Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

エンスーな秘密基地 (オールドバイク談義)

2011-10-31 07:23:52 | 雑談


週末の カロッツェリア マチオヤジマは面白い。
サプライズな話がいつもあるのです。
この日は、矢島氏が「驚きの某所見学しようよ」とのお誘いに、M隊員と私は、横浜の某所に向かいました。

このエンスーな秘密基地のオーナーと矢島氏の出会いは、同世代でお互に挨拶する関係から「実は・・・」と、お互いのレストア談義で盛り上がったところからです。
なんとも、この秘密基地のオーナーの人柄も魅力的な人でした。

その場所や詳細は秘密にすることを条件に、お宝を拝見しました。
あるところにはあるものですねぇ・・・驚き!

まずは、CB72のタイプ1です。
しかも、紺色の輸出用です。
すぐにも乗り出せそうな状態でした。



その隣の布を開けると、DUCATIです!
この年代のドカが良いですよね・・・。

このスペースには、その他数台の60年代コレクションが多数ありました。
50年代のモペットも何台か所有。
あちらこちらに貴重なパーツも置いてあります。



場所を移動すると、S600がレストア途中です。
このS600は奥様とドライブする為にレストアをはじめたそうです。
エンジンも掛かる状態ですが、欠品を探しているそうです。



このスペースには1962 /ホンダ ドリーム CL72 スクランブラー




ともかく、出るわ出るわの状態です。
これが個人のコレクションなんです。

一部しか写真撮影ができなかったのですが、M隊員ともども感嘆のため息しかでません。



そこからしばらく歩いていくと別の場所に保管してあるバイクがあるとのこと。
行って見ると、ありゃ!
1965年の本物CZ100です。
このモンキーだけで150万位しますよ!



次はRC116です。
ひゃぁ~!



「プラモデルもあるよ」と出てきました。
もちろん未開封ですが、「これは作らないでそのままにしておいた良いですよ。」と、アドバイス。



精密模型もあります。
その他、60年代の貴重な資料がたくさんあります。

仕事をされているところに突然訪問したのですが、
仕事を中断して、コレクションを説明してくれました。
ありがとうございました。

いやぁ~あるところにはあるものですねぇ。
エンスーな秘密基地訪問でした。


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アウトビアンキ エンジンの組立て(3)

2011-10-30 19:51:44 | アウトビアンキ A112(レストア)


10月30日(日)、本日はM隊員と午後2時にカロッツェリア マチオヤジマで待ち合わせです。
本来なら、ベスパで行く予定だったのですが、手術後にはじめて乗る2輪車は何だか怖いですねぇ~。
まぁ、リハビリ中の為、歩くのも杖の生活ですので久しぶりのキックに力が入らない。
ん・・でもこれもリハビリの一環になりそうですが、自転車はまだ遠いなぁ・・・。
スタンドで給油するも、しばらく乗ってなかったので、キャブのセッティング等問題が発覚。
ベスパは置いて、パンダでカロッツェリア マチオヤジマに向かう。

昨日はM隊員は仕事の為、出張で日本海側へ。
帰りの羽田空港もトラブルで東京湾上空で30分ほど旋回して待機だったそうです。
映画のダイハート2みたいで、なんか不安ですよね。

そんな話から、昨日のCB72改の話やエンジン組立ての話などの報告をして盛り上がりました。

組立てまで来るのに大変だったよねぇ・・・なんて話を矢島氏とM隊員と3人でしていたわけです。




この紙は、これから製作してもらうガスケットの型です。



エンジンを眺めて、これからのレストア計画を相談しました。
今日は特に作業は無しですが、矢島氏から「驚きの某所に行こうよ」とのご提案。
早速、シャッターを閉めて、その某所に向かいました。

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アウトビアンキ エンジンの組立て(2)

2011-10-30 00:05:14 | アウトビアンキ A112(レストア)


エンジン組立て作業が再開です。
ハイカムの装着します。
このハイカムは傾斜角度108度です。
街乗りしやすいようにお願いしました。



まずはナットをはめていきます。



ラジェットで軽く締めて。



先ほどと同じように、数値どおりにトルクレンジで締めていきます。



次にタペットクリアランスの調整です。
カムを回転させながら、番号順に調整していきます。



最終的なタペットクリアランスの微調整段階です。
タペットクリアランスが狭いとバルブの開く量が多くなり、
逆に広いとバルブの開く量が小さくなります。
狭くても、広くても駄目で、きちんと適正な規定値があり、
その規定値内にタペットクリアランスを調整する必要があるのです。



