海と星の贈り物⑧「心にいつも “ふるさと(故郷)” を発見」

海と星の贈り物⑧「心にいつも “ふるさと(故郷)” を発見」

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⭕Info：夜のお寺で「海と星の贈り物」
　オカリナ・トークコンサート(ローソクの灯りの下)
　2017年９月２日夜７時～８時
　崇禅寺(石川県金沢市瓢箪町5-43 明成小学校横)：http://www.spacelan.ne.jp/~souzen/
　お話と演奏 上村 彰 / 主催 オテラート金沢
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お盆明け…ふるさと再発見に元氣を得て、新たな気持ちで仕事に向かう人は多いでしょう🎵

場所としての故郷と呼べる所を持つ人

永遠の心の故郷をいつも抱いている人

故郷を探して行雲流水・遊行やまぬ人

…青い鳥を水平線に求め 旅に出て

星、山、森、河、街、人、海…

大自然からの贈り物は 無限の宝物❗

置き場は 広大な心の宇宙に繋がって…

佳く見つめれば 青い鳥がやってくる🎵

ふるさと再発見は、誰もに新鮮な心の眼を拓かせてくれるに違いありません。

国際交流と “ふるさと(故郷)”の 原点を見つめる機会を頂いた 石川国際交流サロン関係者と、展示会にお運び頂きご教示頂いた多くの方々に心より感謝を申し上げる次第です m(__)m

★オカリナパフォーマンス…ピッコロ～グランドバス ( NHK TV 生放送)：http://youtu.be/A1qTYjeihO8

↑↑ 「香林坊ハーバー」(金沢市の老舗映画館の再利用で街中活性化)から生中継。

☆～海と星の贈り物～地球の音(聲)が聴こえる～ A sound of the Earth🎵
　「太平洋単独ヨット航海記録・食と健康・土笛( Ocarina )…展示交流」から(2014.8.5～8.17 石川国際交流サロン)

⭕講演やコンサートのご依頼を承っています。
───────────
金沢「グリーンノート」Macrobi Cafe ＆ Atelier「土の音」(Ocarina Studio)
★HP：http://green17.crayonsite.net
　　★「土の音🎵 オカリナのある風景」：https://youtu.be/Lx0ONATqiTg
　　★美味しく健美：https://youtu.be/mqz5LElL49A

海と星の贈り物⑦「闇から心に一灯を」

海と星の贈り物⑦「闇から心に一灯を」

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⭕Info：夜のお寺で「海と星の贈り物」
　オカリナ・トークコンサート(ローソクの灯りの下)
　2017年９月２日夜７時～８時
　崇禅寺(石川県金沢市瓢箪町5-43 明成小学校横)：http://www.spacelan.ne.jp/~souzen/
　お話と演奏 上村 彰 / 主催 オテラート金沢
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　闇が 星を煌(きら)めかせ 心に 一灯を見出だす…

1975年８月、はくちょう座に見慣れない明るい星を見つけ「新星(nova)」!？かと撮影。
　それは各地で同様に発見された稀有な眼視的 新星だと判明、「はくちょう座V1500Cyg」と名付けられました。

中学時代に 彗星(ほうき星) 探索を試みただけに、新天体との遭遇は‥しかも肉眼で‥極めて不思議な感動を覚えました。

ペルセウス座流星群等の天文現象や、星空の光害調査など、観望を兼ねた星空観察会を主催する中、土星の輪を見て感動のあまり涙する少女がいました。
　私もまた小３の時に見た感動は忘れません。

大人も子どもも、慌ただしさに追われる中で、悠久の宇宙に生かされている自分に気づく一時です。

しかし高度経済成長に伴い、公害問題は噴出し続けます。

　1972年４月、過剰な照明環境など地球資源エネルギーの浪費から、星空を象徴とする情緒的環境の悪化を防ごうと「日本星空を守る会」が発足。

1990年、東京都庁のライトアップによる景観破壊問題をきっかけに「星空を守る会・東京ネットワ－ク」が「光害通信」を創刊。
　金沢の筆者にも声がかかり、各地の自然保護団体などに私たちの活動が拡がりました。

1993年10月、地球温暖化対策を見据えた 全国組織としての「星空を守る会」が新たに発足。
　会長に 古在由秀(元 国立天文台台長、東京大学名誉教授)氏を迎え、事務局を 大友 哲氏が担当。問題提起や情報提供の場として「光害通信」の発行を継続。

星空を守る会北陸ネットワ－ク(金沢事務局 上村)の活動は(光害通信2.4.5.7.9.10.11号)に掲載されました。

1995年９月、岐阜にて第２回総会を開催。照明学会の成定氏と環境庁大気生活環境室長を招いて行われ、基調講演を 香西洋樹(元 国立天文台助教授)氏と 上村 彰が行い、各研究発表と熱気ある討議の中で貴重な成果を得ました。

因みに、懇親会で提供した筆者手作りのビールの「銘」が、投票により【星辰】(星、星座のこと)に決定❗ 発案者にプレゼントされ皆で乾杯🎵

ユニークなイベントとしては、富山市科学文化センターが、平成17年(2005)11月 プラネタリウムスペシャル「オカリナコンサート：海と星の贈り物」を企画されました。

