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スペインツアー その3

2011-01-28 20:03:45 | 旅行
スペインツアー その2の続き

 オレンジ、火祭り、パエリア発祥の地で有名なバレンシアですが、この日はかなりの距離の移動日でもあったため、この地での観光はスケジュールの都合で早朝の市内散策のみでした。


まずはカテドラル(教会)裏のビルヘン広場の噴水です。
奥に見える塔はカテドラルのミゲレテの塔です。


カテドラルの正面です。
なんせ早朝なので、中には入れませんでした。


レイナ広場から振り返ると、カテドラルのファサード全体が見えます。
この後、すぐ近くの世界遺産のラ・ロンハという15世紀の商品取引所の建物の近くも通りました。

 市内散策もそこそこに、バスに乗ってたどり着いたのがスペイン中部のラ・マンチャ地方の小さな町、カンポ・デ・クリプターナ。この地方にはあちこちに「ドン・キホーテ」のモデルとなった風車が建っています。その中でもカンポ・デ・クリプターナには観光用に10基の風車が保存されています。


町外れの丘の上にやってきました。
赤い大地に白い風車が建ち並んでいます。


ある風車では内部に入る事が出来ました。
粉挽きの仕掛けなどを見られますが、外の風景も良かったです。


現在、風車は動かないように固定されています。
近くから見上げるとご覧の通り。


ドン・キホーテよろしく風車に飛びかかる嫁。
攻撃が届かず引き分けです。

 この日はさらに移動して、グラナダで宿泊。我ら夫婦にとって最大の目的がグラナダにありました。

つづく

スペインツアー その2

2011-01-18 19:41:13 | 旅行
スペインツアー その1の続き

サグラダ・ファミリアを堪能した後は、バルセロナ市内のグエル公園に移動しました。
この公園はもともとガウディが構想した住宅地だったのですが、
全然売れなかったから公園になったそうです。
ガウディ自身はここにある住宅に住んでいました。
現在この公園は世界遺産になっています。


駐車場側の入り口から進むと回廊が現れました。
石のような樹木のような不思議な装飾がなされています。
公園は所々でこのように立体的な構成になっていました。


これはガウディの家です。
結構普通です。


こちらが公園の本来の入り口です。
左右の建物ではお土産が売っていたりしました。
屋根のデザインがガウディっぽいです。


入り口からすぐのところにトカゲの噴水があります。
異様な色使いですが愛嬌があります。




公園のあちこちではギターを弾いている人がいました。
そもそも私たちがスペインに来た理由ですが、
嫁がクラシックギターを趣味としていて、ギターといえばスペインということだったのです。
上の写真の右上にはモザイクタイルがちょっと写っています。


この日の夜はバレンシアに移動して宿泊。
夕食にはパエリアをいただきました。

つづく



おまけ

私が子供の頃、とても怖かったけど気になって仕方が無いテレビCMがありました。
サントリーローヤルのCMですが、確かガウディの建築が出てたなと思いましてつい先日検索してみると、
見つかりました!



今回紹介したグエル公園が舞台で、ちょっと感激しました。
あちこちに異形の者が現れては踊るのが恐ろしかったのですが、
そんな奇妙な世界への憧れも感じていました。
今観ても印象的で素晴らしいCMです。

スペインツアー その1

2011-01-10 19:25:05 | 旅行
2008年9月に一週間休みを取って、嫁とスペインツアーに参加しました。
今回は出張じゃなくて純粋な観光です。

初日はバルセロナに到着して空港近くのホテルで一泊。二日目はバルセロナ市内観光です。


いきなりサグラダ・ファミリアにやってきました。
言わずと知れたガウディの建築です。
足下から見上げるとそんなに高くないように見えますが、
ちょっと離れて見るとその大きさが実感できます。


これは東側にある生誕のファサードです。
ガウディによって彫刻され、世界遺産に登録されたそうです。
柱、足場、壁面などの装飾が素晴らしいです。


中のホールの一部は工事していますが、見学可能です。
柱や天井のデザインも見事です。


内部から塔にエレベーターで登る事も出来ます。
完成まで300年かかると言われてて、外部もあちこちで工事が進められています。
果物の房のような装飾がありますが、これもまたガウディっぽいです。