タペットクリアランスの調整も終って、これでハイカムの組上げも完成です。






これはこのハイカムの手書きのスペックです。
このヘッドとカムはアメリカで設計して10セットだけ作ったそうですので、
あと9セットの在庫はあるようです。

お問い合わせはカロッツェリア マチオヤジマまで。


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ホンダ CB72改 (オールドバイク談義)

2011-10-29 21:06:11 | 雑談


本日もカロッツェリア マチオヤジマは、オールドバイクが訪問です。
このCB72改のオーナーはNさんです。
いやぁ~センス良いですね!!
このCB72は62年製の後期型とのことです。
レースのもこの2年間で10戦とのことです。

ん!このカフェスタイルのセンスの良さ!



ホンダ CB72といえば、発売当時のキャッチフレーズが、「トップで70km/h以下では走れません」という刺激的な言葉でした。
ホンダCB72は、市販レーサーCB71とまったく同じパワー数値。
空冷2気筒OHCエンジンの最高出力は24PS。
リッターあたり100馬力を、この時代に 達成。
その時のエンジン回転数は9000rpm。
驚異的な高回転ですねぇ。



キャットフードのCMに「猫まっしぐら~♪」とありますが、
矢島氏もまっしぐらでした。
暫し作業は中断です。
フェンダーも当時物で良いですね。
タイヤのパターンまで、質問してました。



このシングルシートも当時物で未使用新品です。
良いですねぇ~。



「ここの穴あったかなぁ?」と矢島氏。
矢島氏18歳のときの記憶が蘇えります。
そういえば、先週はスポーツカブでしたので、矢島氏16歳のときです。

何故か、本当に高校生のように見えてしまうから不思議ですねぇ。
やはり矢島氏はYAJIMAのバイクの矢島ですよねぇ・・・。
そろそろ、YAJIMAのバイクは復活かな?



美人は後ろから見ても綺麗ですよねぇ・・・。
美しいです。



このエアファネル良いですよね。
オイルキャッチャーもレース車って感じですね。

本来はカバーと工具入れの部分です。



左後方から見ても良いです!



こうしたエアファネルもあるのですねぇ・・。
最近ではパーツも入手しやすいとのことです。



バックステップも細部に加工してあります。



「仕上がり良いねぇ~」と矢島氏。
細部の仕上げも手を抜いていません。



矢島氏は「お!タイプ1だねぇ」とチェック!
よく見ると、このCB72はエンジン上部のポイントカバーに、
小さくタイプ1と刻印されてます。

CB72には、性格の異なる2種類のエンジンが搭載されています。

タイプ1と呼ばれるエンジンは180度クランク。
不等間隔爆発のタイプ1は高速型
最高速度はタイプ1が155km/h

タイプ2と呼ばれるほうは360度クランク。
等間隔爆発のタイプ2は中低速優先型
最高速度はタイプ2は145km/h

出力はタイプ1・タイプ2とも同じです。

走り屋は、180度クランクのタイプ1を好んだ。
外観からはほとんど見分けがつかない。



セパハン、ライトリムと仕上がりが良いですね!
オーナーNさんのセンスの良さです。



このスピードメーターが泣かせますね・・・。
左のタコメーター右のスピードメーターの動きがなんともいえません。



我慢できず矢島氏がCB72に乗りました。
ん!レーサー矢島 125番も復活かな・・・。
何故か矢島少年18歳に見えませんか?



エンジンもブラスト処理して綺麗です。

右手前がオーナーのNさん
向こう側は、アバルト好きなTさん
左前は矢島氏です。



オーナーNさんが乗るとかっこいいですね。
やはり、この年代のオールドバイクが流行しそうです。
日本車もイタリア車もこの年代のバイクは良いですねぇ~。



ファッションもグッドです!
良い物見せてもらいました。
ありがとうございました。

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アウトビアンキ エンジンの組立て(1)

2011-10-29 20:03:49 | アウトビアンキ A112(レストア)


10月29日(土)、本日のカロッツェリア マチオヤジマでは、我がアウトビアンキのエンジン組立てがスタートしました。
エンジンヘッドがアメリカから届いて、細部の加工を施して、いよいよこの日がきました。

