11月12日(土)第40回市民大学講座「現代社会を考える2022~グローバル社会の中の国分寺」
今回のテーマは
「100万ドルの夜景と点心とB面の香港~漢族のオリジンを訪ねて~」
講師は東京経済大学全学共通教育センター准教授の田中景さんでした。
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香港人は、本地人、客家人、水上居民に分かれ、それぞれ他の所から移住してきた。
明が清に滅ぼされるが、台湾を中心に明の再興を図る鄭成功の勢力をそぐため1662年遷界令が出され人々は内陸に移住させられ一時沿岸部は無人化した。
1684年清政府は客家人に移住と開墾を促し、香港新界地にも流入した。
本地人と客家人はそれぞれ別のルートで香港に来た。本地人が先。
もともとは同じ氏族だが社会的、文化的に分類されている。
それぞれが漢族としての正統性を主張している。
それとはまた別に水上居民が移住してきた。
それぞれ伝来の料理があり香港料理となっている。
綺麗なスライドをいろいろ見せていただきました。
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中国は歴史が長いので遡るとけっこう大変ですよね(-_-;)
先住民と開拓民の話はこの間のアメリカの不寛容論でもありましたね。
またまたいろいろと勉強になり、ありがとうございました。
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