詫び申し上げます。
スイセンプロジェクト事務局の方にも、私の不手際をお詫び申し上げます。
サンペイさんの5千個がなければ、シンボルガーデンも構想だけで終わっていたかもしれませんね。
さて、前置きが長くなりましたが、実はココからが本題です
そう、ココからが私が今回、伝えたいこと、大切なことです
な・な・なんとー、日比谷花壇さんが、「スイセンプロジェクトに参加したい!」「でも庭に育てていないんだよ!」っていう人のために、素敵な企画を用意してくれました。
その名も【球根シェア 5for5 ~被災地にも、私にも5球づつ~】
「1000円で球根を購入すると、5球は自分の所へ届き、5球は被災地へ植えられる」という企画です。
発売は9月9日(金)~です。購入サイトhttp://www.totomoni.net/project_suisen/index.cfm
募金とか支援金とかもとっても大切・重要なことですが、何かで繋がる、今回はお花で明日を繋ぐって感じで素敵だなぁ~って思っています。
メロンパンさんのお家には、小さな畑があって、そこにはおばあちゃんが丹精込めて育てた四季折々の花や、野菜たちが育っていたそうです。
芽を出し、葉っぱが出てきて、花を咲かせ、実をつける。
この長い時間、その中に暮らしがあって、楽しみがあって。
うまく言えないんだけど、花が咲くまでの過程、育てる楽しみみたいのが、とっても大事なことで、それを共有できたらいいな、共有できるのが、この企画であり、このスイセンプロジェクトなんじゃないかなって思っています。
贈られたかたも~贈った人も~スイセンの生産者も~花屋さんも・・・みんなが喜ぶ企画
この一言を忘れちゃいけなかったです
そう、【5 for 5】は、私と被災地だけでなく、私が誰かに贈り & 被災地 ということもできるのです。
私の家のベランダはとても狭くて、鉢植えを置くスペースもありません。
だから、私のスイセンの球根を誰かに育ててもらうっていう意味で、球根を購入して、誰かに託す。
うん、福島の人に育ててもらうっていうことも可能なのかしら!?
スイセンの球根は秋に植えます。勝負はこの9月です。みなさん、ご協力お願いします
日比谷花壇さんの企画では、もう一つ気になっている企画があります。
それは、がんばろう東北キャンペーンの中の、「春を待つ球根を東北地方へ」
*被災地にチューリップなど明るい春の花を咲かせたいという願いを込めて、日比谷花壇で販売する「秋植え球根キット」を購入すると、同じ球根を植えたプランターを被災地へ届ける、というもの
*こちらの販売は、9/1~だそうです。http://www.hibiyakadan.com/tohoku/
ヒマワリとか、スイセンとか黄色は、ビタミンカラーで元気になりそうだけど、黄色ばっかりじゃね~ 何かもっと華やかな赤とかピンクとかのお花は?と思っていたところに、チューリップの企画はとっても嬉しい企画です。
日比谷花壇さんの事が多くなりましたが、青山フラワーマーケットさんでは、「花の応援団」として募金を集め、そのお金でベコニアを植えたり、向日葵の種を植えたり、母の日にはカーネーションを配ったり、お花のプレゼントをしたりして、花と緑で【心のエネルギー】を届ける活動をされています。
こちらの募金は、携帯を利用して100円からできるのが、手軽で便利、お財布にも優しいので
そのほかにも、園芸家や植物を愛する人たちによる「花と緑による被災地復興支援情報」はコチラにまとまっています http://www.shuminoengei.jp/sp/hanamidori/
お花をプレゼントという企画から、実用的な植物の企画、お花の生産者を支援する企画など、色々あります。
自分の思いを託せるそんな企画だと長続きするし、苦にもならない、反対に喜びになりますね。
そんな企画に巡り合えるといいなぁ~って思っています。
最後に、震災直後の日比谷花壇さんの「絆の花」プロジェクト(現在は終了、微力ながらウチも募金しました)、そして「スイセンプロジェクト」への応援参加と、日比谷花壇さんの活動に敬意を表しまして
日比谷花壇香りのプロデュースとういう「入浴剤」を買ってみました。
「元気チャージ」「リフレッシュ」「リラックス」、そして「女を磨くプリンセスローズの香り」
ピンク色の湯船に浸かっているオッサンを見るのは、気持ちが悪いですが、他は家族の誰が入っていても その日の気分に合わせて香りが選べるっていうのが嬉しいでーす
ここ数日のブログが充実模様ですね。
とくに「続スイセンプロジェクト」は高く設定したハードルをらくらく越えてますよ。
ひそかにこのブログを訪れている人もこころに留めて、参加したくなっているんじゃないかなぁ~。
おつかれ様でした。
そちらも熱くるしさ満載でお送りする予定です。請うご期待!!