ボアアップして、黄色の塗装されたエンジンブロックは、夏前に完成。
毎日、地味な作業をしてくださった矢島氏に感謝です。




まずはボルトにグリス処理して準備に入ります。
このボルトも通常のものよりひと回り太くしてあります。



ガスケット装着をしました。



ブロックの上にヘッド置きます。



ワッシャーの装着方法も細かい指示があります。
左のようにワッシャーを装着してから、ボルトを挿入します。
右のように装着するとワッシャーがヘッドの引っかかります。
0.何mmのスペースが計算されて設計されています。

前にも解説しましたが、このヘッドは通常の物を加工したのではなく、新たに設計した物ですが、そのままではボルトオンという訳にはいかない代物です。
アメリカのエンジニアも「矢島氏の技術があれば大丈夫だよね」って感じですが、その後の調整が大変だったのは、作業の流れを見学しているのでわかります。



すべてのボルトが装着されました。
簡単そうに見えますが、ここまでの調整が大変だったのと、アバルトのエンジンを知り尽くしている矢島氏だからできる技術です。



まずは、ボルトを締めていきます。



この作業が、実は細心の注意が必要な部分です。
このトルクレンジでないと、締めすぎてしまいます。
このアナログなトルクレンジで適正に締めるのですが、必ず矢島氏は適正な数値を確認しながらこの作業をします。



ヘッドの主要なボルトが締まりました。
カロッツェリア マチオヤジマのこの作業は何度も拝見していますが、エンジン組立ての時の矢島氏は心臓外科医のようですねぇ・・。

そうです!矢島氏にこのアウトビアンキのレストアをお願したいと思ったのも、エンジン組立て作業を拝見したのがきっかけでした。
ん!本当にアバルトチューニングの真髄をしっているなぁ~と感激したことを思い出しました。
作業はこの後も続きます。
が!ここで少々休憩になりました。
と言うのもCB72のNさんが登場したので、ティータイムになりました。

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ホンダ スポーツカブ試乗会

2011-10-26 17:05:01 | 雑談


日曜日のカロッツェリア マチオヤジマは、怪しいオヤジたちがまるで高校生のようにワイワイと集まる・
この日も、フィアット500のオーナーSさんがスポーツカブに乗ってきたので大盛り上がり。
仕事で多忙なM隊員も電話でその情報を聞きつけて、仕事を中断して参加。

先日もこの話題は掲載しましたが、大人気のようです。
昔懐かしい、この手のバイクがまた欲しくなる方々も多いですよね。
自分自身も何度も見直したり、写真集を眺めていると、奥さんが何かを企んでいるような私の顔をチラチラ見るのです。
たしかに女の感は鋭い! 
まぁ~愛人を隠しているわけではないので健全ですがねぇ・・・。




てな訳で、この日はM隊員、仕事サボってまで参加して良かったです。
Sさんからスポーツカブの作動説明を受けています。



ヘルメットで顔は見えませんが、M隊員の顔はニコニコしてます。
周辺の道路を1周すると、「もっと回転数を上げた方が良いよ」とのSさんのアドバイス。



「見本見せるね」とSさん。
ん!さすが様になってますねぇ・・・。
小さなスポーツカブが更に小さく見えるのは何故でしょう?

そんな訳で、昔高校生の怪しいオヤジの集会は無事終了。
カロッツェリア マチオヤジマの週末の土日はいつもこんな感じです。
怪しいオヤジの集会に参加したい方は、お気軽のお待ちしています。
差し入れも大歓迎です。

PS:今週末、10月29日(土)は「アウトビアンキのエンジン組み上げ」の集会です。
よかったらご参加ください。




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TOMOS レストアー2(タイヤ交換・TOMOS改)

2011-10-25 16:29:08 | モペット


日曜日は仕事の準備で忙しいM隊員に電話をする。
「スポーツカブが来てるけど・・・」と電話すると「ん・・・了解」と電話が切れた。
M隊員は単に了解したのか?仕事の準備を中断して来るってことなのか?とメンバーはワイワイ。
20分もするとM隊員は到着しました。
(仕事の邪魔してすいません!)

