マングローブが塩分を排除しつつ、河口域まで、その生存範囲のギリギリの限界に挑戦しているように、昔、人族は、住み慣れたジャングルを去って、サバンナに出て行きました。
人類の最も遺伝子学的に近いチンパンジーの仲間にBonobos がいますが、彼らの気質は、他のチンパンジーとはかなり違って、穏やかな性格がその特徴です。
そこから類推すると、人類の仲間の中でも、東に移動し、ユーラシアの砂漠地帯を越えて、大陸の東端までたどり着いた一族というのは、前グループのネアンデルタール人との混血も多く、棲み分けの原理を体現していったのではないかと推測しています。
科学が大気圏を越えるようになれば、その同じ棲み分けの原理に従えば、人類の中でもその東端に到達したグループから宇宙に繰り出しても空想過ぎる作り話ではないと思うのですが。
yatcha john s. 「移動の真の意味」
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