無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

参議院議員会館と経産省テントひろば「ふくしまの女たち」

2012年01月26日 23時08分36秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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 本日(26日)、東京へ行ってきました。所用があり、到着したのは午後。すぐに参議院議員会館へ向かいました。



 まず、参議院議員会館の入り口前で放射線数値を測定すると、0.093マイクロシーベルトという意外に高い数値でした。東京も汚染されているようです。その後、会館の1Fで厳しいセキュリティチェックを受けます。空港などと同じような持ち物検査ですが、金属物探知機をくぐったガイガーカウンターが急激に上昇しました。建物内は0.05程度でしたが、探知機をぐぐった直後は0.13になっていました。金属探知機は放射線を発していることになりますが、それでも微量の0.13程度であれば、空間1マイクロに住む人たちの健康はどうなるのか?不安に思うのは当然です。

 まずは、長年お付き合いをさせていただいている荒井広幸参議院議員の部屋に要望書を持って伺いました。



 突然の訪問でしたので、他の場所で会議中ということでしたが、わざわざ戻ってきてくださいました。



 次の予定までの時間、国会で使用するボードで説明をいただきました。野党(民主党以外の政党)提出法案により、応急基金を使い、福島県の対象外の方々を救済できるように作った法案だが、民主党の反対があった。それに伴い、福島県が条例を早急に整備していなかったために、現在も救済されないでいる。やっと、つい最近になり福島県も整備に動いている様子である。という内容の説明をいただきました。荒井先生は、早稲田大学で客員教授をされていたこともあり、大変わかり易い説明でした。また、子どもと妊婦を救済する法案の準備をしているとのお話でした。

 

 私の訪問後、荒井先生と同じく、この「子どもと妊婦を救済する法案」に力を入れている川田龍平参議院議員との会議があるとのことで、その前に一緒に写真を撮らせていただきました。お忙しい中、ありがとうございました。



 川田龍平議員は、薬害エイズの被害者として初めて実名を出して被害を訴えた人です。「命を守る」ということに力を入れる議員のお一人であると思います。



 自民党森雅子参議院議員にも要望書をお渡ししました。議員は留守でしたが、秘書の田原さんが現在森議員が力を入れている子どもの健康を守るための施策について説明をしてくださいました。白河の現状を説明するとともに、問題の解決へ向け、ご尽力いただけるように要望をしてきました。お忙しい中、ありがとうございました。



 民主党の増子輝彦参議院議員の部屋にもお邪魔しました。出掛ける直前とのことでしたが、写真を撮らせていただきました。お忙しい中、ありがとうございました。



 民主党の金子恵美参議院議員の部屋もお邪魔しました。事前アポなしの訪問でしたが、写真まで撮らせていただきました。本当にありがとうございました。

 この他、小熊慎二参議院議員、岩城光英参議院議員の部屋にもお邪魔し、秘書の方に要望書をお渡ししました。皆様、突然の訪問にも関わらず、親切な応対をしていただき、本当にありがとうございました。

 私の訪問で事態が前進するとは思えませんが、少しでもアクションを起こし、皆様の思いを伝えていきたいと思います。
 
 その後、経済産業省前で行われている「ふくしまの女たち」のテントひろばに行きました。物々しい雰囲気かと思いましたが、静かな官庁街の中に、静かに小さなテントがありました。皆さん、温和な方々ばかりで、動画で見た物々しさとは別世界です。関東の方々、福島県の方々、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
 この抗議テントは、経産省から立退きを迫られているそうです。期限は明日。昨日、経産省に電話で確認した際には、期限は設けていないとのことでしたが、書面に期限が記載されているようです。 「ふくしまの女たち」主催者の方に、3月のイベントチラシをいただきました。今度、紹介させていただきます。福島の地から応援させていただきます。

2012.01.26,経産省前テントひろば


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チェルノブイリの真実を知る菅谷松本市長への脅迫と講演中止

2012年01月26日 07時16分50秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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長野県の菅谷昭松本市長は、医師としてベラルーシで放射能被曝により甲状腺がんを患った子どもたちの医療活動をされた経験がある方だそうです。私も福島原発事故後、菅谷松本市長の「ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間」を読ませていただきました。また、この医療活動にあたり、長年勤務された病院を辞め、その退職金で無償活動をされたそうです。その無欲な生き方に心から感動致しました。

 現在、日本全国の自治体が原発事故による自主避難者を受け入れてくださっています。中でも、松本市を目指す自主避難者は、菅谷市長を信頼しての行動ではと推測させていただいております。各自治体の自主避難者受け入れに対し、心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。

 さて、菅谷昭松本市長は予定していた横浜市での講演を中止されたそうです。その理由については、主催者である「横浜の子どもたちを放射能から守る会」HPにありましたが、その内容に驚きました。

 脅しとも受け取れる出来事があり、身の危険を感じての中止だということです。

 このような行為は、経済産業省前で行われている「ふくしまの女たち」の抗議活動に対してもあるようです。昨日、主催者のHP経産省前テント(※先ほどから突然アクセス不能となりました)を拝見し、その事実を知り、その理不尽さに驚きました。無力・無抵抗な女性たちに対しての圧力や脅迫行為に対し、我々福島県民は無関心でいのか? 我々の怒りの代弁者である方々への攻撃は、福島県民への攻撃であります。

マスコミが報道しない「ふくしまの女たち」への威圧行為をユーチューブで見ました。このような車が数十台にもなることがあるとか。

その時彼が現れた~経産省前テントひろば


 私たちは、巨大地震に襲われました。その恐怖の後に崖崩れや津波が起こり、たくさんの人命が失われました。そして、福島県民を次に襲ったのは福島原発事故です。これまで、どれだけ不安を抱え過ごしてきたか?白河でも家屋崩壊は多く、次々と住宅が撤去されています。避難を余儀なくされた警戒区域の方々の苦しみ。そして、高放射能地域で、外に子どもを出すこともできずにいる親たちの苦しみ。余震の恐怖と放射能の恐怖の中で過ごしているのです。これを知りながらの脅迫行為に対し、怒りを感じています。

 どうしてマスコミは何も報道をしないのでしょうか?

 先日見たチェルノブイリ事故10年後のドキュメンタリーフィルムに登場したベラルーシの人の言葉が思い出されます。
  「私たちは国に見放された」
 
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