白河市が市内小中学校・幼稚園・保育園の表土除去を決定!
昨日、私の質問日でした。質問内容は、事前に質問書を提出するので、役所はわかっています。この質問書提出日に、議会で全学校校庭の表土除去を市長は発表するだろうと推測していました(ブログに書いてあります)。これは市長派の議員の行動によりわかったものです。そして、予測は当たりました。私の質問よりも少しでも早く発表したかったのでしょう。6月9日付で市役所HPで発表され、6月10日の新聞に掲載されました。予想通りでした。
さて、これは私の質問により決定されたものではありません。多くの市民のメール・手紙・電話が市役所を動かしたということです。
市民がつかんだ勝利です
それだけ多くの声が集まった。市民の声が動く気もないものを動かしたのです。今後、自分の手柄だと言う者が何人も登場するでしょうが、間違いなく市民の力が市を動かしたのです。皆さん、ありがとうございました。
昨日の私の質問内容です
1.東日本大震災に関連して
(1)放射能汚染問題について
①現在の調査方法及び範囲について
②教育委員会が所管する問題について
(校庭の表土除去・学校給食・プール使用)
③観光施設等として利用している公園の問題について
④一般家庭の汚染状況について
⑤汚染土壌及び落ち葉等の処理の仕方について
⑥農畜産物等の対策について(安全性の確認)
⑦被ばく等による健康診断等について(母乳・内部被曝)
(2)災害復旧について
①災害復旧の進捗状況について
②被災者への支援及び補償等について
(3)災害時の対応について
①各自治会等の連絡体制等について
②高齢者等の安否確認等について
この中で、一歩前進したものが他にもありました。放射能に汚染された落ち葉等の処理方法ですが、今まで通りに可燃ごみとして出していいそうです。これは、クリーンセンターの焼却装置が最新鋭のものであるため、放射能汚染された落ち葉でも焼却が可能だということがわかったからだそうです。しかし、土の処分方法は決まりません。今後も要望を続けたいと思います。
さて、質問項目の1-②では、学校給食問題についても質問しました。これについては、まったく前進していません。福島県の主たる産業は農業であり、白河市議の約7割が農家及び農家を支持母体とする議員です。合併後、白河地域選出議員も農家の親類などを訪ねて回っていると聞きます。
市は、「風評被害」「国が認めた基準をクリアしている」という考え。農業が主たる産業の福島県、農家が支持母体の議員が殆どの白河市。重い現実があります。そんな中、現在たくさんの子どもたちが白河市から避難しているそうです。県や市がこの状況では、今後避難は増えるでしょう。
皆さん、学校給食についてどのようなご意見をお持ちですか?福島県産野菜と牛乳の利用について意見をお聞かせ下さい。この厳しい現状を変えるのは、皆さんの声しかありません。
ある市民の意見です。「年齢的にはリスクのない中年でも被害を受けていない地域の野菜と牛乳が食べたい。サイゼリアは白河産の野菜の利用を中止した。それは一般消費者が店に来なくなるからだろう。外食チェーンが利用を中止しているのに、学校給食では中止しないとは、理解できない。これでは避難を考える保護者が増えるばかりだろう」
農家の方々も被害者です。補償を求める必要があります。また、土壌改良を行う必要もあります。それらの費用も請求するのは当然です。
「風評被害」と「実害」
私は、実害であると考えていますが、議会では笑われています。しかし、この放射線数値で「被害はない」と言い続けることは、世界から笑われることになると思います。このままで観光客は来ますか?数カ月すれば忘れてしまうことですか?あきれるばかりです。
この他の質問事項については、後日報告したいと思います。また、コメントいただいた中で、ガイガーカウンターでの測定を希望する方がいました。私が事務局を務めるNPO法人白河花里倶楽部ブログのコメントかメールに連絡をください。白河市内の小さなお子さんのいる家庭を優先し、無料測定したいと考えていますが、簡易測定器であることをご理解ください。これは、現在有料で商売として測定を行う業者が問題となっていることを憂慮し、決定したものです。今後は、各家庭に一台の放射線測定器配布を求めていきます。
