先日の誕生日で古希になりました。
記念の山歩きをと思いましたが、先の台風の影響を考慮して自粛していたら、その後何かと用事が重なって実現できません。
タイトルを「古希記念山歩き」としたかったのですが残念です。
還暦の時もそうですが、若いころに思っていた古希とは大違い、自分でも信じられないくらい元気です。
これも丈夫に産んでくださった両親のお陰です。
私は戦後間もないベビーブームに生まれましたが、まだまだ物資が乏しく両親は私を育てるのに苦労したと聞いています。
母の5人目の子供でしたが、先の4人までは母乳がよく出ていたそうです。
特に二人目の時には同時期に生まれた甥にも乳をあげていたと聞きました。
戦後の厳しい食糧事情で母体が弱っていたのでしょう。
人工栄養で育てるにあたり、配給される粉ミルクは時に成分が悪かったそうです。
大きく生まれた私が育つどころか小さくなっていくのを見て、近所のクソババア(失礼、父がそう言っていました)が
「かわいそうだがこの子はだめだね」と言ったとか。
やがて離乳食にたどり着いたときはほっとしたそうです。
その後は大きな病気をせず、すくすく育ちめでたく古希を迎えることができました。
お父さん、お母さん、ありがとうございます。