無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

2012年、復興への決意

2012年01月03日 15時04分31秒 | 日記
明けましておめでとうございます。

昨年は、東日本大震災により福島県は人災と天災という二つの災害に見舞われました。戦争と比較されるほどの大きな災害により、今も仮設住宅での生活を余儀なくされている方々がいます。また、この白河では崖崩れにより15名(西郷村3名を含む)の尊い命が失われました。地震の被害により倒壊若しくは住むことが困難となった住宅も多く、業者によると春まで解体工事の予約があるそうです。見慣れた景色も様変わりし、住宅街が空き地に変わる様子を見ることとなりました。

そして、福島県は福島原発事故の放射能汚染により世界のフクシマとなってしまいました。昨年は、政府や東電の発表、県や市の方針に翻弄された県民も多いと思います。何を信じていいのか?除染も進まず、問題は山積みとなっています。

そんな中での新年ですが、いただく賀状に暗い言葉は殆ど見られませんでした。我々議員は公職選挙法により、有権者に年賀状を出すことができません。許されるのは、いただいた賀状への返事だけとなっています。私は、1枚1枚有難い思いで拝見し、返事を出させていただいております。賀状は、皆さん同様明るいものです。

元旦深夜1時半から放映された「朝まで生テレビ」を見ました。今年は福島からの生放送で、内容は原発事故問題についてでした。俳優の山本太郎さんとジャーナリストの上杉隆さんも出演され、政府の対応のまずさと放射能汚染による危険について力説されていました。意外だったのは、拉致被害者の親族としてマスコミに登場することの多かった蓮池さんが元東電社員という立場で出演されたことです。「政府や東電発表について疑問を持っている」という言葉が印象的でした。


さて、今年も家族全員元気に新年を迎えることができました。昨年の経験により、この普通のことがどれだけ有難いことかを実感しています。母の介護は、今年で27年目となります。今年も自宅で一緒に新年を迎えることができ、嬉しく思っています。

今年も不定期更新ではありますが、ブログ更新を続けていきたいと思いますので宜しくお願い致します。