塔の一本に登って、反対側の塔を見たところ。
全てのパーツが何らかの装飾を施されており、
単なる直方体や円柱の構造は見当たりません。


バルセロナの街も一望できました。
街は統一感があって整然としており、個々の建物も大きいです。
それでも高層ビルがないため、このサグラダファミリアの存在感は絶大です。

つづく

ロングイェールビーン出張 その6

2010-12-29 20:08:41 | 旅行
ロングイェールビーン出張 その5の続き


ボートトリップの日は夜0時過ぎまでワークショップのプログラムがありました。
これはちょうど午前0時に撮影した太陽です。
写真では逆光のため周囲が暗く見えますが、実際は普通に明るいです。
24時間太陽が沈まないという見事な白夜でした。


町外れには犬ぞり用の犬たちが囲いの中で暮らしていました。
夏の間は暇のようですが、やたらと元気でした。


芝には白い花が咲いていました。
何の花でしょうか。


ホテルのロビーです。
ワークショップ最終日で、みんな帰り支度をしています。
右奥にはシロクマの剥製が立っています。


ロングイェールビーンで最後に撮った写真。
車で10分程度で空港に到着です。
出発するのが名残惜しいです。


飛行機でオスロに戻り、空港近くのホテルから撮った一枚。
5日ぶりの夜でした。
次の日にフランクフルト経由で関空に戻りました。

世界の果てに来たような5日間で、素晴らしい体験でした。
もし次に行くことができるなら、秋か春がいいですね。
雪があったりオーロラが見えたりしたら最高です。

追加

ロングイェールビーン出張 その5

2010-12-19 21:10:08 | 旅行
ロングイェールビーン出張 その4の続き


広場のブランコの上は海鳥たちの住処になっていました。
写真左下の建物の窓は全て海鳥の巣で埋め尽くされていました。


港にあるピラミッデンの廃墟観光用地図です。
一周するのに歩いて1時間程度です。
建物は病院跡や保育園跡もありました。
そういえば商店跡は見ませんでしたが、スーパーなどがあったのでしょう。


帰りの航海では天気がとてもよくなりました。
海岸の地形は地層と浸食のコントラストでとても美しいです。


このように特徴的な形の岩山には妖精の名前がついているそうです。
高さは100メートルはあったように見えました。
上の方はまるで人工建造物のようでした。


海面はとても穏やかです。
写真の奥がフィヨルドの出口でしょうか。
向こう側はグリーンランド海です。


出発してから9時間ほどで、ようやくロングイェールビーンの街に帰ってきました。
右端に見える煙突は石炭火力発電所です。
もちろん石炭は現地で採掘されたものを使っています。

つづく

ロングイェールビーン出張 その4

2010-12-09 19:31:12 | 旅行
ロングイェールビーン出張 その3の続き


ピラミッデンの奥の方は居住地跡です。
雪の対策かどうかわかりませんが、建物全てが高床式になっていました。


町の一番奥には文化施設跡があり、中に入れてもらえました。
ここは入口ロビーで、人が出入りしていた当時のポスターがそのまま残っています。
この楽器はバラライカでしょうか。となりの顔出しボードはイタいです。


体育館です。まだ現役で使えそうです。
すっかり廃墟になった部屋よりも、
こういう小奇麗な部屋の方がリアリティーがあります。
他にも音楽室や美術室、映画上映室などもありました。


文化施設前から眺めると、遠くに先ほど近寄った氷河が見えます。
手前は今までに見られなかったような芝生があります。
なんでも、ノルウェーに対して旧ソ連の優位性を見せつけるために、
ノバヤゼムリャから肥沃な土を運んで来たのだそうです。


前の写真の中央に写っている像の正面で、ロシア語でレーニンと書いてあります。
世界最北のレーニン像だそうです。
私としたことが、ソ連国旗を裏表上下逆に持ってしまいました。


