12月6日(水)国分寺市議会では厚生文教委員会が開かれ指定管理の議案の審査がありました。
市は市の施設の多くを直営ではなく指定管理者制度により指定管理者に管理運営してもらっています。
指定管理者の指定については議会の議決が必要です。
1、福祉センター、生きがいセンターとくら=ワーカーズコープ・センター事業団
令和6年から3年間=福祉センターは現庁舎の跡地に令和9年4/1から移転することになっています。
指定管理料は3年間で1億2160万円。
施設の老朽化が進んでいて電気の高圧変圧器の1台に微量のPCBが含まれているとか水道管の腐食が進み赤水が出ているとか大丈夫かと心配になりました💦
あと3年間無事に使っていただきたいです。
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2、第一・第二・第三東恋ヶ窪学童保育所、第一・第二・第三日吉町学童保育所、西恋ヶ窪学童保育所=ワーカーズコープ・センター事業団
令和6年から5年間。第三東恋ヶ窪は令和7年から4年間。
指定管理料は7億1397万円。
これまで第二・第三日吉町学童を指定管理していた(株)アンジェリカの評価が高かったので残念だとの意見がありました。
私からは複数の指定管理を行う事の是非について質問しました。
規模の大きいところは職員の調整などできて良い反面、本部経費などがかかる傾向にあります。
全体の学童で配食などの自主事業やサービスで差が出てくる懸念についても質問しました。
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3、しんまち児童館、第一・第二新町学童保育所、戸倉学童、第二戸倉学童保育所=株式会社 こどもの森
令和6年から5年間。第二戸倉は令和7年から4年間。
指定管理料は5億5513万円。
職員配置や指定管理料が過去3年間で1千万円以上余ったこと、租税公課の額、ランドセル来館などについて質疑がありました。
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4、プレイステーション=冒険遊び場の会
令和6年から5年間。
指定管理料は2億960万円。
人員配置やクレーム、事業内容などについて質疑がありました。
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指定管理は直営と違って目が届きにくいことが懸念されますが、サービスの向上と人件費の削減などが目的で導入されました。
定期的なモニタリングやアンケートなどやっていて収支報告書も出してもらっていますが、指定管理料について上限を超えなければ返還しなくて良いなどの問題点はあると思います。
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