New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

サンシティー銀座EAST

2009-05-31 21:07:00 | 2009年春のジャパンツアー
 昨年に続いてこの見晴らしの素晴らしい31階のホールでの演奏。リタイアされた方々の住むマンションで、グランドピアノが3台もある。レストランは天井が30mほどもある吹き抜けの作りで広々としてる。アメリカ人による設計と聞いて納得する広さとセンスが光り高級感がある。ジャズばかりでなく皆さんにお馴染みのラテン曲のメドレーなども演奏する。

 地下鉄の月島駅では「次は焼き肉とロースとビーフの店XXの月島駅」と車内アナウンスがあって微笑ましい。


ランチ




客席の様子

ヤマノミュージックサロン池袋

2009-05-30 20:53:00 | 2009年春のジャパンツアー
 今日からは新しいCD「2&3」発売記念の演奏となる。パーカッションの小松誠司氏の教える山野楽器でのコンサート、バイブの有明のぶこさんにベースは今まで通り池田聡氏の4人である。

 ひさしぶりの東京は、さすが大都会、人がたくさん!の印象だ。客席には顔見知りのファンの方々もいて嬉しかった。





磐田・クリエイトセイブ風の家

2009-05-29 22:01:00 | 2009年春のジャパンツアー
 静岡県・磐田市「風の家ホール」。京都から名古屋を抜けて4時間。茶畑の真ん中にある木造のホールでは我らのベース、池田聡の父君、かの池田芳夫さんも演奏していて大きな写真があった。

 オーナーは自身もトランペットをされるので、演奏後は新茶と自家製桑の実ジャムで音楽談義を。来年の再来をリクエストされた、ありがたし。
 
 偶然なのかグリーン・ツーリズムと無農薬栽培の野菜やお茶の流通ネットワークの必要性についても語り合う、福山で見た劇のテーマと一緒だ。


クリエイトセイブ風の家正面にて


オーナーの加藤さんと向いの茶畑前で


三上の後ろに見えるのが、池田聡氏の父君池田芳夫氏がベースを弾いている写真


演奏風景


風の家ホール内で皆さんと




京都にて休み

2009-05-28 22:47:00 | 2009年春のジャパンツアー
 京都でオフは嬉しい。た~くさん可愛いお店があって、見切れない。まずは「大鶴」(オオツルなのかダイツルなのか?)で、そばを食する。キツネは油揚げだがタヌキは油揚げに餡かけだ、御注意。メニューは舌代(したがわり)という。「玉吸」は卵入りの吸い物でギョクスイと読む。いいぞ!京都。東京もんには読めまい。創業百年以上の老舗なのでそば、うどんは当然うまい、のに中華もあるから怪しい、というので焼きそばを注文すると、これがちょいと焦げてて柔らかで絶品!!次回は焼き飯を食べることにするぞ。「恐れ入りました」の老舗だった。

 角をちょいと曲がった辺にあるイノダの庭で5月の薫風を受けて喫するコーヒーの美味な事、極上。京都大好き。河原町通りを越えて祇園へ、やたらに目立つ無粋な「無料案内所」に眼をつむって通り越せば、道の両脇が行灯で照らされた幻想的な新橋通りとなる。さすが京都。ここで食事はちと懐に響きそうなのでホテルにもどる。

 翌朝は近くの「松栄堂本店」で香を求め、足をのばして「一保堂本店」で玉露を購入、と京都を満喫した。


ホテル向かいの呉服屋


お気に入りの蕎麦屋「大鶴」


イノダ珈琲でくつろぐ


イノダ珈琲本店前


幻想的な祇園


祇園でみつけた表札



福山にて休み、芝居観劇

2009-05-27 00:12:00 | 2009年春のジャパンツアー
 今日は広島県・福山市でオフ。ホテルの近くの大きな福山文化ホールで青年劇場「菜の花らぷそでぃ」を観劇する。日本で本格の芝居を見るのは初めての経験であるが、面白かった。

 農村の活性化に関しての、世代間での価値観の相違、食生活のレトルト食品化、輸入食品問題など深刻な問題提起が俳優のキャラクターの配置やコミカルな会話を散りばめての演出で、全体が重くなりすぎること無く良いテンポで進められている。

 開始時の観客のつかみ方、途中で深刻な場面のすぐ後に、笑いを生じさせる瞬間を入れてのテンションの解放、など芝居から学ぶことも多い。


瀬戸大橋にて



観劇した青年劇場「菜の花らぷそでぃ」公演チラシ