2017年12月28日
家を建てようと思ってからは散歩をしていても家のことが気になり、周囲の家を観察しました。まずはやはり外形です。そして窓でしょうか。
窓のことをよく知らない頃は窓の数が多いか少ないか程度だったと思います。少し分かってきたら窓のタイプですね。ルーバー窓は外からでも分かります。突き出し窓かすべり出し窓かの区別はできませんが引き違い窓でないことはわかります。そのように見比べながら窓のことも考えました。
設計はまず間取りから始めました。間取りが決まってから窓です。部屋の窓は引き違い窓と決めていたし、どの面に付けるかも間取りの条件になっていました。宅配窓も同じです。
台所の明かり取りもすんなり決まりました。最後まで考えたのが階段の窓です。階段の窓の大きな目的が明かり取りだとすると、とても良い案が浮かんだのです。
窓を階段の角度に合わせて斜めに付けるのです。その時点では付ける位置や窓の大きさまでは決めていなかったけども、人が侵入できないくらいの細長い窓を膝より下の位置に付けることになったでしょう。
こうすると足下は明るくなります。ついでに照明も同じように付ければ夜でも足下は安心です。階段と同じ角度なので見た目にも自然だと思いました。
ところが設計士に話すと即座に却下されました。中から見ると階段に沿っているので自然に見えても、外からだと奇抜に見えるだろうとは思いました。けれどもそれも面白いと思ったのですが。
それで階段を斜めに付けるという案は消えてしまいました。でもこれを書いていてまた案が浮かびました。外から見たときに階段の窓だけが斜めになっているのが問題なら外側と内側の形状を変えれば良いのです。
普通の四角い窓を付けます。外側は普通の工事です。内側に工夫をします。考え方としては窓の部分にも内側の壁を付けて、その壁を斜めに細長く切り取り取って上の図のようにするのです。こうすると外見の問題は解決します。
もう一つ案があります。小さな窓を複数付けます。階段に合わせて取りつける高さを変えるのです。これなら窓を斜めにするより違和感がないと思うし、実際にもありそうに思います。
ただし、窓の数が増えるとその分手間がかかるし、手間がかかると工事費も上がるでしょう。そこまでして斜めにこだわる必要があるかと言われそうです。
でも、一段ずつに明かりがあれば段がよく分かっていいようにも思います。こんなおじさんの発想はやはり変なのでしょうか。
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