東京のママから聞いた話だけれど「10才代、20才代はかわいさ、30才代は色気、40才代は円熟、、50才、60才代は継続して店は出来る。60才後半から70歳代になるとだんだん難しくなり、小芋など、炊いて出すような店に切り替える。客はママと同じだけを取る訳だから、定年になったり仕事を息子に任せリタイアしている、そういう客に来てもらう店にする。80才くらいの、そのママは長く店をやっているが、その時代に合わせて転換してきて、今はカウンターで気軽な店にしてやっている。気持ちの良い店で出張したとき寄るんだ」
私が店をやめることで、こういうママもいるよとお客さまは話して下さった。(少し、聞き間違いがあかも知れないが)
「最後は1人で、出来るような店にしたいと思っていたんですがね」私の返事だ。
HPで小説もどきを書いたとき、西区新町で芸姑をして新地に行き、1人でカウンターバーをしている女を書いた。あれは私の理想の店として書いたんだ。
しかし、東京のママのように切り替えが出来なく、理想の店は夢で終わる。