〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20190712 早朝に咲き出し昼前には閉じていく、神秘の大花〔番外(花見)ウオーク/鳴門市島田島の古代ハス〕花言葉は「清らかな心」

2019-07-12 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

そろそろ夏場を迎え、ハスの大花が咲き出すころである。

図書館で借りた「歩く徳島 第二歩 全52+3コース」のウォーク本にも掲載されていた「鳴門市島田島の古代ハス」の見学を予定した。

ちょうど、来週7/15(月)に古代ハスの見学会が予定されているようだ。

そろそろ見頃が予想され、貴重な梅雨の晴れ間になりそうな今朝(7/12)に出発した。

途中、レンコンが特産の板野町~鳴門市にかけての道沿いでは、畑にハスの花が見られた。

 

雨上がりの早朝ということで、まだ少しガスが残った中、鳴門市瀬戸町大島田の蓮池が見え出した。

[道路沿いには古代蓮の幟が立つ、大賀蓮の蓮池に到着した]

 

蓮で埋まった池には、多くのピンク色をした古代ハス(大賀蓮)の大輪が目についた。

[この蓮池では鮮やかなピンク色の古代ハスが目立っていた]

 

ガイド本によると、6月中旬~8月上旬、鳴門市瀬戸町の島田島では大賀ハスが咲き誇るらしい。

このハスは1951年、植物学者の大賀一郎氏らの尽力により千葉市の落合遺跡で2000年以上前の種が発掘され、1952年に開花させることに成功した古代ハスである。

その後2014年に、この古代ハスを鳴門市島田島の観光資源にしようと、地元住民やボランティアにより休耕田を使った育成が始まったという、まだ歴史の浅い取組らしい。

[雨しずくが瑞々しい古代ハスの大輪]

 

[ハスの花言葉は「清らかな心」という]

 

この古代ハスが開花するのは、朝6時頃から10時半頃までの午前中で、11時頃からは次第に閉じていくという特徴がある。

蓮という植物の根っこの部分を蓮根(レンコン)と言われ、元々は同じ植物らしい。

因みに蓮と睡蓮は違っていて、葉は共に円形であるが睡蓮の葉には切れ込みがある。

[蜂の巣にも似た花托、中に蓮の実が入っており食用になるらしい]

 

[何とも葉の緑に映えるピンク色のハスが目につく]

 

まさに現代より2000年以上の時を越え、大きな花を咲かせる古代ハスの姿は、太古のロマン溢れる神秘の大花を感じさせる。

[神秘の大花を思わす古代ハス]

 

[時には水瓶にもなるハスの大きな葉]

 

[緑の葉に映えるピンク色の古代ハス]

 

[梅雨の雨しずくを受け、瑞々しい古代ハス]

 

[まるで鶴の雫を思わせた、古代ハスの大輪]

 

[開花して4日後位からは花びらを落としてしまうという儚さ]

 

[多くの水滴を乗せるハスの葉]

 

 

次いで、すぐ奥には「紅島田」の看板の立つ、広い蓮池が道沿いに現れた。

[特に白いハスが多く目についた紅島田の蓮池]

 

[この蓮池は、色とりどり鮮やかに咲き誇っていた]

 

[熱心なカメラマンが撮影中]

 

ハスの花言葉は「清らかな心」といわれ、「俗世の欲にまみれず清らかに生きる」ことの象徴ととらえられ、このイメージは仏教にも継承されたようです。

[蓮は泥より出でて、泥に染まらず]

 

[こちらは白いハスが目立っていた]

 

[大きく八重に広がる白いハス]

 

[爽やかに舞う白いハスの大輪]

 

[蝶が舞う如くに咲き立つ大輪]

 

[朝陽を受けて、いっそう華やかに立ち振る舞う]

 

[透き通る紅白の大輪]

 

[ピンクを冠する白いハスの大輪]

 

[白いハスの方が早く咲くのだろうか?]

 

[清らかに舞う白いハス、お気に入りの一コマ]

 

[ボランティア募集中のようです]

 

 

さらに先へ進むと、島田島の大賀ハス誕生の地らしい案内看板が立つ蓮池に到着した。

[島田島の大賀ハス誕生秘話など古代ハスに関する記述があった]

 

[まだ咲いているハスの花が少なかった]

 

[畑の畦道に入るには注意しましょう]

 

[蓮池の中央部には板張りの遊歩道が造られて見渡せる]

 

[こちらはピンク色の古代ハスが目についた]

 

ピンク色の濃さではこの蓮池が一番目立っていた。

ただし、まだ咲いているハスの花が一番少なかったようだ。

[濃いピンク色が際立った古代ハス]

 

こうして早朝7時頃から9時頃まで、それぞれに特徴を持った3ヵ所の蓮池で古代ハスを撮影した。

 

その後、昼間は少し暑いが、この近くで「歩く徳島 第二歩 」のウォーキングコースに選定されている漁師町界隈があるので向かった。

 

なお今日の夕方には、阿波市善入寺島のひまわり群の見学撮影も予定している。


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