Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

アウトビアンキ グレーのA112(レストア進行中)

2012-06-14 08:05:16 | アウトビアンキ A112


6月14日(木)、先日のカロッツェリア マチオヤジマの作業レポートです。

このグレードのA112、新オーナーが決まって、ボディーワークが進行中です。
このアウトビアンは、すでにエンジン関係には矢島氏が手を加えてあり、すぐにも乗り出せる状態です。



錆びて穴が開いていたこのA112のボディーワークも完了。
新オーナーは、全塗装する計画のようです。
これで、下地が完了した・・という状態でしょうか。



運転席側のドアは、交換されました。
あれだけ錆びていては、交換した方が懸命ですよね。
ドアの補正と同色に塗られました。
あとは取り付けって状態です。

プチレストアですが、これで車検取得ができそうですね。
ボディーワークって、こんな機会でないとできないですが、これで安心して乗れますね。

ガレージ内で静かにしていたグレーのA112ですが、矢島氏は着々と整備していたのです。
昨日、仕事帰りにM隊員と話していたのですが、矢島氏のカレンダーには休日ってないのではないでしょうか?


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アウトビアンキ Fさんの痛車(イタ車?)

2012-06-05 14:59:16 | アウトビアンキ A112


6月3日(日)、カロッツェリア マチオヤジマには、今日も仲間のアウトビアンキがメンテナンスの為に、入庫しています。
週末ともなると、いつもこんな具合でレトロかわいい系の欧州車でいっぱいです。




このアウトビアンキはFさんの愛車です。
一見、みんな同じに見えるアウトビアンキですが、オーナーの個性が出るものです。



A112にステッカーチューニングは、かっこいいですよね。
ホイールもOZがさりげなく・・・走り屋って感じですね。



で!このステッカー・・・見たことあるなぁ~?なんだっけ?
もしかして、ウルトラ警備隊?
たしか・・子どもの頃に見た、ウルトラセブンの・・・じゃないよなぁ~。
と、週末クラブ員が注目。



「ひゃ~~見て見て!!」なんともかわいいステッカーじゃありませんか!
イタリア車に「痛車」仕様だけど、その微妙なセンスに敬意を表します。
走っていたらわかないけど、停車してあるのをみると笑えます。
このステッカーの大きさのバランスがすばらしい。
だからと言って、車体全体に描かないでくださいね。
ほんとうに「痛車」になちゃいますので・・・(笑)





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アウトビアンキ A112を再び(春日部のOさん)

2012-05-15 07:15:25 | アウトビアンキ A112


5月15日(火)、先週末のカロッツェリア マチオヤジマは大賑わい。
入れ替わり立ち代わりに仲間が集まる・・。

愛知県のTさんの隣に駐車した春日部の黒のA112です。
アバルト(アメザリ)のマークが誇らしげです。

私が以前乗っていたA112も同じ色の黒でした。
しかも、エアコン付です。
もしかしたら・・・と思ってあちこ確認したのですが、ん・・・わかりません。
再会だったりしたら、お涙物語だったんですが。




ん・・・それにしても似ているなぁ~。
修理箇所を確認しておけばよかったかな。
黒のA112のエアコンが不調で、夏には奥さんに嫌われていました。
・・っというか夏はエアコンが絶好調の奥さんのランドクルーザーに乗っていたのを思い出しました。(苦笑)
てなわけで、フィアット・パンダはWサンルーフ&エアコン付で奥さんの評判は非常に良いのです。

ところが、なぜかA112には乗りたいと思うので、レストアして再びA112乗りになりたいわけです。
そんな想いのアウトビアンキファンは多いのではないでしょうか。

春日部のOさんも以前A112に乗っておられて、他のイタリア車も所有されているのですが、再びA112のオーナーになったひとりです。
そうした、オールドボーイズレーサーが増えることを楽しみにしています。




「このホイール良いですねぇ~」と週末クラブ員が言うと
「このホイールは以前持っていたA112の物ですよ。当時物です・・・」とその他にもレア物をお持ちのようです。

どうですか?A112に再び乗ってみませんか。
興味のある方は、カロッツェリア マチオヤジマに遊びに来ませんか。

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アウトビアンキ 土浦の白A112(隠れた所が錆びて・・・)

2012-05-14 21:43:55 | アウトビアンキ A112


5月14日(月)、予告どおりに仕事の出張で、新潟県三条市のホテルからブログの更新です。
絶好調の愛車フィアット・パンダはWサンルーフ全開で関越から上信越道に入って北陸道を軽快な走り7時間の旅でした。
途中、横川の峠の釜飯を食べて、ご機嫌なドライブです。
パンダの旅は後日レポートするとして、5/12(土)のガレージの様子を報告します。

週末クラブ員のティータイムが終了するとガレージの仲間のメンテナンス状況が気になるわけです。
誰が言うともなく、懐中電灯持参でメンテナンス中のA112のチェックが入ります。



