朝から雨が降り出した、台風が近づいているとの事。美味しい朝ごはんを頂き、くつろいでいると「二階を見ませんか」と御主人がおっしゃる。しかし、二階への階段はどこにも見当たらない。「これですよ」と背の高い棚を指される。「これが階段?」なのだ。
二階への入り口は、引き戸式で、閉じてある状態では天井としか見えない、忍者屋敷の様である。二階は、一階からでは予想も出来ない広さである。特別な客人に使われた「銀の間」「金の間」など数部屋、床の間の横にある押入れ内には「刀掛け」が!格子の嵌った窓からは、大きな柳の樹と家の前の道(江戸時代には紀ノ川に沿った主街道であった)が見え、ちょんまげ姿の旅人が行き交う様子が目に見えるようだった。
全国各地で古い建物を訪れる我々にとっても、なかなか目にすることのないこのお屋敷は、重要文化財に指定されているそうである。
昼前に出発、豊川に向かう、昼過ぎから雨足が激しくなる。今日の主催者、八の蔵の平松氏から開催するかどうか心配の電話がかかる。車の窓からは雨しか見えないので「決行しよう」と思いながら会場へ向かう。
ところがホテルに着いて車から降りた途端に、足をすくわれそうな突風である。横から吹き付ける雨。歩けないし、傘もさせない。台風の来ないニューヨークで暮らしていて、すっかり忘れていた大雨と風である。
10月21日が休みでちょうど今日と同じく日曜日なので、その日への変更を決定し平松ご夫妻が予約されたお客様全員に電話連絡をしてくださる。
スーパーで夕食を買ってホテルに戻る、この台風では外には出られない。という訳で突然休日となった。
2階への階段
金の間
銀の間
これが押入れ内の刀賭け
昔の電話、番号は五番
現役の井戸
今は使われていない大樽
母屋の玄関にて社長と。昔はこちらが表側だった
現在の表側、店舗の前で社長と
お茶室への庭。庭師さんは京都から呼び寄せるという
二階への入り口は、引き戸式で、閉じてある状態では天井としか見えない、忍者屋敷の様である。二階は、一階からでは予想も出来ない広さである。特別な客人に使われた「銀の間」「金の間」など数部屋、床の間の横にある押入れ内には「刀掛け」が!格子の嵌った窓からは、大きな柳の樹と家の前の道(江戸時代には紀ノ川に沿った主街道であった)が見え、ちょんまげ姿の旅人が行き交う様子が目に見えるようだった。
全国各地で古い建物を訪れる我々にとっても、なかなか目にすることのないこのお屋敷は、重要文化財に指定されているそうである。
昼前に出発、豊川に向かう、昼過ぎから雨足が激しくなる。今日の主催者、八の蔵の平松氏から開催するかどうか心配の電話がかかる。車の窓からは雨しか見えないので「決行しよう」と思いながら会場へ向かう。
ところがホテルに着いて車から降りた途端に、足をすくわれそうな突風である。横から吹き付ける雨。歩けないし、傘もさせない。台風の来ないニューヨークで暮らしていて、すっかり忘れていた大雨と風である。
10月21日が休みでちょうど今日と同じく日曜日なので、その日への変更を決定し平松ご夫妻が予約されたお客様全員に電話連絡をしてくださる。
スーパーで夕食を買ってホテルに戻る、この台風では外には出られない。という訳で突然休日となった。
2階への階段
金の間
銀の間
これが押入れ内の刀賭け
昔の電話、番号は五番
現役の井戸
今は使われていない大樽
母屋の玄関にて社長と。昔はこちらが表側だった
現在の表側、店舗の前で社長と
お茶室への庭。庭師さんは京都から呼び寄せるという