安定して勝つために。
Summary
馬連などの複数買いをする馬券戦略で結果がでていないのは、的中したオッズだけで
回収率が高そうだけど、実は外れ分があるために、回収期待値が高くならないことが多い。
長い長いスタンスでは結果的には収支がマイナスに落ち込みやすい。
そこで。
安定・・・的中率が高くなりやすい複勝を買う。
勝つために・・・的中率と的中時の回収率のバランスを良く分析する。
自分のストライクゾーンを見つけて、レース数は絞る。
これにより馬券が偶発ではなく当たるべくして当たることが出来る。
(少なくともそれに近づく)
ただし、複勝が当てやすいからとって、ガチガチの1.2倍以下のような馬を
買うのはオッズバランスが良くない(買う価値が低い)。
必ず当たるなら良いが、どんなに頑張っても外れる事はあり、負けた分を取り戻すのが大変。
なので、オッズ的には1.5倍はノルマ。できれば1.8倍ぐらいのところを狙うようになりたい。
的中率との兼ね合い次第だが、理想は2倍以上。
そしてプラス収支へ。
以上が結論の概略。
いずれにしても、的中率、回収率、平均配当、買い目の数を良く分析してみる
機会を作ってみるのが良いと思います。
そうすると、自分の馬券戦略のウィークポイントや傾向が見えてくるかもしれません。
中には、ちょっとした事で改善される場合もあります。
ただし。
短期間で考えては駄目。たとえば買い目を減らした。そのために外れた事があっても、
逆に買わない事で、無駄に外れを買わないで済む事もあるはずで、そのバランスが
どうなのか?
これは短期間では結論は出ません。
さて。
斯く言う私は複勝戦略をまだ始めている訳ではありません。JRAでは。
馬連などの高配当を当てることの未練があるし、出来れば馬連などでプラス収支に
なりたいので。
ただ、ためしに南関では先週、今週と試していて、好結果が出ています。
まだ2週間なので、結論は出せませんが・・・
最後に応用編。
複勝がとりあえず、一番当てやすいのですが、オッズ的には厳しく、上に書いた1.8倍でも
的中率とのバランスを取るはそんなに簡単ではないはずです。
場合によっては、ワイドの方がバランスがとりやすい場合があります。
1着から3着までに2頭が入らなければいけないけど、意外と当てやすいレースも多いし、
また、配当も2倍ぐらいは何とかなるし、3,4倍までも十分狙えるレースもあります。
的中率は複勝よりは低くなるだろうけど、的中時の期待値の高さで良いバランスが
保ちやすいかもしれません。
南関での好成績は、複勝とワイドの併用でのものです。
以上で、今回の連載コラムは終了。
次回(明日から?)の連載コラムは、「楽して当てる方法を考えよう!」です。