社会人になってほどなく乾徳山に単独行しました。
すばらしい岩峰と富士の眺望・・だけど、もっとの山があるよ・・その一山、瑞牆。山体にとりつきたい気分ですが無理ですね。
そしてやってきた雁坂道の恵林寺。
立派な境内です。
紅葉には早いです。ねらい通りというところ・・見頃だと日帰りはむずい?
この門の言辞が否応なくこの寺を有名にしています。
甲府盆地を見下ろすとほんと堅い地だなと思います。
四方八方をウォールに囲われ、関(開口部)だけに集中すれば小勢で守りに徹することができます。
・・しかし、関を打ち破られた場合、守ってくれたウォールに退路を阻まれてしまいます。
織田軍に侵攻された武田勝頼親子は天目山に追われ、その地で果てます。
その後の殲滅戦です。
"ゴラー!武田旧臣がそこに居るのはわかっとるぞ、おとなしく出さんか~!"
寺側はこれに応じません。
”坊主どもを山門に閉じ込めよ、そして火を放て!”
これで上人を含めた100人余りの僧が焼かれます。
門に掲げてあるのはそのときの上人の言葉であるとされます。
上人の命により脱出した僧があり、その記録であって確度が高いと言われます。
武田菱
参道の”季節”。大粒です。
見ごたえのある寺です。
とは言え、明るいうちに帰りたいです。
どう帰るか・・?
雁坂道にあるのでこれを抜けたい(秩父に抜けます)・・
それも渋滞?・・だし、じゃら銭の通行料支払いが何回かあるようです。めんどい・・
素直に中央道で・・
ここでガ~ン! 14時で既に渋滞発生だそうです。
結局帰り着いたのは20時、この間食べたのは行動食として持参したバナナ一本だけ・・ほうとうが・・
レンタカーの一日延長料金取られるし、駐車場代もいるし・・(;´д`)トホホ
みなさんお出かけと青空に飢えていたんですね・・密になる電車を避けて・・