「シフトリンケージ良し!」
「マフラー良し!」と仲間のA112の細部の点検が始まった。



「ああ!! このマフラー先日、販売されていた残りのストックパーツだ!」
「これ欲しかったのに・・・残念」なんて発言が飛び交う。

「早いもの勝ちだよ~」と矢島氏がポッリ。
そうです。このガレージにはレアものパーツがたくさん寝ているのですが、気が向いたときに整理して出てくるタイミングしだいなんです・・・。(微笑)
無造作に置いてあるレア物パーツ。
興味のある方は訪問してみると楽しいですよ。



「お~錆びていますねぇ~」と微笑む週末クラブ員たち。
A112の多少の錆びに驚く仲間は誰もいません。
製造から30年の車体ですので、当然と言えば当然。
それを見て見ぬふりをするオーナーはいません。

A112は、レストアの時期なのかもしれません。
朽ちらせてしまうならば、新しいオーナーに譲って再生してもらう方が良いですよね。

矢島氏は錆びを発見して「見て見ぬふりしますか?」って電話したそうですが、
オーナー氏は「当然、レストアしてください!」と言ったそうです。

この白のA112もオーナーに大切にされているんですねぇ・・。
よかった。よかった。

また1台、元気に再生されるA112が増えるわけです。


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アウトビアンキ 愛知県のTさん(アメザリ号)

2012-05-14 06:23:33 | アウトビアンキ A112


5月14日(月)、今日から18日(金)まで、新潟、富山、石川へと出張です。
「週末の カロッツェリア マチオヤジマは楽しかったなぁ~♪」なんて思い出しながら、徐々に仕事(戦闘)モードに切り替えていきます。

さて、5月12日(土)の事です。
愛知県のTさんが今週もA112でガレージに遊びに来ました。
若いってすごいですねぇ~。
2週連続で東名高速を走らせて、来るのですから・・・。(Tさんえらい!)
そんな訳で、週末クラブ員は拍手喝采でした。




TさんのA112(通称アメザり号)のシンボルのアバルトのステッカー。
「あの赤い自動車かっこいい!!」と小学生たちが拍手喝采。
「あのアメリカザリガニのマーク!いいねぇ」(小学生談)

そんなストーリーがあるA112ですので、TさんのA112はアメザリ(アメリカザリガニ)と呼ばれています。

ところで・・ちと汚れていますねぇ。
これでは田んぼの中のアメリカザリガニに見えないでもない・・・。

そんな突っ込みで、Tさんは愛車をビカビカに磨いたみたいです!



このブログがTさんのアメザリレーシングです。
電気・電子の仕事をされているTさん。
自らレストアに挑戦している若手の週末クラブ員です。

配線の整理、計器類の照明のLED化も自分で行なったTさん。
整備の参考になりますので、ブログをご参照ください。



すっきりしたエンジンルーム。
余分な配線を排除したら名古屋タワーぐらいの長さがあったとかなかったとか・・。
スピーカーコードなど束にして撒いてあったようです。
遮音材(グラスウールなど)重装備だったアメザリ号。
軽量化できてよかったですね。



自作の内装もすばらしい。

ビンテージな花瓶は、ワーゲンのスピリットウインドー当時のオプションがありましたが、グッドアイディアですね。
助手席に乗る彼女への配慮もすばらしい!



ホイールの変更も完了。(このホイールはY-10の物でしょうか・・・)
タイヤサイズも適性ですね。
これでタイヤも触りません。

矢島氏も褒めています。



あのブレーキもダメだったA112も元気な姿で誇らしげですねぇ。
当時のダメぶりを知っている週末クラブ員たちは、メンテナンス時の話で大盛り上がり。



このシートですが、Tさんがシート張替えの為に持ち込んだ物です。
バケットシートからノーマルに変更、すべてのシートを張替えの計画です。
ん・・・嵌まってきましたね。



1/1の模型で遊ぶTさん。
配線の整理の時に内装を外したり付けたりしたときに、爆笑ネタを発見。

この黒のパッキン、なぜこんな場所に挟まっているのか?
前のオーナーか?レストアした整備工場でめんどくさかったのか?
百舌鳥が蛙を樹の棘に串刺しにするように、こんな場所に刺さっています。
忘れないように刺しておいたパーツをたぶん忘れたんでしょうね。



