New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

帰京

2010-12-27 22:51:00 | 2010年オータム~クリスマスツアー
 暖かい東京に戻る。その数日後、裏日本や東北が記録的な大雪となった。車千台が立ち往生した鳥取の道は、1週間前に我々がワゴン車で通った道路だ。間一髪であった。


鳥取の人が送ってくれた、我々が去って数日後の鳥取

長野県伊那・そば処さくら

2010-12-26 22:23:00 | 2010年オータム~クリスマスツアー
 信州そばの専門店「さくら」での演奏は雪の心配があって途中、岐阜県多治見で雪道用のレンタカーに乗り換える。長野に入ると高速からは雪に覆われた景色が見えるが支障なく到着した。

 そば屋さんというよりカフェのような洒落た店内、蕎麦打ちから仕上げまで女将が腕を振るうのだから、旨いのは当然だ。

 日曜午後のコンサートというわけで若い人から年配の方まで大勢が足を運んでくてお店は満杯である。いつもお世話になっているサウンドパーツの水谷氏も大勢誘ってかけつけてくれた。

 ツアーの最後を飾るに相応しい雰囲気となった。


門の前で

アンティーク家具がたくさん置いてある店内










素敵なさくらの庭










演奏風景







一杯の店内


カーテンコールにワインを頂いた


女将、お嬢さん、スタッフの方と記念撮影



浜松・ユパンキ

2010-12-25 22:59:00 | 2010年オータム~クリスマスツアー
 午前中はオフだったので、浜松の「楽器博物館」に行く。期待を遥かに上回る展示楽器の数であった。広い館内にインドネシアの楽団編成の大きなガムラン群、その後方には竹製のアジアの民族楽器の展示、韓国の雅楽からモンゴル、中近東の楽器までが、その解説DVDの映像と共に展示されている。

 地下は西洋の楽器、とても見切れない数なので、これは次回にまわす。

 今夜の会場「ユパンキ」のオーナー鈴木哲氏はこれまで2回演奏した磐田の「風の家」でいつも録音や撮影をしてくださるので知り合った。

 彫像やアンティーク品の数々が飾られ大きなスピーカーが2台据えられた室内は、美術室を思わせる、それもそのはず壁に掛かっている絵画は氏の作品である。プロの筆にかかった様な出来栄えだ。

 控え室となった2階には人の声に最適なヴィンテージのスピーカー、これは氏の落語コレクションを聞く為にだけ設置されている、という。私も落語が好きなので嬉しい。

 会場は満員である。さすが地元だけあってヤマハのグランドピアノの調律がとても良い。静岡県下で活躍するサックスのベテラン岡崎資夫氏がゲストで参加。私の母方の親戚も3人で駆けつけてくれた。

 演奏後の打ち上げで「楽器博物館の音響」を担当したのがここのオーナー鈴木哲氏であると知って驚いた。


ユパンキ入口にて


リハーサル


ここにはこのようなアンティークが色々置いてある


ヴァイオリンは天井にあった!


オーナー直筆絵画の数々




ゲスト・岡田資夫氏


オーナー鈴木哲氏と


最後は皆さんと記念撮影



移動

2010-12-24 23:56:00 | 2010年オータム~クリスマスツアー
 すし銀の大将が「鳥取のカレーを食べて行かなければ」。というわけで午前中にすし銀に集合、「カレーとコーヒーの店・ベニ屋」へ案内してもらう。何日も煮込んだ大将お勧めのカレーは旨かった。
 別れ際には「昼に食べなさい」とすし銀のテイクアウト寿司をお土産に頂き、いざ出発。
 今年のクリスマスイブは鳥取から浜松への移動で終わった。



鳥取すし銀

2010-12-23 22:48:00 | 2010年オータム~クリスマスツアー
 島根県から鳥取県まで途中に短い高速道路があるものの、ほとんど下道で5時間、鳥取に到着。国内外のトップ・ジャズメンの演奏している「すし銀」でのコンサート。

 天井が高く音がよく響く店内に、常連さんたちが集まる。飲んで食べての「飲むのがメイン」の演奏かと思いきや、演奏が始まると皆さんピタッと静かになり、きちんと演奏者の方を向いてじっくりと聴いてくださる。

 多くのジャズメンが演奏している場所にも関わらず、「知っている曲が多くて嬉しかった」との感想が多い。人々の耳に心地良いスタンダード曲の演奏が好評であった。

 打ち上げに出された、音楽大好き人間の「大将」が魚市場から仕入れ、腕をふるった料理の数々は、さすが美味。「松葉かに」は透明な肉がフワッと口にひろがる絶品!

 4年以上前に米子でのコンサートでお世話になったN女史もご夫妻でいらして、かぶりつきで聴いてくれた。








これが松葉蟹だ!