東京の田舎から

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反戦工作に騙されるな

2018-08-11 22:17:19 | 時事問題
 終戦記念日、否、敗戦記念日の8月15日が近付くと、毎年、NHKは悲惨な大東亞戦争のことを放送する。因みに「太平洋戦争」とは戦勝国が付けた名称であり、日本では、この戦争の大義を示す「大東亞戦爭」と称するのが正しい。
NHKはこの戦争の悲惨さを煽り、戦わずして現在の日本人に厭戦気分を植え付けるべく活動しているのである。これは、世論戦という情報戦爭の一種であり、これにより、現在の日本人の「お花畑」思想を植え付けたのである。因みに、NHKは国営放送と思わされている人が多いが、その実態はチャイナや朝鮮の手先となり、日本人の心理を操作するべく活動している放送局である。
これらの放送では、日本の指導層の覇権願望から、無謀にも戦争を始めたとの趣旨である。しかし、本当にそうであろうか? 事実は違う。日本は欧米の植民地にされないために、明治以来から富国強兵を掲げて国力を付け、東南アジアで唯一、欧米の植民地にされなかった国である。そして、日本が植民地にされないために、東南アジアを植民地としていた欧米に対抗して、大東亞共栄圏という経済圏を作ろうとしていた。しかし、このことを快く思わなかった欧米諸国が挑発して、日本が植民地とされないで生き残るためには戦争しか手段がないところまで追い込んだのである。この当時は「弱い国は植民地にされて当然」という帝国主義の時代である。今とは違う。このことを混同してはならない。尤も、中華人民共和国(中共)は現在も帝国主義そのままに周辺の国家を併合している。
すなわち、欧米のしていた植民地が正当なのか、日本のした植民地の解放が正しいことなのかの大義のある戦争であった。であるから戦争の名称は大東亞戦争であった。しかし、これでは、東南アジアで悪辣な植民地運営で利益を得ていた戦勝国が困る。そこで太平洋戦争という何のことか判らない名称にすることを強制したのである。太平洋戦争と呼ぶことは、日本人が騙されていることの証明である。
 日本人が騙されていることは、広島、長崎の原爆投下も、戦争を早く終わらせるために仕方の無かったことなどと思わされていることである。
原爆投下のあった時期には、日本は既に戦争継続の能力を失くしていた。原爆の投下をしなくても戦争の継続能力はなかつたのである。しかし、連合国・米国は、折角作った原爆を使いたくて仕方なかった。そして人体実験の目的で原爆投下をしたのである。これが真相である。
 戦後の日本の教育では、戦争の原因も原爆の投下も全て日本が悪かったからであると教えられた。これは、日本を占領した連合国・GHQが行った WGIP(War Guilt Information Program)によって「日本人が悪かった」と錯覚させて贖罪意識を植え付けるための日本人洗脳工作の成果である。この洗脳工作で、日本人は大東亞戦争に対する正当な評価をできなくなり、今に至るも悪いのは日本であり、他の国は全て善であると思いこまされ、その御花畑思想はますます効いてきているのである。
そして、「平和が大切」と、自国だけのインチキ平和主義に毒されているのである。これは、現在の日本国憲法の前文にも書かれている。完全にお花畑の思考に毒されているのである。平和は大切である。そのためには「日本を侵略したら戦いますよ」との強い意思と、その裏打ちとなる強い軍事力が絶対に必要なことを忘れている。
現在、日本国内には米軍基地が多数ある。多くの日本人はこれを異常なこととは思わない。否、何とも思っていない。しかし、日本が独立国であるとすれば、これは、世界的にも異常なことである。しかし、インチキ憲法を崇拝している限り、今、米軍基地がなくなれば、日本は他国に簡単に侵略されてしまう。であるから「米軍基地はいらない」とは言えない。
何とも困ったことになっているのである。
 今の日本は、中共と韓国から侵略されようとしている。しかし、その韓国は北朝鮮から侵略されようとしている。日本侵略のための情報戦・世論戦に日本の放送が利用され、日本国民に厭戦気分を植え付け、日本を弱体化させようとしているのである。
NHKを始めとする放送局の流す情報戦・世論戦に騙されてはならない。