
4月23日(火)立憲民主党ジェンダー平等推進本部のオンライン研修会に参加しました。
テーマは「高齢女性の貧困と社会保障」
講師は岩田正美日本女子大学名誉教授でした。
阿部彩東京都立大学教授が発表した65才以上の一人暮らしの女性の相対的貧困率は44.1%でした。
子どもや若い女性の貧困率はよく聞きますが、高齢女性についてはわりと意外でした💦
確かにご主人が生きているうちは年金で生活できますが、亡くなると収入が減る方が大部分です。
なぜなら正社員で定年まで勤めた女性は少ないうえに収入は男性より低いし、女性は経歴類型が多様でパートや非正規が多くさらに収入が低いからです。
なので年金額が低くて生活保護に到ることがありますが、生活保護は8つの扶助がセットになっていて極めて使い勝手が悪いようです。
丸裸の貧困を証明する必要があり、偏見もかなり強いです。
つまり低年金と生活保護の間で貧困な高齢女性が少なからずいるようです(-_-;)
対処方法も示されていましたが日本では財政論からなかなか課題が突破できないようです。
少しでも良い方向に変えていかないといけないと私も思いました。