6月20日(火)国分寺市議会では厚生文教委員会が開かれ、私は報告事項の次期障害福祉計画の策定状況についてで、重度訪問介護利用者の大学等の就学支援について質問しました。
重度訪問介護とは18才以上の重度の肢体不自由者、知的障害者、精神障害者で行動上著しい困難があり常時介護を要する障害者が受けられるサービスです。
重度訪問介護の方はこれまでなかなか大学等に行くことが困難でしたが、国が平成30年に「重度訪問介護利用者の大学等の就学支援」制度を新たに作ったことからこの制度を利用すれば大学に行くことができるようになりました。
私が相談を受けた方はこの制度を利用して大学に行きたいとの希望でしたが市は別の制度でのサービスを提供してくれて相談していました。
結果としてはコロナで大学の授業がリモートになったため大学に行くことがなくなりましたが、その方は今は都内の大学に通っています。
令和元年のことでその後は同様の相談がないとのことですが、今後利用を希望する方もいると思うのでぜひこの制度を国分寺市でも取り入れてほしいと要望しました。
市はニーズの把握と近隣市の実施状況を調査してくれることになりました。
東京都の令和3年度の利用者は10件に満たないとのことですが、利用者が少なくても制度があることは周知していただきたいし、周知すれば相談者もでるのではないかと発言しました。
せっかく国が制度を作ってくれたのだから利用するべきだと思います。
重度障害者の方もどんどん希望すれば大学に行かれるようにしましょう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます