2月25日(日)代表質問
2、重要なのに施政方針に載っていないもの
(1)保育所の待機児童問題
〇昨年度の施政方針には載っているが今年はそこだけすっぽり抜けていて載っていないのはなぜか?待機児童はまだゼロにはなっていない。
⇒待機児童問題は難しい。希望者がまだ増加している傾向はあるが人口推計と同じで推測が難しい。0才から5才の人口は減っている。なので今後減っていくと過剰な保育園が発生する可能性がある。都内では大分発生している。
⇒保育園の状況を見ると1才児のところの待機児童。0、1を除く2、3、4、5は空きが出ている。なので園の受け入れ体制の変更も含めて市でも考えている。柔軟に対応しながら待機児童を減らしていきたいと考えている。
〇去年の待機児童は1才児のみ。その前の年も。38名だったが都内でワーストワン。
〇今年の入所選考で保育所に入れず、4月から職場復帰できない、定員の空きに余裕がある他市への引っ越しも考えているとの悲痛なメールをもらった。市長もご覧になったかと思う。
〇去年の旧定義は142人、希望するところに入れない人が100名以上いる。最終的な数字は38名だがその陰には100名以上の希望したところに入れない人がいる。保育園に入れないことは人生に関わる大問題。人生設計が根底から変わってきてしまい大変。女性にとっては深刻。
〇市の計画では昨年の計画で認証保育園を認可に2園移行して、後は建て替えによる定員増で本年4月には待機児童はゼロになる見通しだが、これはいかが❔
⇒最終的な数字は出ていない。先は見えているので、ベビーシッター制度の活用をいま検討している。
〇東京都内でワーストワンだということを肝に銘じていただきたい。明らかに計画の変更が必要だ。
〇保育園の新設は難しいと思うが東京都のベビーシッター制度を含めて新たな対策を考えていただきたい。
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(2)給食費の無償化
〇給食費の無償化についてうちの会派も要望する。
〇ホットな話題だが施政方針に載っていない。23区はすべて、多摩でも八王子市、府中市、調布市、西東京市、三鷹市、立川市、武蔵野市、青梅市、昭島市、狛江市、福生市が実施するもしくは前向きに検討している。東京都の1/2補助も今のところ令和6年については決まっている。
〇バスに乗り遅れないようにみんなが乗るから急いで何も考えずに走って乗るのは反対だが、自治体による格差は好ましくない。
〇当市も今年度中に踏み切るべきだと思うが市の考えは❔
⇒学校給食の無償化については地域格差が生じないように国や都による広域的な対応により取り組むべき大きな課題と認識している。引き続き国に要望していく。
⇒都の負担軽減策はこれから事業スキームが説明されるのでそれを確認して対応を判断したい。
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(3)PFAS問題
〇これも載っていない。昨年来PFAS問題では何度も国分寺市の名前が出てきた。来年度の取り組みは❔
⇒広域的な問題だ。当市ではむかしの井戸、災害時の井戸について調査しているが来年度からは調査項目にPFHxSを加えて引き続き水質調査を実施する。
⇒多摩地域全体では事務連絡協議会で進めている。国や都への要望も強めながら全体のことについて市民にわかりやすく説明していきたい。
〇当市だけで解決できる問題ではないが引き続きの取り組みをお願いしたい。
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