New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

愛知県江南市・永正寺「0才からのジャズコンサート」

2019-11-03 23:44:00 | 2019年秋のツアー
 江南市永正寺・蔵でのコンサートは2回目だが、昨年ば大口町で、一昨年は江南市民文化会館でと、この地域での開催は4回目となる。
 永正寺は、大のオペラ好きのご住職がアイデアマンで、地元の人向けに様々なイベントを催しており、地域に開かれた公民館のような役割を果たしている。ついには敷地内にあった蔵を改造してホールも建ててしまった。その蔵ホールを借りての0才からのジャズコンサートである。

 いつも地元での宣伝や当日運営で多大に協力してくれる奈津美さんのお蔭で、今年も大勢の来場者。数年前に結婚した副住職に赤ちゃんが生まれていて、4日の午後の回には母子で参加してくれた。

 小さな会場なので今日、明日、そして月をまたいで12月14日と、3日間7回公演である。








この本堂は来年、改築工事に入る

滋賀県信楽・かまーとの森

2019-11-02 21:00:00 | 2019年秋のツアー
 秋のツアー初日は滋賀県甲賀市(朝ドラの舞台)。元は100m近くの陶器の窯を改造した素敵なギャラリー&カフェ「かまーとの森」。ベースの林正男とドラムの横山和明とのトリオ。

 ここは、信楽焼の窯元、加陶の社長夫妻が、春のツアーで「ファブリカ村」でのコンサートを聴きに来てくれたことから実現した。甲賀は今、NHKの朝ドラ「スカーレット」で舞台になっている町で、加陶の風景は朝ドラに出てくる会社と同じである。

 予定より参加者は少なかったが、皆さん素敵なカフェでのジャズを堪能してくださった。加藤社長もご機嫌で、終了後は美味しいお料理をごちそうになった。ファブリカ村の北川姉妹にもお会いできた。


ギャラリーの裏は倉庫になっていた






何せ100mの窯を改装したので、細長いギャラリーなのである


外にもこんなにたくさんの陶器




ススキの群生も絵になっていた




スカーレットのポスターも貼ってあった








陶器で出来たパーカッションをたたく横山




終了後はたくさんのお料理

東京都武蔵村山市・市民会館「0才からのジャズコンサート」

2019-06-08 23:34:00 | 2019年春のツアー
 ツアー最終日の6月8日は、武蔵村山市民会館で初の「0才からのジャズコンサート」。

 250人の固定席会場で席数一杯まで詰め込まない定員設定で丁度一杯になり、大盛況。ロビーでは地元作家たちの布製品やアクセサリーのマルシェが出て楽しめる。

 おむつ替えのコーナーは武蔵村山市がイベント時に貸し出ししているテントと簡易ベット。聞いたことがあったが初めて見た。

 会館との共催で、会館側の研修スタッフが大勢携わってくれたので、手厚い受付体制で臨むことが出来た。

 固定席は出入りがしにくいので、午後はやや騒々しい状態になったが皆さんとても喜んでくださり、CDもよく売れた。

 会館の舞台スタッフや事業担当の職員もとてもよく気がつき、優しくしっかりと対応してくれたので、リハーサルから撤収まで、気持ちよく最終日を過ごすことが出来た。

 雨の予報だったにも関わらず途中は晴れてきたし、荷物の積み下ろしの最後まで雨には合わず無事終了した。

 今回のツアーは翌日雨予報の時は次の土地へ移動、雨予報でも曇りだったり、と雨にはほとんど合わず、お天気には全て恵まれていた。


今日は固定席会場


市が貸し出しているおむつ替え、授乳のテント


ロビーにお店が出ていて楽しい








控室にて






ランチは武蔵村山名物のうどん







京都~東京へ

2019-06-06 22:34:00 | 2019年春のツアー
 京都で、次回使おうと思っているホールを下見に行く。

 ゲーテ・インスティテュートという、ドイツ政府も資金援助していてドイツ語講座や講演会などが行われ、図書館なども併設されている施設が、ホールを一般にも貸し出ししているのである。

 建物は緑あふれる中にあり、入り口ではクチナシの花が良い香りを放ち、ホールにはスタインウェイピアノ、ロビーも広くトイレは自動、ロビーの椅子はとても座りやすいと、なかなか素敵な施設である。

 1階のカフェメニューにあった、ドイツの定番アイスコーヒーと手作りソーセージに惹かれ、開店まで10分待ってまで入ったカフェが、これまた全て美味しくて、庭は素敵な日本庭園、居心地の良い椅子、と来てテラス席にて非常に気持ちの良い、ツアー最後の時を過ごすことが出来たのであった。

 いざ、東京へ出発。明後日の武蔵村山市民会館での0才からのジャズコンサートを最後に、春のツアーは終了する。















岡山・シンフォニーホール「0才からのジャズコンサート」

2019-06-05 22:28:00 | 2019年春のツアー
 岡山シンフォニーホールでの「0才からのジャズコンサート」は3回目の開催で、今年も満員だった。

 ホールスタッフの人も、当日運営をお願いした岡山市民劇場の方たちも、テキパキと手伝ってくれてスムーズに準備、片付けが出来た。

 0才の時から毎年来ています、という親子が何組もいた。頑張って毎年続けてきたので楽しみに待っている子どもたちがいるのは嬉しい。勿論初めて参加の赤ちゃんや、大人だけ、ご夫婦いらした方もあり、まさに皆が楽しめるコンサートになったと思う。

 終演後は、宿泊地の京都まで走った。