エリザベス女王杯の展望－その１

昨年に続き、阪神での代替え開催。

連対馬の傾向。

対象は(今年は外国馬はいないが)日本馬のみ。
また、重馬場だからこそ来たと思われる12年レインボーダリア、
そしてメンバーレベルがあまりにも低すぎて傾向をすり抜けた13年ラキシスは対象外とします。

本題。

来ない馬
(1)前走、重賞以外
(2)前走、１６００ｍ以下
(3)前走までに重賞未連対
(4)今回外国人騎手に乗り替り馬を除き、前走６着以下。

残った馬
アカイトリノムスメ
ウインキートス
ウインマリリン
クラヴェル
テルツェット
ランブリングアレー
レイパパレ

※外国人騎手ルメールとデムーロはテルツェットとレイパパレ騎乗予定。
※(4)での救済は無し

７頭。

さらに絞ると・・・。


ほとんど来ない馬
前走が９月より前。
→テルツェット

前２走とも４着以下。
→該当なし


※(4)の特例馬。
→該当なし

さらに残った馬
アカイトリノムスメ
ウインキートス
ウインマリリン
クラヴェル
ランブリングアレー
レイパパレ

６頭。


さらにさらに絞ると・・・。

例年重要と思っている要素。

エリザベス女王杯は、平坦京都の外回りという事もあって、基本は直線の差し比べ。
底力と切れ味が要求される。
今年は坂のある阪神ではあるが．．．

重要なのがＧ１実績(勝ち)、古馬１８００ｍ以上の(牡馬相手のハンデ戦以外の)重賞での実績(連対)と、
１８００ｍ以上の重賞で上がり３Ｆ３３秒台以内の脚を記録しているか？
重賞実績と上がり３Ｆは基本は１年以内。

残った馬のＧ１連対実績。１年以内の古馬混合重賞実績と１８００ｍ以上の上がりタイム。

馬名	Ｇ１実績	古馬混合戦	上がり３Ｆ
アカイトリノムスメ	秋華賞	なし	３４．４
ウインキートス	なし	オールカマー２着	３２．５
ウインマリリン	オークス(2着)	オールカマー１着	３４．７
クラヴェル	なし	なし	３３．５
ランブリングアレー	ヴィクトリアＭ(2着)	なし	３５．４
レイパパレ	大阪杯	大阪杯	３４．４

レイパパレがイチオシ!!
古馬混合Ｇ１の大阪杯１着、宝塚記念３着を評価。
数字通り、上りの切れる脚はないが、阪神開催だけに切れ切れの脚まではなくても問題ないとみる。
むしろ切れすぎない方が良い可能性も!?

アカイトリノムスメで次点扱い。
勢いならばこちらだろう。

あとはウインキートス、ウインマリリンも侮れない存在。