遊ぶ権利カジノギャンブル生活保護受給者除外規則 シンガポール国における IRリゾート導入の背景と規制

■【シンガポール】ギャンブル税法の制定
国立国会図書館デジタルコレクション
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海外立法情報課 日野 智豪
＊2022 年 2 月 8 日、ギャンブル税法が成立した。同法は、合法的な賭博及び私営宝くじに対
する税の賦課・徴収、罰則に関する法律（賭博・宝くじ税法、私営宝くじ法）を統合する。

■https://www.clair.or.jp/j/forum/pub/docs/417.pdf
シンガポールにおける IR（統合型リゾート）導入の背景と規制
Clair Report No.417 (May 11, 2015)
(一財)自治体国際化協会 シンガポール事務所

【公共の福祉】「社会全体の共通の利益」であり「ほかの人の人権との衝突調整する原理」⇔幸福追求権１３条

：「平等権」税完納者と税未納者を平等に扱うのは不平等★不公平！「生活保護受給者入場禁止」

シンガポールにおける IR（統合型リゾート）導入の背景と規制
　　Clair Report No.417 (May 11, 2015)　(一財)自治体国際化協会 シンガポール事務所
　　　https://www.clair.or.jp/j/forum/pub/docs/417.pdf 　

■【現代社会】 公共の福祉とは？
「公共の福祉」とは，「社会全体の共通の利益」であり，「ほかの人の人権との衝突を調整するための原理」です。
この「公共の福祉」という言葉は，日本国憲法の中で使われています。

日本国憲法では，基本的人権が保障されています。
基本的人権には「平等権」「自由権」「社会権」などがあり，さまざまな権利が認められています。たとえば，「教育を受ける権利」「表現の自由」「信教の自由」など，これらはすべて基本的人権として保障されています。

しかし，これらの権利をすべての人が勝手に主張したら，ほかのだれかの基本的人権を奪うことになってしまうかもしれません。

このようなことを防ぐために，日本国憲法は第12条の後半で次のように定めています。
「国民は，これを濫用（らんよう）してはならないのであって，常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」
「これ」とは，憲法で保障されている自由や権利（基本的人権）のことです。基本的人権は自分ひとりだけのものではないので，わたしたち国民は，他人の権利を侵害するような権利の使い方（＝権利の濫用）をしてはいけません。国民には，社会全体がよくなる（＝公共の福祉）ように，権利を利用する責任があります。

ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。