10月4日(火)佐藤千矢子さんの「オッサンの壁」を読みました✌
佐藤さんは毎日新聞の政治部長に全国紙で初めて女性でなり、今TBSのお昼の番組でコメンテーターをしています。
私もよく見る番組で最近よく見かけるので本を買ってみました✨
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1985年に均等法ができて2年目に新聞記者になったそうなのでまさに均等法の第一世代ですね。
新聞記者は本当に朝から晩まで働くので男性でも大変なのにまして女性はそうとう大変だったと思います。
でも佐藤さんはそういう苦労や気負いをあまり感じさせず淡々と筆を進めています。
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セクハラやパワハラは昔は当たり前で女性なら誰でも大なり小なり経験があると思います。
特に永田町は超オッサンぞろいでセクハラとかパワハラなんて歯牙にもかけない連中が多いので推して知るべしです(-_-;)
でも佐藤さんはじめ均等法第一世代の方々が頑張ったおかけで次に続く人たちが出ているのだと思います。
均等法ができてすぐは鳴り物入りではじまり、どこの会社もいわゆる女性の総合職を採用しましたが、上手くいったところとあまり上手くいかなかったところもあると思います。
それでも女性はほぼどんな職業にもつけるようになったし昔に比べれば管理職も増えています。
このさい男性の働き方はおいといて、ですが。
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本音でいうと残念ながら思ったほど女性の活躍は進んでいないですね😿
私もクォータ制には積極的に賛成ではないですが、このさいそれしかないかなとも最近は思っています。
機会は均等になったけど結果が伴っていないのは、オッサンの壁とかガラスの天井とかいろいろ有るんでしょうねぇ。
もっと思い切って制度を変えないと、本当に一握りの頑張りと運のある人しか管理職とか特に議員にはなれないのかなぁと思っています。
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選挙については女性は立候補できるし頑張れば当選できます。
でも議会活動も政治活動も特に選挙となると朝も夜もないですからね。
特に子どもが小さい女性議員は大変だと思います。
臨月でも這ってでも来いと言われたり、夜の宴席(昔は当たり前)に子どもがいて出ないと超怒られたり、お酌やダンスを強要されたり、「票ハラ」もあるし、本音ではなかなか人には勧められない仕事です(-_-;)
私もせっかく当選してもいろいろな理由で続けられなくなった女性議員を何人も知っています。
議員も働き方改革が必要ですよね。
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