東京の田舎から

日々の雑感や思いを書いています。

尖閣戦争の備えはあるのか?

2021-01-25 08:55:41 | 時事問題

 所謂「中国」、すなわち、「中共」は国家ではない。中共は国家を装っているが、その内実は、支那大陸を占拠しているテロ組織である。以前、「イスラム国」と称するテロ組織があった。中共はこれと同じである。このテロ「国家モドキ」は、ナチスのヒトラーを遙かに凌ぐ、人権蹂躙・虐殺を平然と行う極悪な悪鬼の如くな組織である。このような組織を、米国と覇権を争える程に成長させてしまったのは、「怪しい」部分を見ないようにして、「労働賃金が安く済む」として、「儲かれば良い」として、日本が先鞭を付けてしまい、続いた欧米が投資をしたためである。その中共への投資で、品物は安くはなったが、その反面、日本国内での雇用は失われ、庶民の暮らしは悪化している。そして、「安かろう、悪かろう」の品物が溢れているのである。そして、中共の経済発展・成長を助けてしまったのである。

 更に、米国の大統領選挙への不正介入のための超限戦の一環であろう。武漢ウイルスを、中共の「春節」を利用して世界中へばらまいて、世界中で多くの死者をだしているのである。しかし、その効果は抜群で、中共にとって望ましい、否、中共の手先を米国大統領に据えたのである。このようにして、米国は中共に乗っ取られたのである。

 このような情勢にあるところ、中共は、以前には「国防動員法」を制定して、「イザ戦争」となったとき、例えば、日本にいる支那人は蜂起して、兵士として活動することを義務付けた。同時に中共に進出している企業は、中共の軍需産業として協力を義務づけた、悪法を制定している。これは、例えば、日本と中共とが戦争になったとき、中共にある日本企業は、中共の手先となって、日本の攻撃に協力させられるということである。

 さて、ここまで準備を進めていたが、いよいよ、2月1日から「海警法」が施行される。この法律は、中共海警局の武器使用と任務と権限を定めたものである。この法律は、尖閣領域に日本の漁船等が入ったとき、中共側からの武器使用を可能にしたものである。すなわち、尖閣で漁業をする漁船は、発砲されるということである。今までは追尾されて漁業を妨害されていたが、今度は発砲を正式に認めたのである。

 加えて、中共の王毅外相が、昨年11月24日に来日したとき、何と図々しくも、共同記者会見の席上、

・尖閣で操業している日本漁船は偽装漁船であり、中国(正しくは「中共」である。以下、同様)の主権を侵している。

・中国側としてはやむを得ず非常的な反応をしなければならない。

・我々の立場は明確で、引き続き自国の主権を守っていく。

と公言したのである。これは、日本国内での発言である。しかも呆れたことに、同席していた、日本の茂木外相は、これだけ言われているにも拘わらず、ただ「ニヤニヤ」していたのである。中共の外相に、日本国内で、「尖閣は中共の領土・領海である」と、そして、入ったら「非常的な反応」、すなわち、発砲などをすると言われて、反論もせずに「ニヤニヤ」していたのである。これは、「王毅の言い分を認めた」と言われても仕方の無いことである。この様子・映像は、世界中に配信されたのである。

 本来ならこの茂木の態度は腹切りものである。しかし、更迭もされない。日本政府は、茂木の態度を容認したと看做されても仕方の無いことをしている。

 これで中共側の準備は整った。

 すなわち、

・「尖閣は中共のものである」これは日本も認めた。

・「領土・領海に侵入したとき発砲は合法であり、日本にも伝えた」

・日本が「安全保障条約」を結んでいる米国は、中共が乗っ取っている。バイデン政権は「日本への協力は形だけ」しかしないであろう。日米安全保障条約は形骸化してしまった。日本の後ろ盾は「案山子」同然となったのである。尖閣を攻撃しても米国からの反撃はない。安心して攻撃できる。

 ここまでの準備をしたのであるからして、中共が尖閣を盗りにくることは間違いがない。なお、海警局は警察組織を装ってはいるが、中共の中央軍事委員会の指揮下にある海軍の一部である。海軍であることを判りづらくした「偽装警察」なのである。

 現状では、近い将来、尖閣で発砲されて、日本側に被害が生じることが予想される。そして、中共は、台湾に対する威嚇の意味もあり、局地戦争に持ち込むことを意図しているであろう。しかし、戦争は往々にして拡大していく。局地戦争が日本全域に及ぶ可能性もゼロではない。戦争になったとき、日本はどうするのか? 「いやいや、日本には憲法9条がある」「だから大丈夫」なぞと考えていても、これは、神社のお札よりも効き目がないことは確かである。すなわち「憲法9条は戦争を呼ぶ」のである。

 菅内閣は、「仕事をする」とのことであるが、尖閣攻撃に対しての事前の対応、準備はしているのであろうか?  所謂、コロナ、正しくは「武漢肺炎ウイルス」の感染爆発に対する「超」の付く程に酷い、泥縄対応と情報の隠蔽を見ていると甚だ不安である。

 敵である中共は、こうして尖閣侵略の準備を着々と進めてきていた。しかし、日本は、コロナにかまけて、その前は「モリ・カケ・桜」にかまけて、何もしていない。内閣が替わっても、不要不急の「はんこの廃止」とか、いつでも良いことばかりを急いでいる。

そして、

 尖閣は単なる「島のひとつ」ではない。日本のシーレーンの一部であり、命綱である。

 大東亜戦争後には、韓国に竹島を盗られて放置していた。これが先例となり、中共は、尖閣の侵略をするのであろう。

 筆者の予想が杞憂であれば良いのであるが・・・。

【了】



最新の画像もっと見る

コメントを投稿