(注)ドコモのサイバー攻撃の影響を受け、Gooのブログも新年早々から3日間アクセスできなかった。よって以下の記事もタイムリーではないが遅れてアップする。
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今年も1月2日、家族と共に近くの氏神様の中野神社に初詣した。ローカルの神社であり正午頃に参拝したが我々以外、誰も居なかった。神社氏子の年長者が半年交代で宮司を務めることになっており、社務所で挨拶を思ったが既にその時間には詰めて居なかった。
今年も神社の社殿には伊勢大神楽の加藤菊太夫寄贈の獅子頭が鎮座していた。加藤菊太夫一行は筆者が小さい頃から毎年我が家にも来ていたので懐かしを思い出を書いてみた。
伊勢大神楽師 加藤菊太夫
「加藤菊太夫」一行は毎年東近江市の八日市地区に今も正月の決まった日にやって来る。元旦には東近江市金屋1丁目にある「野々宮神社」で伊勢大神楽の獅子舞が奉納される。
↑野々宮神社で「花魁道中」の魁曲(らんぎょく)を演じる加藤菊太夫組の伊勢大神楽(写真: 滋賀報知新聞より)
伊勢大神楽師・加藤菊太夫 https://www.kandayuyamamoto.jp/member/member-10537/
旅する獅子"近江路を行く"【伊勢大神楽講社】
https://www.youtube.com/watch?v=0Z92s28EkkI
また、氏神の中野神社の氏子宅にも加藤菊太夫一行が毎年正月期間に個別訪問に今もやってくる。仏間や台所で無病息災・家内安全の簡単な舞い祈願をしてお札を置いて帰って行く。氏子である実家の地域は確か1月7日くらいだったと思うが決まった日に来ている。毎年来るのでその日はお布施とお米1升を準備して来るのを待っていた。地域や家によっては米の他に野菜を渡していたかもしれない。
その年に特別な祝い事などがある家では獅子舞などの神楽をやって貰うこともあった。地域の名士や大店では毎年大神楽をやるので観に集まったものだ。
また、生まれたばかりの赤ちゃんや子供の成長を願って獅子に頭をがぶっと噛んで貰うこともしてくれる。私の長男もがぶっと噛んで貰ったことがあるが子供は驚いて大泣きしたものだ。それを見守る大人たちが大笑いして喜ぶ光景を今も覚えている。田舎のよき風習であった。
↑写真: 旅する獅子"近江路を行く"【伊勢大神楽講社】より
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今年の我が家は特別な新年である。孫の高校入試の年であり、2-3月は入試が始まる。よって家族は孫の合格を祈った。困った時の神頼みではないがそれでも今年は氏神様に念入りに拝んだ。また、孫親子は更に東近江市内の勝運の神で有名な「太郎坊宮」へ合格祈願に出かけて行った。俄かのお参りではどれだけ効き目があるか定かでないが人間は現金なものである。。。。私は孫の今の成績なら希望校はパスすると思っているが親は万が一のことがあるので1校滑り止めを受けるそうだ。滑り止めとは言え費用は何万円もするので勿体ないと思うが親は心配なのであろう。。。爺は責任がないので気楽なものかもしれない。。。
以下の写真は氏神様に寄贈された伊勢大神楽師 加藤菊太夫から寄贈され獅子頭。