「で!今日はすぐに帰るね」の言葉は無視して、仲間が集まってTOMOSのタイヤ交換が始まる。
語学が堪能で、インターネットの情報収集力も抜群のM隊員がもたらす海外の車・バイク情報はメンバーも一目を置いている。
ですので、メンバーが集まると「M隊員は?」と必ずなるのです。




このTOMOSというメーカーもてっきりオランダだと思っていたらそうでない。
ユーゴスラビアで、GPレースにも出場した戦歴のあるメーカーだとは知らず、M隊員の情報に一同びっくり!
なるほど・・・・その証拠にタイヤもスロベニア製なんだなぁ~と一同納得。
この粗悪なタイヤにも驚きです。



このTOMOSのレストアパーツもM隊員はすべて海外へネットで発注しています。
正規代理店で求めると8000円以上する部品もアメリカの片田舎から輸入すると数百円で買えるようです。
タイヤも同様、探してきますねぇ・・・インドネシア製です。



TOMOSのタイヤ交換だけで、怪しいオヤジたちはワイワイと大盛り上がりです。




タイヤが変わると違うねぇ~とまたワイワイと盛り上がる。
若い女性に人気のモペットも怪しいオヤジたちは、話題がつきません。
あとはブレーキランプの調整ですね。

「磨くとピカピカになるねぇ~」とその日が来るのをメンバーはまた楽しみにしています。



欧州では、このモペットをベースにレーサータイプにするのが流行しています。
国内でもいち早く、このTOMOSをベースに作品にした方がいます。
Webで検索してその話題でまた盛り上がる。

欧州では、TOMOSの他、プフやチャオでも同様にカスタマイズするのが若者の流行です。

このシングルシートのアルミを3日間もたたいて成形したそうです。
日本でも面白いこと考える方がいますねぇ~(感心)




TOMOSをセパハンにするところが良いですね。
前傾姿勢で乗る動画(YouTube)で拝見しましたが、良いですよ。
検察してみてください。

ところで怪しきオヤジたちは、どうせならGPレーサーのレプリカ創る計画が進みそうです。
バイクも、怪しきオヤジたちが乗りたい60年代のカフェレーサーが良いよねぇ~なんてことが本当になりそうな予感です。
「矢島さん。どうせならカウリングはアルミ叩き出しですかねぇ~」なんて勝手なことを言うオヤジたち。
どうなるんでしょねぇ・・・・。

先程、矢島氏から電話がありまして「今週末にエンジン組むよ」との御言葉。
今週末も盛り上がりそうですね・・・。 







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ホンダ スポーツカブ(オールドバイク談義)

2011-10-24 21:22:20 | 雑談


フィアット500のオーナーSさんが所有するスポーツカブ

1958年、ホンダから特異な実用車が発売されたのが、ご存知のカブなのです。
OHV単気筒/49cc
ボア×ストローク/40×39mm
圧縮比/8対1
4.5ps/9500rpmの性能は、当時としては第一級のもの、スピーディさと扱い易さでも群を抜いていました。
このエンジンを元にして、あのモンキーZが'60年に登場しています。

1960年には、C110型と呼ばれるカブのスポーツ版も発売され、スポーツライクに若者にもスーパーカブが人気を得ていきます。

このスポーツカブには、オプション部品として、アルミフェンダーや、シングルシート、タンクをレーサー並に長くできるタンクカバー、そしてメガホンマフラーなどのキットパーツも用意されていました。

C110は、5ps、最高速も85km/hの性能。
メガホンマフラーを装着しただけでも、100km/h近い最高速を出す事ができたのです。


1961年には、42mmにピストンボアを広げた54ccのC115スポーツカブが出現します。
二人乗車を可能とした仕様でエンジン出力は5.5psになっています。

カブエンジンが発展して、OHCの機構を持つのは、1964年CS90モデルからだそうです。



このスポーツカブはこのエンブレムから1961年の55ccのC115でしょうか?
Sさんに訊くのを忘れました。



塗装はオリジナルではないのですが、品の良いグレーですよねぇ・・。
惚れ惚れしてしまいます。



このタンクが良いですよねぇ~。
詳しい方ならご存知だと思いますが、初期のモンキーはこのタンクを加工して装着してあったとのことです。



このエンブレムも状態が良いですよね。
クロムも磨き込んでありますので、撮影する私が映ってしまってます。



マフラーはオリジナルと異なりますが、これはこれで良いですね。
アップのメガホンマフラー+マフラプロテクターが当時のお決まりだったようですが、
かなりレーシングなサウンドで中高回転域では、ビーーと甲高く気持ち良く鳴ったようです。