昨日、私の質問日でした。質問内容は、事前に質問書を提出するので、役所はわかっています。この質問書提出日に、議会で全学校校庭の表土除去を市長は発表するだろうと推測していました(ブログに書いてあります)。これは市長派の議員の行動によりわかったものです。そして、予測は当たりました。私の質問よりも少しでも早く発表したかったのでしょう。6月9日付で市役所HPで発表され、6月10日の新聞に掲載されました。予想通りでした。
さて、これは私の質問により決定されたものではありません。多くの市民のメール・手紙・電話が市役所を動かしたということです。
市民がつかんだ勝利です
それだけ多くの声が集まった。市民の声が動く気もないものを動かしたのです。今後、自分の手柄だと言う者が何人も登場するでしょうが、間違いなく市民の力が市を動かしたのです。皆さん、ありがとうございました。
昨日の私の質問内容です
1.東日本大震災に関連して
(1)放射能汚染問題について
①現在の調査方法及び範囲について
②教育委員会が所管する問題について
(校庭の表土除去・学校給食・プール使用)
③観光施設等として利用している公園の問題について
④一般家庭の汚染状況について
⑤汚染土壌及び落ち葉等の処理の仕方について
⑥農畜産物等の対策について(安全性の確認)
⑦被ばく等による健康診断等について(母乳・内部被曝)
(2)災害復旧について
①災害復旧の進捗状況について
②被災者への支援及び補償等について
(3)災害時の対応について
①各自治会等の連絡体制等について
②高齢者等の安否確認等について
この中で、一歩前進したものが他にもありました。放射能に汚染された落ち葉等の処理方法ですが、今まで通りに可燃ごみとして出していいそうです。これは、クリーンセンターの焼却装置が最新鋭のものであるため、放射能汚染された落ち葉でも焼却が可能だということがわかったからだそうです。しかし、土の処分方法は決まりません。今後も要望を続けたいと思います。
さて、質問項目の1-②では、学校給食問題についても質問しました。これについては、まったく前進していません。福島県の主たる産業は農業であり、白河市議の約7割が農家及び農家を支持母体とする議員です。合併後、白河地域選出議員も農家の親類などを訪ねて回っていると聞きます。
市は、「風評被害」「国が認めた基準をクリアしている」という考え。農業が主たる産業の福島県、農家が支持母体の議員が殆どの白河市。重い現実があります。そんな中、現在たくさんの子どもたちが白河市から避難しているそうです。県や市がこの状況では、今後避難は増えるでしょう。
皆さん、学校給食についてどのようなご意見をお持ちですか?福島県産野菜と牛乳の利用について意見をお聞かせ下さい。この厳しい現状を変えるのは、皆さんの声しかありません。
ある市民の意見です。「年齢的にはリスクのない中年でも被害を受けていない地域の野菜と牛乳が食べたい。サイゼリアは白河産の野菜の利用を中止した。それは一般消費者が店に来なくなるからだろう。外食チェーンが利用を中止しているのに、学校給食では中止しないとは、理解できない。これでは避難を考える保護者が増えるばかりだろう」
農家の方々も被害者です。補償を求める必要があります。また、土壌改良を行う必要もあります。それらの費用も請求するのは当然です。
「風評被害」と「実害」
私は、実害であると考えていますが、議会では笑われています。しかし、この放射線数値で「被害はない」と言い続けることは、世界から笑われることになると思います。このままで観光客は来ますか?数カ月すれば忘れてしまうことですか?あきれるばかりです。
この他の質問事項については、後日報告したいと思います。また、コメントいただいた中で、ガイガーカウンターでの測定を希望する方がいました。私が事務局を務めるNPO法人白河花里倶楽部ブログのコメントかメールに連絡をください。白河市内の小さなお子さんのいる家庭を優先し、無料測定したいと考えていますが、簡易測定器であることをご理解ください。これは、現在有料で商売として測定を行う業者が問題となっていることを憂慮し、決定したものです。今後は、各家庭に一台の放射線測定器配布を求めていきます。