New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

追記

2013-06-19 21:04:00 | 2013年春ツアー
今回、役に立った小物


アイロン :千円位なのに便利


煎茶淹れ :倉敷で買った備前焼き、宿泊先で一人分のお茶を飲むのに最適です。

帰京

2013-06-15 11:51:00 | 2013年春ツアー
 出発前にシュターナー学園いずみの学校を見学する。ルドルフ・シュタイナーはドイツの教育哲学者だが、有機農法や芸術や心理学、神学にまでその思索が及んでいる。彼の理論を基にしたユニークな学校は日本全国に11校。

 ここ豊浦町でシュタイナーが町から借りているのは元中学校の校舎。だからここは全国でも稀なほど充実した施設なのである。そして、この学校へ子どもを入学させる為に家族で引っ越してくるケースもあるので、人口減少から逃れられない小さな町にとってもプラスになるわけだ。

 町の名産であるいちごを、生徒たちが校庭の隅にあるハウスで栽培していて、収穫期の今日は日曜の雨にも関わらずイチゴの収穫が行われていた。ハウスを訪れて、その場でイチゴを食べるとその味と香りは抜群である。
 
 私が見学に行きたいと理事の横田先生にお願いしたので、日曜日の休みだというのに女性校長・まいこ先生がわざわざ校内を案内をしてくれた。

 一旦宿に戻って、お世話になった商工会の徳田さん、とわに-倶楽部の梅沢さんのお見送りを受けて出発。

 今日は苫小牧からのフェリーが夜出発なので、たっぷり時間がある。まずは豊浦の隣町にある「ギャラリーカフェ杢」に寄って一服。昨日のライブにも来てくれた彫刻家のオーナーご夫妻と歓談。

 湖沿いの山道を走り、道の駅「きのこ王国」などに寄ったりして夕方苫小牧港に到着、フェリーに乗船。

 40人の乗務員、乗客は8百人収容可、ホテルのような個室のあるこの船はラウンジあり、レストランあり、ショータイムあり、と豪華客船の設備である。

 一晩をこの船で過ごし、朝10時に仙台着。5時間後に東京着。

 今回も橋本、池田、林、今村、有明、福森(敬称略)のサポートで春のコンサートツアーはたくさんのお客様で好評に終わった。皆さん、ありがとう。


シュタイナー学園いずみの学校


お世話になった徳田さん、梅さんと


カフェギャラリー杢のオーナー夫妻と


午前中は雨だったのが嘘のように午後はこんなに晴れた!


これが豪華な客船内





仙台はどんよりしていた。乗ってきた客船「きそ」

北海道豊浦町・とわにー

2013-06-14 22:45:00 | 2013年春ツアー
 春のツアー最終日は、イチゴの里・豊浦町のとわにーホール。この素晴らしい会場での演奏は今年で4回目、親しくなった商工会やとわにー倶楽部の皆さん、元気そうで何より。

 今年は、客席の後方はテーブルを置いて、飲みながら聴けるスタイルを取っている。また地元の中学生、高校生たちにも参加してもらうという試み。

 中高生たち、帰りがけに「感動しました」と声をかけてくれたりアンケートに「初めてのジャズ、楽しかった」と書いてくれたり、うれしかった。

 毎回楽しみな終了後の打ち上げ、今年もすごい。地元で採れたホタテの稚貝、フォアグラのようなアンコウの肝、新鮮なズワイ蟹とその甲羅に入った味噌、ひらめと甘えびの刺身、プリプリの鮭はその名も「時知らず」。

 素晴らしい素材を活かした、この店の女将の創作料理の上品で柔らかい味付けには脱帽である。この土地の人達は、幸せだ。


高速を通らず中山峠から豊浦へ。中山峠から見た羊蹄山


羊蹄山をバックに


中山峠にて


喜茂別道の駅にて


リハーサル中


受付けの様子


本番中、舞台袖から




客席後方はテーブルで飲みながら聴くことができます




打ち上げは豪華な海の幸



函館へ移動

2013-06-11 22:00:00 | 2013年春ツアー
 美味しい朝食をいただいて、3時間北上し青森港に向かう。そこからフェリーで4時間で函館に到着。

 函館公民館で明日の「0才からのジャズコンサート」の準備をする。

 このホールは固定席なのでいつものように前方にシート席を作ることができない。替わりに、舞台が広いので演奏する我々の後方に、少しだが赤ちゃん連れの人用にシート席を用意した。

 NYで一緒に演奏していた打楽器のEvanと、以前演奏したジャズ喫茶「想苑」で待ち合わせる。和太鼓もやっていた彼は函館に英語教師の職を得て日本に来ることが出来た。元気そう、異国の地での生活を楽しんでいる様子だ。

 今回我々がお世話になっている、大学の先生で公民館を活用してコンサートを開催している松石さんも紹介することができた。


公民館前からの眺め


公民館の入り口


公民館前の道路にて。後方は函館護国神社


道路の反対側は、海が見えます



岩手花巻・銀河の里

2013-06-10 22:25:00 | 2013年春ツアー
 山形から北上、3時間半で岩手県花巻市郊外の「銀河の里」に到着。ここは高齢者施設と農地を利用した地場産業を営んでいる。

 デイケア・センターの中にグランドピアノとドラムまで設置された広い部屋があり、ここが毎月1回のコンサート会場になる。

 働いている人たちに若い人が多く、キビキビとして活気がある。

 コンサートは近隣に住む方々や車イスの入居者、通所者の方々、職員の方たちで一杯である。皆さん、リクエストの「川の流れのように」を口ずさんで下さった。

 終了後は、囲炉裏のある畳の一角で、職員で実行委員の皆さんと打ち上げ。いつも施設の食事を作っている栄養士さんの、ここで作った野菜を使ったお料理や銀河の里製りんごジュース等に舌鼓を打った。

 今日は演奏した広い部屋に宿泊させていただく。デイケアセンターなので、広いお風呂や洗濯機、何でもそろっているのである。


玄関にて


窓の向こうは緑が一杯


受付は職員で実行委員の皆さん










客席はこんな感じです


皆さんと記念撮影


銀座の里製りんごジュース


打ち上げはいろりにて