山のおもむきⅡ

山に暮らし始めて18年
大好きな自然のようすを写真に撮ってアップしています

全部止めようね

2011-04-15 19:25:16 | 日記


今日の朝日は赤かった
この山の上のほうに何かの臭いを嗅ぎつけて走り去ったダイソンは 一時間後疲れ果てて帰ってきました
臭いを嗅ぐと、いても立ってもいられなくなるのが犬の本能なんですねぇ・・

 


さて、昨日の続きですが
気持ちがよくて沢に下りてみました
水量は増えてはいましたが いつもの年よりだいぶ少ないようです

 


日当たりがいいせいか もうエゾエンゴサクが咲いていました
小さいのが一つだけ 健気に見えます

 


ギョウジャニンニクもあちこちで出てきました~!

 


赤いコケの花

 


ベニシジミかな?と思って目で追っていたら 地面に降りたのでそっと行ってみました
蛾です
可愛い蛾ですね、こんにちは~♪

 


わぁ~ 毛深いアベックキノコです

 


年を取るとお口を大きく開けるようですね

 


若いときはおちょぼ口
シロキツネノサカズキモドキ?  長い名前

 


雪の上にまあるいコケが落ちていました
とっても新鮮なコケです

 


瑞々しいですね

 


それに引き換え すでに枯れたような芽も出ていました

 


私の自家用キックボードに 冬眠から覚めたヒオドシチョウ(でいいですか?)がいました
ハンドルのところの水分を吸っているようです
美味しい?

 


玄関テラスの隙間から顔をのぞかせるハエトリグモさん
おひげが濃いですね


今日もたねまきジャーナルでの小出先生のお話です
最新の14日の分です
http://www.youtube.com/watch?v=yEkI-jUGHmE&feature=mfu_in_order&list=UL

更にさかのぼって聴きたい場合は 下に出ている一覧の左端から順に聴かれます


そして
mixiで、とーしさんのお友達のところのコメントの一つがとても理解しやすかったので ご本人の許可を得て紹介させていただきます

******************************************************

私はアルミニウム業界にもう30年近く勤めております。
アルミニウムと言うのは、電気分解を行わないと精錬できない厄介な非鉄金属です。
どのくらい厄介かと言うと、この前東京ドームが1日稼動すると5千軒分くらいの家の電力を消費するとバッシングを浴びましたよね。
アルミはその程度の電力ではわずか3トンくらいしか製造できません。
これをその昔、年間100万トン日本で生産しようとしたのですから、どんだけ電力が必要なの?って感じでしたね。
ほどなく石油ショックのおかげで電力費高騰、競争力を失って我が業界は存亡の危機に瀕しました。
全ての精錬から撤退、数千億の設備廃棄等でボロボロになりました。
それでもその後、日本人持ち前の加工技術やリサイクル技術で需要開発に力を入れ現在の繁栄に至っております。

何が言いたいのかと言うと、電力が一番必要な業界が電気を失っても死ななかったと言う事です。
先日、私は原発がなくても発電量は少なくなってもそれを甘んじて受け入れるといいましたが、
日本人はそれを乗り越える叡智などいくらでも持っていると言う事です。

ここ数十年の家電メーカー、重電メーカーの省エネ技術の進展の凄まじさをご存知でしょうか?
蓄電、自家発電技術もそうです。エネルギー消費効率では日本はブッチギリで世界トップクラスです。
東電の罪の深さはどこにあるか? 
それは東電にとっての脅威、即ちメーカー拠点の海外移転による産業の空洞化、少子化、
そして省エネ技術の進展による電力需要の低下だったのです。
さらに「電力自由化」が国から発せられた時、民間企業もこぞって参入し発電設備を導入しました。
それを恐れた東電は電力価格を落とし、その参入を阻止しました。福島原発を40年も使い続けたのは、
償却がほとんど終わった設備で相手を叩き潰す安い電力を供給できたからです。 
それでも天然ガスや自然エネルギーブームが起きると、今度はヤクザまがいの「オール電化住宅」の拡販を行いました。
とにかく敵対するものは全て政治力と資金力で潰し、安全を後回しにしながら自前の電気を使わせ続けると言う愚を繰り返して来たわけです。
よくその口で「節電のお願い」などと言えたものです。

何度でも言います。多少時間はかかるかもしれませんが、原発などなくても日本人の叡智で自国の電力などは全てまかなえます。
CO2排出を抑えながらでも、それは必ず出来ます。

原発は「コストが安い電力ができる」「将来原油資源がなくなったら日本は干上がる」と言うのは、検証をするまでもなく全くの虚言です。
今まで巨大利権にブラ下がっていた大手企業も一斉に東電を見放すでしょう。
それは今まで東電の巨額の広告料に頼っていたマスコミも同じです。オールリセット後に何が出てくるか。 
ここを我々は同じ愚を繰り返させないためにもしっかりと見張り続けねばなりません。

************************************************************************