本来はこのドアノブに入るパッキンなんですよね。
これを外しのは大変ですので、そのままにしておくようです、

まぁ、それにしても話題が絶えないアメザリ号です。

そういえば、ガレージでA112のガソリンタンクの容量は・・・なんて話をしている際にTさんの発言が気になりました。
「満タンで20リットルだから、ガソリンスタンドでいつも割引券をもらえない」と何気ない発言。
帰路で坂道で調子が悪かったとのブログ発言に、たぶん燃料系に問題があるんじゃないかとの週末クラブ員の意見。
ガソリンタンクの容量は、空で30リットルですので、ガソリンタンクが何らかの原因(事故の痕跡)などで潰れているのか、エアー抜きチューブが潰れてガソリンが流れが悪いのかも知れません。
エンジンの調子がたまに悪いのは、それが原因かもと矢島氏の推測。
「修理は推理だ」のように、故障の原因を発見することが大切でし。

日曜日に矢島氏がTさんに電話して、その件を伝えて、内装パネルを外してチェックすることをアドバイスしていました。

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アウトビアンキ Oさんのレストア(エンジンヘッド)

2012-05-13 20:44:00 | アウトビアンキ A112


5月12日(土)、13日(日)の連日、週末クラブ員のOさんはレストア中のA112レーシング仕様のエンジンヘッドの組立て作業が行なわれた。

できるだけ自分でレストア作業を行なうOさんは、矢島氏にアドバイスを受けて、ガレージで作業を行なう。
カロッツェリア マチオヤジマの矢島氏は、レベルに応じて、指南してくれます。
まったくの素人レベルから、セミプロまで、エンスーを育てる姿勢に週末クラブ員が増えるのだと思います。

職人気質の矢島氏ですが、教えを乞う姿勢のオーナーには優しい。
「工具貸してください。技術を教えてください。」と言う素人に「OK!」なんてガレージはまず無い。
自分の持っている経験や技術、ノウハウを伝授しようなんてガレージは珍しい。
もちろん、楽しみ方は皆違うのですが、オーナーの楽しみ方に応じてくれるのはうれしいいと感じているのではないでしょうか。




Oさんは、自ら工具を手にして、技術を自分のものにしようとするタイプですが、矢島氏は、他の作業をしながら、横目で眺めてはアドバイスをする。
Oさんもわからないところは矢島氏に訊くという感じで、ガレージの時間が流れる。

※ この2枚の写真は5/12(土)の作業風景です。



5月13日(日)、午後2時頃ガレージを訪問するとOさんは、すでにエンジンヘッドの組立て作業を開始していた。
この1年で4回もエンジン再生にチャレンジしているOさんの執念に、週末クラブ員の仲間は、応援している。

「完成したら、披露パーティーを計画しないとなぁ~」と仲間は言ってます。




この工具は、そんなOさんの努力に対して、ご褒美に造ったワンオフの特殊工具です。




写真のように、左端は、まだバルブステムシールが装着されていません。



この特殊工具でバルブステムシールをハンマーで打ち込んでいきます。
この工具で打ち込むことでバルブステムシールが潰れることがありません。



これですべてのバルブステムシールが装着されました。



その後は、バルブとバルブスプリングの装着です。



これで本日の作業は完了です。
お疲れさまでした。

OさんのA112は、7月頃に完成の予定だそうです。


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アウトビアンキ (今日も全国から集まって・・・)

2012-05-07 22:35:13 | アウトビアンキ A112


5月7日、連休が明けて大阪に4日間の出張です。
5日(土)のカロッツェリア マチオヤジマの週末クラブ員の活動報告です。

写真のようにガレージ入り口に、アウトビアンキの看板が付きました。
施工作業には、週末クラブ員のSさんのご協力をいただきました。
最近、全国からアウトビアンキのレストア・メンテナンスに来る方々が急増したので、機密基地(わかりにくい場所)も目印が必要だと週末クラブ員仲間でティータイムの話題になり、この看板をみんなでプレゼントすることになりました。

ライトアップすると暗闇に浮かぶアウトビアンキの看板が遠方からも目立ちます。



そんな訳で奥を覗くと、今日も土浦から白のA112がメンテナンスに入庫していました。
パッと見はMさんのアウトビアンキかなぁ~と思われた方も多いでしょうが違います。




A112のオーナーは常にベストな状態の走りを求めますので、定期点検って感じですが・・・。
よく観察するとリアに錆穴発見!
オーナーに報告すると「今のうちに治してください!」との回答。

朽ちて大地に帰る前の補修は懸命です。
これで、また元気なA112が復活する訳です。

こんな感じで、毎週入れ替わり立ち代り全国からアウトビアンキがレストア・メンテナンスの為に入庫しています。
1台でも多くのアウトビアンキが再生できると良いですねぇ・・・。

自分の事のように、喜ぶ週末クラブ員たちでした。


PS:昨日出張の準備の為に早く帰った後に愛知県のTさんが来店されたそうですが、残念ながらすれ違いでした。
   ああぁ・・もう少しいればよかったですね!(残念)
   また遊びに来てくださいね。 




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アウトビアンキ (A112の再生ー2)