特別な計らいで、小型帆船「ほうき星号」が天文航法で太平洋を帆走した1981年当時の星空を再現してくれたのには驚きでした。

観客は一時のタイムマシンとなったプラネタリウムの空間で、私の説明をより実感を持って聞いて頂けたのではないでしょうか。

　★イルカのイラスト入 プログラム：http://www.tsm.toyama.toyama.jp/_ex/event/img/okarina.jpg

　★TV news プラネタリウム オカリナコンサート：http://youtu.be/KIr64XonFOo

☆～海と星の贈り物～地球の音(聲)が聴こえる～ A sound of the Earth🎵
　「太平洋単独ヨット航海記録・食と健康・土笛( Ocarina )…展示交流」から(2014.8.5～8.17 石川国際交流サロン)

⭕講演やコンサートのご依頼を承っています。
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金沢「グリーンノート」Macrobi Cafe ＆ Atelier「土の音」(Ocarina Studio)
★HP：http://green17.crayonsite.net
　　★「土の音🎵 オカリナのある風景」：https://youtu.be/Lx0ONATqiTg
　　★美味しく健美：https://youtu.be/mqz5LElL49A

海と星の贈り物⑥「プラスチックの海」

海と星の贈り物⑥「プラスチックの海」

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　オカリナ・トークコンサート(ローソクの灯りの下)
　2017年９月２日夜７時～８時
　崇禅寺(石川県金沢市瓢箪町5-43 明成小学校横)：http://www.spacelan.ne.jp/~souzen/
　お話と演奏 上村 彰 / 主催 オテラート金沢
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衝撃❗

「水平線に延々と続くゴミの川」…その存在は意外と知られていません。
　当然陸からは わからないのですから。

海流と海流が出会うところに 潮目が出来、浮遊ゴミが潮目に沿って集まり、川のようになるのです。

私たち環境に意識を持つ仲間が、最も身近な海岸から海洋の汚染を考え、延いてはその原因を考え 生活を見直そうとアクションを起こした理由の一つでした。

海外からの漂着ゴミが急増している中で、まだ石川県には詳しい調査データが無い事がわかりました。

そこで、市民自らが清掃作業を通して実感を持ちながら学べる調査活動の普及をスタート❗

いち早くマスコミが取り上げ、金沢大学で生態学や生物学等を研究する先生方(瀬嵐哲夫、大串龍一、矢島孝昭、宮江伸一 ‥敬称略)や植物学の小牧 旌先生、木村久吉 石川県自然保護協会会長、能登島水族館館長…等々、多くの協力とご指導を得て実施。

やがて話題がうねりとなり、市民グループばかりでなく各自治体が呼びかけ、ビーチクリーンアップの取組みを始めました。

海の生き物の立場から、全国でアクションを実施する仲間の報告と提言を寄せた画期的な共著「プラスチックの海」がまとめられたのはこの頃です。

“ヒト以外の生き物の眼から考える” …それは、混迷化する地球環境にあって、国境や宗派等を越えた発想の原点であり必然でしょう❗

　★「プラスチックの海」(拝啓 人間さま‥海の生き物より)TV番組：http://youtu.be/VQaBarlnX-I

★海と星のネットワークHPから：http://www14.plala.or.jp/greennote/umitohosi.html

★「プラスチックの海 ｰ おびやかされる海の生きものたち ｰ」(1995、海洋工学研究所)：h ttp://www.ocean-eng.co.jp/HPJ/publish/book/P.html

　「太平洋単独ヨット航海記録・食と健康・土笛( Ocarina )…展示交流」から(2014.8.5～8.17 石川国際交流サロン)

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海と星の贈り物⑤「華道の心に和む」

海と星の贈り物⑤「華道の心に和む」

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季節の花々で展示品を彩り、和みの空間を演出して下さっているのは「日本・ニュージーランド文化交流会」の広瀬美紀子さんたちボランティアの素敵な面々。

NZは トンガやサモア等、ポリネシア地域の南端にあたります。

自宅や裏山に咲いた花等を持ちより、折々に差し替えながら、コーナーごとの展示などトータルバランスを考慮し生けてくださっています。

国際交流サロンの展示コンセプトは、先ずアートとして展示を観賞し、各人の切り口から思想や活動に触れるというものです。

サロンには、日本の風土が培った文化や東洋哲学の香りがほのかに漂い、庭から和室を通り抜ける夏風が爽やかです。

庭園には、梅や五葉松から金木犀や多羅葉など、なんと90種類もの樹種が趣のある風情を創出しています。

近場の方から観光客まで、老若男女が入れ替わり立ち寄る中、下駄を履いて庭を散歩する外人客がいました。

ドイツとスイス出身(写真)だそうで、床の間(とこのま)に展示してある ピッコロオカリナで、スイスの民謡「ヨーデル」を演奏すると “オオーッ” と カメラをパチパチ。

