New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

山口県下松市・華のうつわ

2014-11-30 23:29:00 | 2014年秋のツアー
 宿泊した「麦の穂」にサヨナラを言って、昨日出会った方のカフェ、行橋にある「Kissako」でコーヒーとお菓子を頂く。

 私がネルのドリッパーを旅行中に携えてコーヒーを煎れている事をお話しすると、オーナーさんから携帯用コーヒーミルと珈琲豆のプレゼントされてしまった。これでツアーが更に楽しく過ごせる。有難いです。

 下関を通過し3時間もかからずに山口県下松に到着した。色々な芸術家の作品が展示、販売されているレストランカフェ「華のうつわ」ここでの演奏はこれで3回目となる。

 近くの看板も出していないお蕎麦屋さん「降松」でおいしいお蕎麦をごちそうになる。

 降りしきる大雨の中、集まってくれたお客様はコーラス参加者やピアノの先生など30名の大半は女性で、男性は2人だけ。

 柔らかい曲で始めたが、ビートのある曲にも大きな拍手で応えてくれるので、段々とダイナミックな演奏となった。アンコールの拍手を二回も頂く。終演後には雨も上がり、夜風がヒンヤリと気持ち良い。




Kissakoのオーナー」恵子さんと


こちらは華のうつわでの食事




華のうつわは、ギャラリーにもなっている


客席はほとんど女性







福岡京都郡・パン工房麦の穂

2014-11-29 22:52:00 | 2014年秋のツアー
 福岡から東へ2時間、みやこ郡にある「パン工房麦の穂」は紅葉の綺麗な山の上にある。

 3階建てのガッチリとしたログハウス、満員のお客様には手作りパンとスープ、珈琲が音楽と共に供された。

 打ち上げで隣に座った方は、近くのカフェの経営者、何と30年前にNYに住んでいて、若かりし私と会っていたことが判明、その奇遇に驚く。


3000坪の山の上に麦の穂はある


ログハウスは門司夫妻の家なのです


門司夫妻と


山は紅葉していました


今日のランチ


外でランチを頂く三上


玄関の外の華は、今日の準備を手伝ってくれた高校生が活けてくれた




泊まらせてもらった隣の建物は「小春庵」










福岡にて休み

2014-11-28 22:50:00 | 2014年秋のツアー
 ホテルの周りには有名ブランド店や小さくて洒落たお店が沢山、路地を歩いて楽しい。マクロビオティックのレストランまで見つけた。

 夜はNYでの知り合いだったピアノのヤスコさんとサックスの渡辺氏の経営する警固にあるライブスペース「テラ」に顔を出す。池田聡と橋本学、私やお客さんも参加してセッションとなる。素敵な空間だ。雨模様だが暖かい。




福岡・ゆめアール大橋「0才からのジャズコンサート」

2014-11-27 22:34:00 | 0才からのジャズ
 ゆめアール大橋の大練習室は、とても使いやすく、音の響きも美しい広い空間。福岡では初めて開催だが、午前と午後、2回の演奏に200名近くのお客様が。

 ニューヨークで知り合ったKさんもいる。地元の方三人の協力をお願いしたので受付や誘導もスムーズに行えた。









当日スタッフをお願いした皆さんと


ゆめアール大橋はモダンな建物なのである

休み

2014-11-25 22:40:00 | 2014年秋のツアー
 オフ日、ホテルから鳥栖駅まで歩いて20分、途中にあるのはコンビニと葬儀所、釣具店、郵便局、お歳暮承り中の明太子の発注所。飲食店は無い。

 誰だ、このホテルに決めたのは!(私なのです、インターネットではここまで判らなかった・・・)沢山の有名メーカーの看板はあるものの、ここら一帯は各社の発送と保管の倉庫の工業団地だったのです。

 駅から鳥栖アウトレット直行のバスがあったので、ルンルン気分でお買い物に。けれどアルマー二などの高級品はアウトレットでも数万円する事実を思い知らされた結果となりました。

 戻って来て駅前案内板を見ると「ジャズ コルトレーン 」と書いてある店が。そ、そんなぁ。この町に?歩いて10分、緑色に塗られた家の壁にコルトレーンの巨大な似顔絵。ドアには手書きで「ちょっと上に持ち上げて開けて下さい」。

 店内に原遼さんの小説が沢山、この頑固そうな白髭のマスター趣味イイネ、私もハードボイルドが好きだし。でも他の作者の本が無い。何とマスターは原さんのお兄さん!

 店内には古いビバップのレコードに耳を傾ける先客が一人、寸暇を惜しまずジャズ道研鑽中のベースの池田聡であった。今日は他にやる事ないもんね~。

 今夜は町のバンドの公開練習がここである、との事。ピアノは原遼さんだって!北方謙三氏の作品に描かれそうな「幻のピアニスト」そのものである。なので夜になって皆で「コルトレーン・コルトレーン」に行く。

 ステージには11名の演奏者がいる。ビッグバンドだ。休憩中、遼さんと話すチャンスがあった。私が高校生だった頃、飯田橋にあった法政大学のニュージャズ・シンジケートで彼に会ったのだ。40年前だ。




これがコルトレーンコルトレーン


原遼さんと