一文字ハンドルにこのレーシングなシングルシートが品良く仕上がってますねぇ。
こういう作品を見てしまうと、欲しくなってしまうのが困ります。

どうやら、こうしたオールドバイクが流行しそうです。
カロッツェリア マチオヤジマのメンバーはフィアット系の自動車以外にさりげなくこうした隠し玉を持っているから不思議です。

どうせなら、60年代のカフェレーサーを創ろうぜ!なんて話が本当になちゃいそうだから、このガレージに集まるオヤジたちは面白い。
まぁ~元はといえばヤジマのバイクで一世風靡した矢島氏を慕って、集まるガレージですので、なにがあろうと不思議じゃないですが・・・。
カロッツェリア マチオヤジマは面白いねぇ~。

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アウトビアンキ 2台のアウトビアンキ

2011-10-24 20:04:32 | アウトビアンキ A112


週末のカロッツェリア マチオヤジマは、メンバーで賑わいます。
土曜日は私は風邪で寝てましたが、オールドバイク談義で盛り上がったようだ。
そんな話をM隊員から報告を受けたので、風邪が完治しないまま、日曜日にカロッツェリア マチオヤジマに訪問すると、この日もメンバーが集まってきました。
まずはフィアット500のオーナーのSさんがスポーツカブで登場。
2番目は、赤のアウトビアンキのKさんが登場。
続いて3番目に水色のアウトビアンキのOさんが来ました。
ちなみの奥のパンダは私です。

本日のカロッツェリア マチオヤジマもイタリア度が高いですねぇ。

本日もアウトビアンキやオールドバイクの話で怪しいオヤジたちがワイワイと盛り上がります。



Kさんのアウトビアンキは、純正のヘッドライトワイパーが装着してあります。
しかも、このアウトビアンキはKさんがイギリス転勤の際に一緒にイギリスまで移送したという曰くのあるA112なんです。
さりげなく付いているアウトビアンキクラブのメンバーエンブレムはイタリア本土の物、日本で加盟している会員は、3人だけ。
その1名がKさん、もう1名が矢島氏、そして最近加盟された方が1名いるそうです。



このアウトビアンキはOさんが自分でレストアに挑戦しているA112です。
全塗装してレーシングな仕上がりを目指しているようです。



車両を串刺ししてロールバーが装着してあるようです。
レース用のパーツもこだわりがあるようです。



エンジンルームもすっきりしていますねぇ・・・。
ご自分でエンジン組立てして、試行錯誤しているようです。

アウトビアンキの楽しみ方も、人それぞれですねぇ・・・。
オリジナルパーツ派やレーシング仕様派などいろいろなのが面白い。

ちなみに私は、塗装もあえて日焼けして色褪せた色で、外見は遅くて鈍間なアウトビアンキをテーマに仕上げます。
のんびり走っていると宿敵ミニがパッシングして「おりゃおりゃ道を譲れ!」と追い越してくれるのをお待ちしております。

そんな日が早く来ないかと待ち望んでいる今日この頃です。


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アウトビアンキ エンジンの組み立て

2011-10-23 23:28:47 | アウトビアンキ A112(レストア)


我がアウトビアンキのエンジン組立てがスタートする。
その前に矢島氏からこのエンジンヘッドの特徴を再度解説を受ける。



ヘッドカバーを外して、ハイカムの状態も問題なし。
バルブスプリングも、このヘッドの為に設計されたものです。
従来の物とは違います。



ハイカムを外して、このエンジンヘッドの設計思想の解説を受けた。
このエンジンヘッドは、新たに設計された物なのです。

特徴は排気側バルブのステムのオイルシールが無い事です。
つまり、従来のバルブステムよりも径も太いのです。

そう言えば、以前のアンディー号はこのオイルシールに問題がありましたねぇ。
たしかバルブのステムにもカーボンが固着していたトラブルでした。




裏返したヘッドを従来のエンジンヘッドと比較してその違いを解説してくれました。
バルブ径が大きいので、従来のヘッドではなく新設計されているわけです。

従来のアバルトのヘッドとは、まったくの別物です。
細部にわたる鏡面仕上げがすごいですね。



本来のバルブ径と比べると、ひと回り大きいのがわかります。



さて!いよいよエンジンの組み立てが始まります。
楽しみですねぇ・・・矢島さん宜しくお願いします。



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