New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

ホテル編「ブリーズベイ シーサイドリゾート松島」

2009-07-23 20:06:00 | 宿泊施設
 茶色で統一された館内は南国のリゾートを思わせるように建築されているのだが、そのアイデアが実にうまくあたっている。ちょっと向こうは松島の海岸で、点在する小島が見張らせる。部屋の中の家具もモダンでトロピカル、良い雰囲気だ。

 松島というと浴衣姿で歩く人の目立つ大型温泉ホテルが多いが、ここは小さな隠れ家であって趣味が良い。


旅館編「ホテルステーション京都」

2009-07-23 19:56:00 | 宿泊施設
名前は「ホテル」だが旅館に分類した
「ホテルステーション京都」
 
 何でこんなに広いのか!一人でこの部屋は広すぎて、さびしい。それもそのはず、ここは京都に修学旅行に来る学生用の旅館である。時期的にちょうど空いていると個人でも泊まれる。学生用の大部屋を一人で独占、はめったに味わえない経験である。
 
 一人でドタドタと追いかけっこしても、30秒で飽きるし、息切れもする。しかしここは京都、外に行けば充分に楽しい。都会でこの大きな部屋は珍しい。
 
 次回は必ず写真を撮っておいて皆さんに披露したい!


ビジネスホテル編「京都ガーデンホテル」

2009-07-23 19:48:00 | 宿泊施設
 ビジネス・ホテルは「寝る」という目的の為だけに最小限度の経費で運営されているのだから、どこも似たり寄ったりだが、それでも違いはある。多くの場合、入り口に数段の階段があって重い荷物のある身には辛い。なぜホテルをこのように建造するのかが疑問である。

京都「京都ガーデンホテル」

 入り口からロビーまでの数段の階段というのは重いスーツケースを下げた旅行者には実に不愉快な造りなのだが、このホテルはスロープもついていて有難い。スタッフも親切で、部屋もシングルにしては窮屈で無いほどに広さがある。ベッドも大きいし、枕もとの灯りも読書が出来る明るさを持っている。タオルも柔らかくて気持ちよい。部屋でのインターネット接続も可能だが、ロビーにもコンピューターが二台設置されていて便利だ。
 繁華街の河原町通りや祇園には少し遠いのだが、周囲の京都らしい可愛いお店を見ながらブラブラと歩ける距離である。コインランドリーは無い。



旅館編・千厩「わくわくランド」

2009-07-20 12:15:00 | 宿泊施設
 ビジネスホテルの狭さは「安い宿泊料だから」と我慢するのが普通だが、それでは同じ位の低料金なのに旅館の「この広さは何だ!」という場合が多い。一部屋二十畳の部屋は一人ではどこに寝たものか?戸惑ってしまう。真中を壁で区切れば都会の2LDKのマンションで通じる広さだ。これだけ広いと、毎日掃除してるのかな?と余計な心配がおこる。

岩手県千厩「わくわくランド」

 この部屋は何畳なのか?二十畳はあるのかも知れない、のに加えて窓際にはダブルベッドが二台ある。こりゃ、一泊では使い切れません。

 窓からは隣にある神社、禁煙の盛んなこの御時世に、何とその名が「煙草神社」である。以前はこの土地はタバコの葉の生産地だったそうで、当時の名残であるが、可哀相に寂れていた。

 さて部屋の広すぎるほどの旅館は大きな大浴場の場合が多い。トイレが部屋についていない分だけ、共同浴場に手をかける傾向が見られる。その割りに午後にチェックイン(旅館では御到着かな?)しても食堂が開いてなくて部屋に通されても、いつからそこにあるのかが判明しないお茶受けの最中か饅頭1個を口に放り込んだ後は空腹のままという状況に陥る場合も少なくない。

 街中ならいくらでも夜半のレストランがあるのだが、温泉込みの旅館は山の中である。


和洋室。1人でこの広さ!奥にはさらに4畳位の小部屋があり、入口はさらにその向こうである。


旅館編・沼田「青池」

2009-07-19 12:48:00 | 宿泊施設
「旅館編」
ビジネスホテルのロビーはすっきりとしている(といえないホテルもある)が、旅館のロビーは凄い。長い歴史のある旅館というわけでそれなりに物が多い、のは普通の民家の旧家と同じであるが、実に雑多なものが飾られている。


群馬県沼田市「ホテル青池」 (名称はホテルだが、私はここを旅館編に入れた)

 ロビーには江戸時代くらいからの壷や掛け軸から昭和時代のアップライト・ピアノ、カラオケの機械まで世代を超えた各種の品々が誰が見るともなく、飾ってあるのか、あるいは置いてあるだけなのか。加えて大きな水槽まである。

 この家は物を捨てられない家系なのかもしれない、というのも部屋に備え付けのドライヤーがこれまた時代物で、今時の掃除機のホースよりもごつい。引き出しには小型のドライヤーが入っているのだから、この古い方は取り外せばよいと思うのは、物を大切にしない世代の考え方なのかも知れない。

 同じ経営者が道を隔ててコーヒーの豆を売るお店を開いている(閉まってもいるが・・・)のは見識があって嬉しい。ところがこの豆で挽いたコーヒーがホテルのロビーでサービスされるわけでないのが、夫婦の齟齬を感じさせる、考え過ぎか。


今は使えないドライヤー