芝生の真ん中の看板です。
アークティク・ウゴル(北極圏石炭鉱業社)、スピッツベルゲンと書いてあります。

つづく

ロングイェールビーン出張 その3

2010-11-27 19:19:28 | 旅行
ロングイェールビーン出張 その2の続き

ボートトリップでの氷河の次の目的地は、かつて炭鉱街だったけれども現在はゴーストタウンになっているロシア領ピラミッデンです。


氷河のすぐ脇には大きな尖った山があります。
ピラミッド型をしているからピラミッデンなのだそうです。


山の麓に何やら街が見えてきました。


上陸するとロシア人ガイドさんが流暢な英語で出迎えてくれました。
ビザなしで入れるロシア領へようこそ、と言っていました。
ゴーストタウンを観光資源にしているようです。
よく見るとガイドさんがシロクマ対策のライフルを持っています。


寂れています。
もうたまりません。
ここに住みたいです。


街の中心部に入る手前のシンボルタワーです。
タワーの下には街の歴史が刻まれた碑がありました。


山の側面には、掘り出した石炭を運ぶ運搬機が設置されています。
斜面に何か字が書いてありますが、読めません。
街の建物のうち、いくつかの工場のようなものは稼働していました。

つづく

ロングイェールビーン出張 その2

2010-11-17 19:47:46 | 旅行
ロングイェールビーン出張 その1の続き


ワークショップ2日目はプログラムの一環のボートトリップがありました。
全長20mくらいの LANGØYSUND号に乗って、10時間ほどのお出かけです。


ロングイェールビーンはスピッツベルゲン島内部に入り組んだフィヨルドの奥に面しています。
外海から離れているので、とても穏やかな海面です。
ただ、午前中の天気は曇りで、かなり寒かったです。


彼方にはフィヨルドの対岸です。
時々、海鳥たちが好奇心で船に近づいてきました。


3時間ほど船に乗っていると、正面にNordenskioldbreenという氷河が見えてきました。


もうしばらく進むと、海面に砕け落ちた氷河の氷が漂ってきました。
氷河が削って運んで来た土砂で、海面が濁っています。


氷河が海に流れ込んでいる地点です。


さらに接近した様子。
写真では大きさを比べるものがないのでスケール感がありませんが、高さ100~200m程度はあったでしょう。
時々、小規模ではありますが氷がバリバリと砕けて海面に落ちていました。
うーん、凄いものを見た!

つづく

ロングイェールビーン出張 その1

2010-11-09 18:59:17 | 旅行
 2009年8月にノルウェーのロングイェールビーンに出張しました。ロングイェールビーンはスヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島にあります。北緯78度の北極圏にあり、人が定住している最も北にある町だそうです。Googleマップのようなメルカトル図法では明確ではありませんが、Google Earthや地球儀で見ると本当に地球のてっぺんに近いところに位置しているのがわかります。

 関空からフランクフルト経由でオスロに着き、そこで一泊。ロングイェールビーンへは1日1便だけで、午前10時に出発。


4時間ほどで到着。空港から出たところです。
なんだか本当に世界の果てに来たような印象がありました。
北極圏とはいえ、真夏なので気温は13度くらいありました。
右に見えるバスに乗ってホテルに向かいます。


建物はカラフルでかわいらしいものが多いです。


宿泊したホテルです。
この地ではホテルの入り口で靴を脱ぐのが習慣だそうです。


町のすぐ背後には急斜面があります。
氷河によって削られたU字谷でしょう。


出張目的であるワークショップが開催された大学の施設です。
ホテルの裏手にあります。


ホテルのすぐ横の道です。
奥の方が商店街になっており、町で最もにぎやかな通りです。
山には雪渓が残っているのが見えます。

つづく

カルガリー出張 その3

2010-10-24 17:29:45 | 旅行
カルガリー出張 その2の続き


ダウンタウンのメインストリートです。
カルガリー・スタンピード目当ての観光客が多いです。


お昼に突然、直径5mm程度の雹が降ってきました。
地面は砂利道のようになりました。


夕方に時間が空いたので、街の真ん中を流れるボウ川まで散歩してみました。
土手の上からダウンタウン方向を振り返ると、高層ビル群の脇にカルガリータワーが見えます。


ボウ川の中洲にあるプリンス・アイランド公園です。
明るいですが、夕方の6時くらいです。


鳥もいました。


カルガリーから帰る時、遥かカナダにカナディアンロッキーが見えました。

カルガリーって結構緯度が高くて、サハリンと同じくらいなんですね。
内陸部でもあり寒そうですが、ぜひ冬に行ってみたい街です。