今日は
大阪今橋の鶴屋八幡における
曙会の月釜に行ってきました

梅雨もほんの中休みといったところです
淀屋橋の駅から
地上にあがると
ビル街を
南からの湿った風が吹いていました

今日のお席は
御茶所 石本川口軒さんの
ご担当でした
待合から本席へ移る露地に
着物姿の小さな女の子が立って
札を受け取って下さいました
小学6年生になるという
ご亭主のお嬢様でした
お席で
まず目をひいたのは
二重棚に置かれた
義山の水指
透き通った冷たい水が
いかにも涼やかでした
タイ王国製という
鉈籠花入も
夏真っ盛りを感じさせるものでした
正客に座られた寺内先生と
川口軒さんとの当意即妙のやりとりが
亭主と客はこうあるべきという
正にお手本のようで
伺っていて楽しくもあり
また
とても勉強になりました
私達の入らせていただいた席も
その前後のお席も
待合に入りきらないほどの
大勢の参会客が来られていて
とても盛会でございました