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気まぐれ日記。

菊花賞の見解...

2012-10-21 09:07:45 | G1
春までの実績上位馬に故障が多く、菊花賞に順調に駒を進めたのはゴールドシップのみ。
メンバー中、重賞勝ち馬はそのゴールドシップと休み明けのコスモオオゾラの僅か2頭。
実績面で言えば、余りにも低調。牡馬クラシックとしては寂しすぎるメンバーとなってしまった。

だから、このメンバーではゴールドシップの実績は2枚も3枚も上。
大方の見方は1強の図式。
オッズもそのように反映されている。

これが2400mくらいのレースであればゴールドシップを絶対視すべきところだろうが菊花賞は3000m。
全馬未経験の長距離戦。
ゴールドシップは距離適正に不安があるとは思わないが、それでも...の可能性もある。
特に基本的に反応の良いタイプでないし、そんな馬が1枠1番になったのは大きなマイナスになりかねない。
おそらく前には行けないので後方からになるのは必至。
内枠なので、追い上げに行く時に外に持ち出すロスが生じる可能性や、裁けずに追い出しが遅れる可能性など。
危険要素もある。
最後に確実に伸びてきても、ダービーのように脚を余すような形で取りこぼす可能性はある。

勝つ可能性はゴールドシップが1番高いと思うが、勝負事などで負ける可能性もある。
その負ける可能性を重視しても良いレースだと思う。

本命はロードアクレイム。
良血馬が神戸新聞杯で開花した形。
父3冠馬ディープインパクト、母オークス馬レディパステル。
母系はトニービン、ブラッシングルームとスタミナに長けた菊花賞や天皇賞・春に強い結構背景。
神戸新聞杯のレースぶりからも距離が伸びれば、さらに良さそうな内容だったと思う。
菊花賞でこその馬である。

対抗はエタンダール。
セントライト記念は惨敗レベルの4着。
見所はなかった。
ただ、流れに乗れずに勝ち負けできる位置取りにいなかった部分も大きい。
それでも長くしぶとい脚が使えるところを見せた。
切れすぎない脚が如何にも長距離でこそパフォーマンスを上げそうな雰囲気がある。
ダービーもゴールドシップとは0.4秒差。
春の実績上位馬がこぞっていなくなった今回ならば実績上位な立場とも言えなくもない。
近走の着順的に冴えないから人気にならないが、長距離ならば十分戦える下地は見せている。

そして単穴にゴールドシップ。
勝ちきってしまう可能性も有りつつということで、このくらいの評価が妥当とする。

あとは秘密兵器(☆)としてベールドインパクト、タガノビッグバンの2頭を取り上げる。

ベールドインパクトは皐月賞、ダービーともそれなりには走っている。
春の実績馬がほとんどいないとなれば、エタンダール同様、十分戦えるはずだし、
距離が伸びるのもこの馬は良さそう。
京都新聞杯2着もあり、京都の馬場適正もある。
近2走(ダービー、神戸新聞杯)の着順の悪さがオッズに反映されているようで人気はないが、
極端に言えば、ゴールドシップを除けば「その他大勢」の馬たち。
ゴールドシップ以外で人気になる馬と人気が示すほど力が見劣るとは思わない。
むしろ上の可能性も十分ある。

もう1頭のタガノビッグバンは距離を伸ばして勝ち上がってきた。
先行力があるのも魅力。
展開が嵌れば押し切りもありそう。


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