高知県南国市・高知大学医学部付属病院

朝っぱらから付近を散策、九時なのに「あたごまち」通りの店はどこも開いていない。

　線路まで行ったらガラス越しにパン作りを見ることが出来るパン屋さんがあった。「本日、ケーキ全品180円」というので朝からティラミスを買う。コーヒーも無料サービス、店内のコーナーで食べることが出来る。美味しそうなので五穀パンも食べる。すると店の人が「帽子パン」を持ってきてくれた。始まりはクッキーの欠片をかけ忘れたメロンパンの生地に、カステラの生地をかぶせたら周りにはみ出た部分が帽子にツバに見えて、高知名物になったとのこと。予期せずにとてもお洒落な朝食になった。

　演奏は高知大学医学部付属病院、広い会場に昨年以上に多くの皆さん。患者さんと家族だけでなく、外部の一般の方々にも公開されたコンサートである。

　今日休みの看護師さんもも子どもを連れて聴きに来てくれたし、今日出勤の職員の方たちも喜んでくれた。

　高知でいつも応援してくれているＨさんと、Ｔ氏から甘い物の差し入れがあって嬉しい。


帽子パン








看護師さんたちから花束贈呈


コンサート終了後は、元通り病院の受付に


正面玄関前にはアンパンマンがいる

高知市・細木ユニティ病院

　細木ユニティー病院での演奏は2年ぶり、去年は来られなかったが、それまで毎年招いてくださって、もう８回目位である。
　患者さんだけでなく一般の方も入場無料である。毎月２回音楽療法の一環として開かれているコンサートだが、今日は今年一番の入場者だとか。

　我々の演奏を楽しみにして待っていてくれる常連さんもいて、ジャズ好きの患者さんからは思わぬ質問や意見も出るので音楽のみでない交流も生じる楽しみなコンサートである。

　我々のジャズだけでなく、皆さんも大きな声で「上を向いて歩こう」や「ゆりかご」を合唱。元気なコンサートだった。


リハーサル中


屋上庭園


満杯の客席


音楽療法士の有光さんと

京都市・西文化会館ウエスティ「０才からのジャズコンサート」

　西京都ウエスティでの「０才」は今年で２回目、前回同様に湯沢はなさんに協力して頂いて、多くの親子連れが集まった。

　はなさんに加えて昨年も手伝ってくださった中田さん、それに今回初めてお手伝い頂いた吉田さんという強力メンバーの皆さんのお蔭で午前と午後ともにスムースに進行し、今秋のツアーの開始にふさわしい爽やかなコンサートであった。

　演奏終了後、すみやかに楽器を片ずけて四国・高知市に向かう。5時間かかって夜の10時に定宿のタウンホテル錦川に着いた。


開場前

秋のツアー出発

ベースの林正男、ドラムの橋本学、横田マネージャーと私の四人を乗せてワゴン車は正午に国立駅前から出発、７時間後に西京都に到着。

　さすが、我々のツアーだけあって最初の宿から意表を突かれた。宿泊料金は一人3千円也というのにつられて選んだこの築40年のホテル、デザインや広さが違う全室に共通しているのは手造りの、学園祭のビックリハウス風な造りという点である。

　周囲は住宅地で店や食堂は皆無、交通はバスしかないから車がなければ京都観光は不可能ですね。驚いた。