3日間の出張日程も無事終り、空港の免税店に行くと「ありゃ!!」珍車発見。
台北では特に珍しい車両がなかったのですが、空港の免税店にディスプレーしてあるとは想像もしていませんでした。
まずは珍車の写真を観察してください。
このモペット、遠くから発見した時は「プフかな?」と思ったのですが!
近くで観察して、「ありゃ?」と驚きです。
エンジンの刻印を見てください。
「HARLEY-DAVIDSON」です。
一瞬、ナンチャッテかな・・と写真撮影したのですが、こんなモペットあるんですねぇ~
タンクにもシールが張ってありますが・・。
はじめて見ました。
アメリカの古いモペットなんでしょうねぇ・・。
背後から見るとこんな感じです。
年代的には50~60年代の製造なんでしょうが、きれいにレストアされています。
店員さんに尋ねたのですが、「わかりません」との回答。
この免税店は化粧品のお店ですので当然の回答ですよね。
待てよ・・ってことは、探せば珍車も台湾にはあるのかもしれません。
しかし、ナンバープレートは台湾の物ではありませんので、海外から持ってきてディスプレーされているのかもしれません。
M隊員からも「台湾のベスパや旧車・珍車の事情を取材してきてね」と言われていましたので、これでノルマ達成です。
以前、インドネシアに行ったときは、珍車も貴重なベスパもたくさん走っていたのですが、台湾の事情は違うようです。
スワンネックなんてたくさん走ってましたので、あれ欲しいなぁ~と思ったのですが、最近インドネシアも行ってないのでどうなんでしょうね。
とくにレストアして乗っているって感じでもなくて、古い車体をもったいないから乗っているって感じです。
そういえば、キューバに行った友人が、アメリカの50年代~60年代のアメ車がたくさん走っていたのと同じかもしれません。
台湾で走っているのは、スクーターが多いのも謎でした。
スクーター99台に対してバイク1台の割合なんです。
そんな話を本日、横浜在住の台湾人の友人に話しましたら、少し謎が解けました。
台湾はかつては自転車が多く、それがスクーターに変わっていた経緯があったようです。
ベトナム戦争の頃はおそらく、スーパーカブも多かったのかもしれませんが、台湾ベスパの影響でスクーターが若者のおしゃれな乗り物だったのかもしれません。
今、台湾ではベスパの最新型の300ccが人気車種らしいです。
ファッション誌やおしゃれ番組でも取材される若者の憧れのようですが、一部には90倶楽部のように古いベスパをレストアするのがおしゃれな文化だと考える方々もいるようです。
そのレストアした古いベスパを乗るのは、日本の影響を受けているようです。
台湾ではベスパ乗りは、20代がトレンディー派が多いのだそうですが、日本では年齢層が高いですね。
先日、本牧ベスパでお客様の年齢層を質問したら平均47歳ぐらいかな・・と言ってました。
私も平均年齢を引き上げている年齢層の一人です。(苦笑)
乗り物文化からその国を検証するのも面白いですね。
今回の台湾出張も有意義でした。
次回は1月中旬に台湾出張予定です。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村