oceanside

仏語、英語学習者。アイザック・アシモフのファン。ノース・ホワイトヘッド思想信奉。縄文志向、仏陀志向。

A song for you

2022-08-11 20:45:45 | 宇宙詩とhorizon的瞑想
今でも相変わらず下手な詩を書いているよ
あなたには恥ずかしくて見せられられないのは変わらない

でもなにか掴めるようで掴めない

僕の気持ちは飛散する水蒸気

それを人は湯気と呼ぶでしょう

情けないと呼んでくれても当然さ
僕には君を咎められる事実はなにもないんだよ

でも僕はその希薄な水分を今でも吸って
元気でいる

過去が現実であり
生きる意味があるというなら

僕はまた明日も下手な詩を書いて
あさっての命に繋ぐんだ

時空を超えた君の姿
朧気でも結構

夢が詩となり
詩が勝手に踊りだし

いつのまにか
メロディーを奏で

リズムが心臓と血管に響き
ハーモニーが僕を目覚めさせ
そしてまた眠気を起こし
夢を見る

確かに僕が死のとこに臥すまで

https://youtu.be/iNA8stlMtvE

yatcha john s. 「A song for you 」の超意訳


The Real time to the paradise

2022-07-17 08:43:17 | 宇宙詩とhorizon的瞑想
もうすぐ風が吹くでしょう
昨日は入道雲の一日
今日は快晴の心空
晴れやかな知らせが届く

清涼な風が待ち遠しい
人たちは夏の装い
色も風貌も歩くタッチも

合歓木は昨年ほどじゃないけれど
この一年の重みはピンクが増していそう

3時過ぎ
草原に入れば
いよいよの夏風浜風海風
待ってましたよ

一念
宇宙潮流に呼応する
やはり約束以上の兆徴

生は活
傾いた光を吸い込んで
いざ叢に立ち
全身に風を受ける

その音声
美味にして
微笑みの色あり
血管の鼓動と同調する

https://youtu.be/CMGFkhIAQa4

yactha john s. 「 The Real Time to Paradise 2 」










wave

2022-05-09 04:18:01 | 宇宙詩とhorizon的瞑想
アントニオ・カルロス・ジョビンに生かされて半世紀
あなたの夢のようなかろやかさに生かされてつらい日々もなんとかやりおおせた
挫折の長い苦境の中にも心の弦楽器が響いてた 満ち潮 引き潮 そして月と星たちと語らう時を祈って

アストルッド・ジルベルトの甘い歌声 そして愛くるしい「黒い瞳」
あなたの優しい眼差しと力を抜いた歌声が生きる術(すべ)のすべて
何度も何度も人の人生の素晴らしさを思い出させてくれた

今夜 またまろやかに everything goes on well
ブラジルの「イパネマの娘」たちに囲まれて「白い波」に乗る夢でも見ようか
そして明日 目が覚めたらポルトガル語の洒落た一言でも覚えようか 波に乗って

https://youtu.be/71Htqw-Iv7U

yacha john s. 「 wave 」

Double Rainbow

2022-04-08 02:10:07 | 宇宙詩とhorizon的瞑想
愛の架け橋とかなんとか言って
詩人はうまいこといって
私たちをずっと騙してきたでしょうかね

気持ちが陰り
心の窓がブラインダーでふさがり
優しい言葉を吐く意欲が萎えて
時代の閉塞状況に身動きがとれなくなって
いるとしたら

深い煉獄に突き落とされた
日常が泥化してると
実感したら

解決策はたったの一つだけしかないかもね

夢を視なさい
思い描いてください

大宇宙の霊が
今欲してる feeling

宇宙太極の願いは
陰と陽をつくり
陰が陽をもとめ
陽が陰を慕う
宇宙潮流の軽やかな調べに
つつまれて
体全体の力を抜いて

心のなかからじわっと滲み出る
虹を描く
それが double rainbowsでもかまわない
それが horizonの彼方に
それから振り向くと
背後の山にもかかっていたとしたら
どうでしょう

そういう夢を昨夜視たなら
さりげなく騙されたと思って
あなたの LOVER になんとなく耳元に囁いてごらん
「愛してる」って

https://youtu.be/vBobRjWXBrw

yatcha john s. 「double rainbow」


Meeter Shower ミーター・シャワー

2022-04-06 12:16:01 | 宇宙詩とhorizon的瞑想
外すこと
意表をつくこと
季節外れのバスが一台迷い込んだ地平

好きだったはずの
ぞっこんの美女が
突然泣きじゃくる

それはそうと季節外れだったりする

季節は移ろい
目が移ろい

大切な人との別れ
強く真っ直ぐな気持ちがあれば
過去は遠くても
今のよう
そして明日もそう
という気付き

僕の人生ははじめから冒険だったんだ
側にいてくれた君との

この地球(せかい)は幸せという砂時計
何回までというルールはないはず

「君もみてるだろうか」
ペルセウス座流星群はこの夏も訪れ
時が戻る
否が応でも

星を探す過程は嬉しい遊びの極致
「君もみてただろうか」
君の瞬間は今

「別れは」幾重にも重なりあう電離層
飽きるまでずっとロケットは
地球の磁場を開放されるまで抜けて行く

過去や何処という言葉は
この宇宙には相応しくないかも

僕の心にもきっと相応しくない
君の心にもきっと相応しくない

yatcha john s. 「 Meeter Shower ミーター・シャワー 」