お寺ふぁん・続々

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立秋 鎮魂 原爆の日

2022-08-07 | 日記

 日差しがない分秋めいて過ごし易いです。

 
 "原爆の日" そんな言葉が公式に存在するのか知りません。
 ただ、ニュアンスとして容易にご理解頂けると思います。今日7日はそんな両原爆の日に挟まれた日です。
 
 大きく原爆と言うと水爆を含めた原水爆と解されるものと思います。
原爆ってその語で一括りにできるんでしょうか・・?
 原爆の核種と方式、まず、ウラン爆弾、いわゆる広島型でガンバレル方式という爆発方式を採ります。
 核分裂物資を臨界量に達しない量の半球として筒(砲身=ガンバレル)の両端に配し、通常火薬の爆発力で一気に圧縮、核分裂を起こす方式です。
 
(広島型原爆「リトルボーイ(=のっぽ)」)
 
 別方式としていわゆる長崎型であるインプロージョン方式、外向き(エクス)である爆発を内向き(イン)に向ける制御により円球に配置された少量の核分裂物資を一気に中心部に爆縮して起爆する方式があります。
 核分裂物資としてはプルトニウムです。
 プルトニウムは臨界量が小さいので、少量分散が必要なのだそうです。
 "一気に"という制御はかなり難しいそうですが、現代の科学技術からすればそんなに難しいことでもなさそうです… 金はかかると思いますが。
 
(長崎型原爆「ファットマン(=でぶ)」
 
 
 そして水爆。
 これは方式が真逆です。
 大きな核種の核分裂ではなく水素という単純な核種を融合、これは太陽が明るいのと同じ方式を実現するというものです。
 ただ、核融合には膨大なエネルギーを必要とすることから水爆の起爆装置には原爆を使用するようです。
 
 一気に反応させるのが兵器、チョロチョロ反応させるのが平和利用、そんな区分でいいのかなと思いますが、核はやはり"神の火"ですかね?
 プロメティウスになりかねません。
 
 ほぼ妄想、気が向けば続。
コメント
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