6月15日(月)赤松常子顕彰会の会計監査に行って来ました。
赤松常子先生は明治30年に山口県の徳応寺に生まれ、社会運動や労働運動に
取り組み、多くの労働争議の指揮をとり婦人参政権運動に携わりました。昭和20
年の敗戦後は総同盟再建、全繊同盟結成に努力され、昭和22年の第1回参議院
選挙では全国区から立候補され、芦田内閣の厚生政務次官を務められました。
その後、28年2期目の当選、34年3期目の当選を経て、昭和35年の民社党結党
に参加、民社党の外郭婦人団体の日本民主の会会長を務められました。
世界連邦建設同盟には昭和23年の創立以来参画していました。
昭和39年に遊説中に仙台で倒れ、40年伊豆で急逝されました。享年68才。
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赤松常子顕彰会は、先生が特に深く関係していた、ゼンセン同盟、民社党
、世界連邦建設同盟、日本民主婦人の会の4団体(当時)が昭和41年先生の
1周忌につくりました。目的は先生の業績をたたえるとともに婦人の地位向上、
世界平和の維持、民主主義の徹底に寄与するためです。今はUAゼンセン、
民社協会、世界連邦で運営しています。
昭和46年の7回忌には「赤松賞」をつくり、顕彰会の目的にそった活動を地道に
続けてこられた方々を表彰することになりました。今年で49回目になりました。
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私が大学卒業して民社党に勤めたころは赤松先生はもちろん亡くなられていました
が、関係者はたくさんいて多くの話を聞きました。
何年か前から赤松顕彰会の幹事になり、会計監査をしています。今年はコロナの
関係で会計監査も延期になり、通常は4月10日の婦人の日に理事会を開催して
いましたが理事会も中止になりましたが、電子決済で今年度の受賞者は3人決まり
ました。
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当日は会計監査後に事務局を担当しているUAゼンセンの濱崎さんと会館の前で
写真を撮りました。