2012-04-29 10:19:54 | アウトビアンキ A112


4月30日(日)、昨日のカロッツェリア マチオヤジマは、グレーのA112の新オーナーが作業進捗状況を見学にきていました。
朽ちたボディ―を蘇らせて、軽快な走りが楽しめることを想像して、レストアの計画を考えていた1年前の私と同じ心境なんでしょうね・・。(まだ、私のも完成していませんか・・・)
何となく不安と期待が交差するんだと思いますが、楽しいレストアライフが始まりますよ。




板金、溶接、パテ処理が済んで、ボディーの状況を説明する矢島氏。
新オーナーも「さて、どこまでレストアしようか・・」と思案中のようでしたが、
全塗装する予算組みをしているようです。



このA112は矢島氏がエンジン調整済みですので、ボディー再生すれば、まずはOKの状態です。
その後のステージアップはオーナーのお好みしだいでしょうね。



運転席側のドアは朽ちていましたので、ストックの状態の良いドアを取りつけます。
錆び1つない良い状態のドアですので、良かったですねぇ・・・。

仲間のA112がまた1台再生して生き返ると思うと何故かうれしいですね。



こちらはMさんのA112.
クラッチ交換も完了です。
たぶん、本日納車だと思います。



摩耗したクラッチを手にするM隊員。
M隊員は、こうした検証もお楽しみの1つです。
「修理は推理だ!」なんて言いそうですね。



写真のようにこのクラッチは紙1枚って感じの減り方でした。
クラッチも滑っていたことでしょうね。
金属が見えている部分もありましたので・・・。(おみごと)

そんな訳で、ガレージで整備されて元気になっていくA112はうれしそうです。
アウトビアンキに興味がある方は、是非カロッツェリア マチオヤジマに来てみてください。



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アウトビアンキ (A112の再生)

2012-04-27 13:16:47 | アウトビアンキ A112


4月27日(金)、昨日のカロッツェリア マチオヤジマに訪問すると、グレーのA112のレストア(ボディーワーク)が進んでいた。



我がアウトビアンキのように、朽ちていた1台が復活しようとしています。
お決まりの朽ちかけたボディーの修復です。
錆びて穴が開いていた部分を板金して、パテで補修した状態になっていました。



この部分も大きく穴が開いていた状態も写真のように修復されました。
当時のアウトビアンキ(フィアット系)は、鉄板を東欧(旧ソ連)から調達していたようで、まず、朽ちた車両が多い。
日本の鉄鋼メ―カーならそんなことはあり得ないのですが・・・。
日本の自動車産業は鉄鋼メーカーと共に、技術水準を高めていたので、これ程まで朽ちることもないように思えます。

そう考えると、土にもどったアウトビアンキはさぞかし多いでしょうねぇ・・・。
1台でも多く保存できると良いですね。



こちらはMさんのA112.
クラッチ交換のために、ガレージ入りしています。



今日も矢島氏は、黙々とアウトビアンキの整備仕事をしていました。

決して、A112が壊れやすいのではなく、最高のコンディションで乗りたいオーナーが整備依頼するわけです。
趣味の自動車は、そんな訳でガレージ入りするのです。
その年代の車両が、ベストな状態で走行することは、オーナーの喜びですものね。

仲間のアウトビアンキでもパンダでも、元気になっていくとうれしいです。


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アウトビアンキ 八王子のKさんのA112整備

2012-04-10 18:15:28 | アウトビアンキ A112


4月7日(土)のカロッツェリア マチオヤジマの作業風景です。
八王子のKさんのA112のエンジンの故障の原因が解って、エンジンの組上げが行われたのですが、エンジンが1発かかったのですが、その後の不調で1日悪戦苦闘したようです。



そこで、修理は推理だ!のとおり、ストックしてあるキャブレターに交換して、エンジン始動すると1発で動き始めた。
どうやら、KさんのA112はキャブレターにも問題があったようです。

矢島氏は、キャブレターのオーバーホールも行っていました。



ところが、エンジンから異音がするので、ヘッドカバーを外して、タペット調整を行う。
実は、エンジン組上げ前にも、当然タペット調整も行っているんですが・・・。
異音が気になる匠は、更に調整をおこないます。



ヘッドカバーも再度、開け直しての作業です。



入念に調整作業を繰り返します。
「これでも異音が発生するなら・・・」矢島氏はつぶやく。



丁寧にヘッドカバーを清掃していきます。



もちろん、新しい物に交換して、エンジンの組上げ行います。



エンジン組み上がりました。
「さて~どんなかな・・・」



エンジンを回しながら、タイミングの調整を行います。



ん・・しかし、残念ながらかすかな異音が聴こえる。
タペットクリアランスは入念に調整確認してますので、クランクシャフトのメタルの可能性なのではないかを思われます。
このまま様子をみながら、Kさんと対応をご相談という事になりそうです。
難しいですよねぇ・・・。


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