★「海と森(いのちの物語)ほうき星号での自然体験から」TVnews：http://youtu.be/HLWOQq0QOrQ

　「太平洋単独ヨット航海記録・食と健康・土笛( Ocarina )…展示交流」から(2014.8.5～8.17 石川国際交流サロン)

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海と星の贈り物④「可愛い学芸員がご案内」

海と星の贈り物④「可愛い学芸員がご案内」

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日本海は、波長が長い太平洋の波と異なり、天候共に変化が激しい海域。
潮目に沿って長蛇のゴミの河が水平線に続く現実も見ました。

８月14日(1981)「ほうき星」(自作 7m帆掛け船)と金沢港に帰帆。

帰国上陸の日は、新暦の盂蘭盆会 (うらぼんえ‥梵語 ullambana が語源‥旧暦７月15日を中心に施行) 。

仏陀に帰依する僧侶の修行明けの日とも云われ、祖先に 報恩感謝し冥福を祈る慣わしがあります。

報恩は、ペイフォワード (Pay it Forward)ともいえますね。
　恩を受けた人だけでなく、未来を含めた奉仕の連鎖から佳き社会を目指します。

国際交流サロンの展示会には、イタリアからの御一行も見え、お茶会を体験したあと、日本庭園からの オカリナ演奏を聴いて頂きました。

日本には古代の土笛「塤」(ケン)がありましたが、「OCARINA」(オカリナ)はイタリア語❗ 話が弾みました🎵

　「太平洋単独ヨット航海記録・食と健康・土笛( Ocarina )…展示交流」から(2014.8.5～8.17 石川国際交流サロン)

　★オカリナコンサート「縄文遺跡地・白山麓」TVnews：https://youtu.be/-_ZbMSZRdpk

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海と星の贈り物③「能登(NOTO)・人に知られぬ日本の辺境」

海と星の贈り物③「能登(NOTO)・人に知られぬ日本の辺境」

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ゆく川の
流れは 絶えずして

しかも
もとの水に あらず

掛軸にある色紙(写真)は、宮崎正明先生(※)の書❗

　Atelier「土の音」(グリーンノート内)にお寄りくださった時、裏の浅野川でさらっと書いてくださいました。

懇意にさせて頂き、ななお さかき (吟遊詩人、宇宙詩人‥)と共に 居間の囲炉裏を囲んでの愉しい一時が脳裏に焼きついています。

　…帆掛け船「ほうき星」(手作り 全長7.0m) と共に台風に追われるように一路太平洋から東シナ海を通って日本海に入り金沢港に帰帆(1981.8.14)。

海から 星から 風から イルカや海鳥から、そして島国の人と伝統文化や食と生活技術から…学んだ智恵をいかに伝え活かすか…

　帰帆して間もなく「ほうき星」を 能登(NOTO) に回航、輪島～珠洲を廻り穴水町の曽良港へ。

ここを母港として、丘の上の「星のふるさと」と名づけた 木造の家に住みながら、金沢の船用品会社の依頼で 約八千坪の土地を管理しながら、海岸沿いの製塩土器が出土する土地に小さな農園を拓きました。

　純真かつ逞しい小学生が遊びに出入りし、親切なおじさんおばさんから差し入れを頂くのですが、同世代の若者は見かけません。

　宮崎正明先生 渾身の訳著「能登・人に知られぬ日本の辺境」(パーシヴァル・ローエル 著)を 穴水町の図書館で見つけたのはこの頃でした。

火星の研究で知られ、冥王星の存在を理論的に顕していたアメリカ人天文学者 パーシヴァル・ローエルが、なぜ明治期(1889)に穴水町まで来たのか？

　彼は、洗練されたジャーナリストのような眼を持つ希少な日本文化研究家でもあったのです。

英吉利法律学校(現 中央大学)等で講演し、「 劣悪なる欧米人になるなかれ、優秀なる日本人たれ」と強調したといいます。

　改めて、自称文明大国日本から、世間の言う危険をおかして、星を頼りに海路を行き太平洋の島国を訪ねた自分を重ねてみました。

　国際交流サロンの茶室に17日まで展示される色紙から多くの風景が見えてくる。
来室者の眼には何が映るでしょうか…

(※)〈宮崎正明氏 プロフィール〉1923年 北海道 生れ。故、日本ローエル協会名誉会長、元 金沢アメリカ文化センター職員、金沢工業大学講師)。「第七回泉鏡花記念金沢市民文化賞」（昭和五四年）や 「第十七回日本翻訳文化賞」（昭和五十五年）等を受賞。
　著書・訳本に「能登・人に知られぬ日本の辺境」( パーシヴァル・ローエル 著 ; 宮崎正明 訳 、パブリケーション四季1979.7)
や「知られざるジャパノロジスト : ローエルの生涯」 (宮崎正明 著、丸善1995.2)等がある。

　★星に願いを🎵「ピアノとオカリナ&プラネタリウムコンサート」：https://youtu.be/g5o34kf1W8Y

　「太平洋単独ヨット航海記録・食と健康・土笛( Ocarina )…展示交流」から(2014.8.5～8.17 石川国際交流サロン)

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